世界の医療事情

インド

平成28年10月

1 国名・都市名(国際電話番号)

 インド(デリー,グルガオン,ムンバイ,ベンガルール)(国際電話国番号+91)

2 公館の住所・電話番号

在インド日本国大使館 (毎週土日休館)
住所:50-G, Chanakyapuri, New Delhi 110021, India
電話:(91-11)2687-6564 / 2687-6581~3
ホームページ:http://www.in.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(注)土日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので,ご覧ください。

4 衛生・医療事情一般

 インドは日本の約9倍という広大な面積を有し,人口は12億人を超えています。1年,は暑期(3~4月),酷暑期(5~6月上旬),モンスーン期(6月下旬~9月),中間期(10~11月),冬期(12~2月)に分けられますが,国土が広いため,地域により気候は異なります。デリー,グルガオンおよびその近郊では,酷暑期には45度を超える暑さとなる一方で,冬期には5度前後まで気温が下がり,寒暖の差はかなり大きいです。また,ムンバイは年間を通して高温多湿な気候であり,ベンガルールは,海抜900m以上にあることから年間を通して過ごしやすいとされています。

 インドは全土で水事情が悪く,上水道は1日に数時間程度しか供給されません。そのため多くの家庭ではタンクを設けて水をためています。蛇口から出る水道水をそのまま飲用とすることはできません。レストランで出されるグラスの水,ジュースの中の氷についても,どのように作られたものかわからなければ注意してください。飲用にはペットボトルやボトル詰めのミネラルウォーターやジュースを選び,開栓の際に密閉が確かであったか確認するようにしましょう。

 都市部には衛生的な高級レストランも増えてきました。外食ではこういった衛生的なレストランを選ぶようにしましょう。一方,庶民的なレストランや露天も数多くあり,中には不衛生なところもありますので注意が必要です。外食の際には生野菜やカットフルーツ,生フルーツジュースは避ける方が無難です。

 都市部には最新の医療機器や清潔感のある個室を備えた私立総合病院がいくつかあります。一般に都市部の私立総合病院の備える医療機器や外来担当医師の水準は,おおむね先進国と比べて遜色がないといえます。一方で,看護師や病棟の助手,検査技師などの医療スタッフについては,日本人が日本の病院で期待するような患者に寄り添ったケアを提供してくれるとは言いがたいのが現状です。また,ほとんどの病院は部門ごとに縦割りとなっており,医師の受診,血液検査,レントゲン検査,薬局などで,受付と支払いを別々に繰り返さなければならず,検査結果が出たら医師を再受診する前に自分で受け取る必要があります。各受付では列を作らず早い者勝ちの状態であることもしばしばです。

 デリーやグルガオン,ムンバイ,ベンガルールといった都市部では,自動車などの排気ガスによる大気汚染が顕著で, 例年,11月から1月にかけて,微小粒子状物質(PM2.5)や粒子状物質(PM10)の濃度が高い日が続きます。呼吸器や循環器に基礎疾患をお持ちの方は注意が必要です。

5 かかり易い病気・怪我

 インドは感染症の宝庫といわれ,様々な感染症があります。これは都市部でも例外ではありません。特に消化器感染症とデング熱などの蚊が媒介する感染症には注意が必要です。

(1)消化器感染症

 食べ物や飲み物を介して経口感染する消化器感染症は,旅行者や在留外国人にとって最もかかりやすい感染症です。特に大腸菌などによる細菌性胃腸炎(下痢症)が多く,腸チフス,パラチフス,細菌性赤痢,アメーバ赤痢,コレラ,A型肝炎,E型肝炎などは,都市部でもよく見られます。

 腸チフスとパラチフスは高熱を主な症状とする病気で,潜伏期間は1~2週間です。必ずしも下痢や腹痛などの腹部症状を伴うとは限りません。血液検査で診断し,抗菌薬で治療します。腸チフスにはワクチンがあります。

 細菌性赤痢の潜伏期間は1~4日で,発熱,腹痛,下痢(しぶり腹),粘血便といった症状があります。診断は便の細菌検査で行い,抗菌薬で治療します。

 アメーバ赤痢の潜伏期間は2~4週間と長く,症状は下痢や粘血便などです。検便で診断し,抗寄生虫薬で治療します。

 コレラは潜伏期間が1日程度と短く,白っぽい米のとぎ汁状の下痢を特徴とします。下痢がひどく脱水になりやすいので,十分な点滴治療が必要となります。

 A型肝炎,E型肝炎は潜伏期間が1ヶ月程度と長く,発熱や全身倦怠感といった風邪のような症状で始まり,次第に黄疸が出現します。治療薬はなく,安静を保ち自然に回復するのを待ちますが,1%ほどは命にかかわるような重症肝炎(劇症肝炎)になるとされています。E型肝炎は妊婦が感染すると重症となり,流産の危険性が高くなります。A型肝炎にはワクチンがありますが,E型肝炎にはありません。

