渡航関連情報
世界の医療事情

平成26年6月10日

地域別医療事情

医務官駐在公館

 外国での生活や旅行の際に最も不安を覚えるとしたら,「もし,病気になったり,怪我をした時にはどうしよう」ということだと思います。この「世界の医療事情」は,そうした邦人の方々の不安を少しでも解消しようと開始されました。一方,前回の調査から2年を経過し,国によっては医療事情に大きな改善が見られたり,政治状況等の不安定化により悪化したりして情報の内容に変化が生じています。そこで,今回,邦人の方々に最新の情報を提供するため,内容を改訂することと致しました。

 平成23年10月の統計では海外に在留されている邦人数は,118万人余りで3年前より6%程増加となっています。 一方,海外に渡航された日本人数は,平成18年の1,753万人をピークに平成21年は1,544万人と減少傾向がみられたものの,その後平成23年には1,699万人と増加傾向にあり,日本人のグローバル化の波は絶え間なく続いているといえるでしょう。こうした状況下で,滞在や旅行される国や地域も拡大し,それに伴って病気や事件・事故に遭われ在外公館の支援を受ける邦人の方は,平成23年では2年前より700人ほど多い19,500人余りとなっています。

 「世界の医療事情」は海外の医療事情について基本的情報を整理し邦人の方々に滞在や旅行の際の心構えをもっていただくこと,また,万が一,病気や事故に遭われた時にどのような医療機関で受診が可能かなどの「海外で身を守る」ための大切な情報を満載しています。この情報は,大使館等の在外公館に配属されている90人余の医務官が,現地における地道な情報収集活動の成果をとりまとめたものです。

 この「世界の医療事情」が海外に滞在する,あるいはこれから旅行を考えられている邦人の方々にとって,安全と健康のための一助となることを願っています。

福利厚生室長

「世界の医療事情」の改訂にあたって

 「世界の医療事情」は2001年4月に資料集として初版が刊行され,その後2004年10月に第2版が改訂刊行されるとともに,外務省ホームページにも掲載を開始いたしました。その後はホームページのみ随時部分改訂を行いましたが,2008年8月にはホームページ第2版として全面改訂を行いました。今回の改訂では,138の国・地域を掲載し内容も出来るだけ最新のものに書き換えられています。

 初版が作成された2001年には68公館70名であった医務官数は,2013年1月で95公館97名と増加しており,それに伴い調査対象国・地方都市の数も増えています。 各医務官は駐在している任国以外に近隣国,もしくは任国内に在外公館がある地方都市にも定期的に出張し,それらの地についても調査及び視察を行っています。この「世界の医療事情」は,こうした現地で生活をしている医務官が自ら体験し,確認した現地の医療事情を集め,皆様に提供しております。

 多くの日本人の方々が海外に出て行かれる現在,この「世界の医療事情」がこれから海外に渡航される皆様にご活用頂ければ,大いに役立つものと願っております。

(注) 各国・地域に掲載している医療機関は,あくまでも在留邦人等の方々の便宜を図るために掲載しているものであり,現地の全ての医療機関を網羅しているものではありません。また,掲載している医療機関であっても,その診療内容を保証するものではありませんので,受診に際しては,各医療機関のホームページ等も参考にして下さい。

外務省福利厚生室 外務省診療所長


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