 このほかにもジアルジアや回虫などの寄生虫疾患を含め,多くの消化器感染症があります。

(2)デング熱・デング出血熱

 デングウイルスによる感染症で,ヒトはウイルスに感染したネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊に刺されることで感染します。雨期の後の蚊の増える時期,インド北部では8月末~11月頃に人口の密集した大都市を中心に流行します。潜伏期間は多くが4~7日で,突然の高熱で発病します。典型的には,頭痛,眼の奥の痛み,関節痛,筋肉痛などを伴い,遅れて発疹もよく見られます。デング出血熱では鼻血や消化管出血,注射の後出血が止まりにくいなどの症状が出たりします。さらに急激な血圧の低下といったショックを伴うことがあり(デングショック症候群),こうなると大変危険な状態です。ワクチンも治療薬もないため,予防は蚊に刺されないようにすることのみで,治療は対症療法となります。解熱剤としてはアセトアミノフェンを使用し,ほかの解熱剤には使ってはいけないものもあります。

(3)チクングニヤ熱

 チクングニヤウイルスはネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介される病気で,潜伏期間は数日~10日前後,関節痛を伴う突然の高熱で発病します。症状がデング熱とよく似ているため,しばしばデング熱と間違えられるようです。かつては主に南インドでよく見られた病気ですが,2016年,デリー・グルガオンではデング熱以上の患者数が報告されています。蚊の増える8月末~11月頃に患者が増加します。通常命にかかわることはありませんが(死亡率0.1%未満),患者数の多い当地では,死亡例の報道もあります。関節痛,関節の腫脹が長期間持続することが多く,しばしば痛み,腫れのため動けず臥床を強いられます。ワクチンも治療薬もありません。

(4)マラリア

 インドに分布するマラリアは熱帯熱マラリアと三日熱マラリアで,インド全体の報告数ではおよそ半々となっています。マラリアの報告が特に多いのは,オディシャ州やチャッティースガル州で,これらの州では,ほとんどが熱帯熱マラリアです。熱帯熱マラリアは治療が遅れると高率に死亡する危険な病気です。マラリアはハマダラカという蚊によって媒介される病気で,都市部を中心に流行するデング熱とは対照的に非都市部(農村部)で見られることが多いとされています。デリーでも年間200~400例の報告がありますが,デリー以外の地方で感染しデリーにやってきた出稼ぎ労働者なども多く含まれていると考えられています。

 また,最近ムンバイでは,マラリア患者の増加が問題となっていますが,都市部に居住する場合には抗マラリア薬の予防内服の必要はありません。

(5)結核

 インドでは結核の罹患率が極めて高く,世界の感染者の5分の1を占めるとされています。多剤耐性結核が増えてきているのも大きな問題となっています。新規登録結核患者の3%が多剤耐性になっているとのデータもあります。

(6)狂犬病

 インドは狂犬病の犠牲者が世界で最も多い国で,年間2万人以上が狂犬病で亡くなっています。インド人は宗教上の理由で殺生を好まないため,野犬がそのまま放置されており,至る所に野犬がいます。インドでは狂犬病の感染源動物として95%以上がイヌで,次いで猿とのデータがあります。野犬や猿には絶対近づかないようにしてください。たとえワクチンを曝露前接種していても,犬などのほ乳類に咬まれたりなめられたり引っかかれたりした場合は追加のワクチン接種等が必要ですので,その日の内に医療機関を受診してください。

6 健康上心がける事

 インドは経口感染症の多い国ですので,食事の前や外出から戻ったときに手を洗うようにすることが重要です。石けんを十分泡立ててまんべんなく手を洗ってください。同様に,使用人特にコックには,手洗いの習慣を徹底的に指導することが重要です。

 インド料理はスパイシーで油も多く使われており,慣れていないと胃腸への負担が大きく,胃もたれや下痢をしやすくなります。暑いインドでの下痢は脱水になりやすいので,水分補給に努めてください。

 夏のインドは大変暑く,地域によっては湿度も高くなります。熱中症には十分な注意が必要です。遺跡など屋外の観光施設が多いため,炎天下で長時間の観光の際には,日傘を使用するか帽子をかぶる,ボトルの水(電解質の入ったスポーツドリンクが望ましい)を携帯する,無理なスケジュールを避けるなどの注意が必要です。

 インドは車の運転マナーが大変悪く,交通事故も頻繁に起きています。道を歩く際には十分気をつけてください。

 野犬が多いことは前項で述べましたが,そのほか牛や猿などは都市部でもよく見かけます。こうした動物も人に危害を加える危険がありますので,近寄らないようにしてください。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら

(1)赴任者に必要な予防接種(成人,小児)

 インド入国にあたり日本人に義務づけられている予防接種はありません。

 成人では,A型肝炎,B型肝炎,日本脳炎,破傷風,腸チフス,狂犬病に対して免疫を付けておくべきです。日本脳炎以外の予防接種は現地医療機関でも受けることができます。狂犬病の予防については曝露後免疫で対応すればよいとする考え方もありますが,グルガオンなど都市部であってもヒト狂犬病免疫グロブリン(注)の供給が不安定であるため,都市部への赴任者であっても曝露前免疫を受けておくことをお勧めします。

(注)暴露前免疫を受けていない人が,犬や猿などに襲われ血が出るほどの怪我を負った場合に投与が必要となります。同じような怪我を負った場合でも曝露前免疫が終わっている人には必要ありません。

 インドは2011年以降野生型ポリオによる新規感染者がなく,2014年3月にWHOはインドをポリオ清浄国に認定しました。このような背景から,インド国内でポリオに感染するリスクはないと考えてよく,インド赴任に際してポリオの予防接種を追加する必要はないと考えられます。(2016年10月現在)

 しかし,隣国パキスタンでは現在もポリオが流行しているため,パキスタンとの間を出張などで行き来する必要がある場合には,パキスタンにおける最新のポリオ流行状況,パキスタン出入国の際のポリオワクチン接種証明書の提示の要否を確認してください。

 小児については,日本で行われている予防接種に加え,A型肝炎,B型肝炎,腸チフス(2歳以上),狂犬病(曝露前免疫)の予防接種を受けられることをお勧めします。

(2)現地の小児定期予防接種一覧

小児予防接種一覧
初回 2回目 3回目 4回目 5回目
BCG 出生直後
ポリオ(経口) 出生直後 6週 10週 14週 15~18ヶ月
DPT 6週 10週 14週 15~18ヶ月
麻疹 9ヶ月
MMR 15~18ヶ月
B型肝炎 出生直後 6週 6ヶ月
腸チフス 2歳
インフルエンザ菌b型 6週 10週 14週 15~18ヶ月

(3)小児が現地校に入学・入園刷る際に必要な予防接種・接種証明書

 特にありません。

8 乳児検診

 インドでは決まった乳児健診はありません。予防接種の際に簡単な診察が行われることがあるようです。

9 病気になった場合(医療機関等)

 インドでは一般に政府系公立病院よりも私立病院の方が清潔で医療レベルも高いため,邦人の多くは私立病院を利用します。私立病院ではほとんどの場面で英語が通じます。大きな病院では外国人用窓口を設けているところもあります。

 初めての受診の場合,登録料が必要となることがあります。専門医を受診する場合には事前に予約するのが原則です。インドでは医師は一つの病院にのみ所属しているとは限らないため,目的とする医師が病院にいないことがあります。受診を希望する医師がいるかどうかを事前に確認し,予約するようにしてください。

 インドの私立病院では,診療記録は患者に渡され,書類には検査の指示や投薬内容が記載されており,検査を受けたり薬を購入したりする際にはこの診療記録を提示します。

 検査を受けた場合,検査結果は各自で取りに行くのが一般的です。検査室で結果がいつわかるのかを教えてくれますので(教えてくれなければ確認してください),病院の結果受取窓口で受け取るようにしてください。最近では,メールに添付して検査結果を送ってくれる医療機関も複数あります。2回目以降の受診の際には,診療記録と検査結果等を忘れないように持参してください。

 私立病院の医療費は安くはありません。インドに来られる方は,海外旅行傷害保険等に加入されることをお勧めします。

 入院に際しては部屋のランクにより室料が異なるのはもちろん,診察料金も異なることが一般的です(室料が高いと診察料金も高くなる)。入院時には数万ルピーの前払い金(デポジット)の支払いを求められます。

 次に挙げる病院は,特に断りのない限り小児診療を含め24時間対応可能です。Fax番号の記載のない病院への,文書・画像伝達には,各施設のホームページからe-mailを活用してください。

デリー

(1)Max Super Speciality Hospital
所在地:2, Press Enclave Road, Saket, New Delhi 110017
電話番号:(011)-26515050,(救急番号:40554055)
FAX:(011)-2651-0050
ホームページ:http://www.maxhealthcare.in別ウィンドウで開く
概要:ニューデリーとその近郊に7つの病院を持つ医療グループの中心的病院です。別棟に心臓・血管センターがあり,ここにはニューデリー地域を受け持つ救急センターがあって,グループで十数台所有する救急車を管理しています。病院は新しく清潔で,最新の設備をそろえています。外来専門のMax Multi Speciality Centerを利用する邦人も多いようです(所在地:N-110, Panchsheel Park, New Delhi 110017,電話番号:(011)-46097200, Fax:(011)-26499860)。
(注)ニューデリー近郊のNoidaGurgaonにも系列病院があります
NoidaMax Hospital
所在地:A-364, Sector-19, Noida 201301, UP,
電話番号:(0120)-6629999, Fax:(0120)-2535557
GurgaonMax Hospital
所在地:Block-B, SushantLok-1, Gurgaon 122001, Haryana
電話番号:(0124)-6623000, Fax:(0124)-6623111)。
(2)Fortis Flt. Lt. Rajan Dhall Hospital(通称Fortis Hospital
所在地:Sector-B, Pocket 1, Aruna Asaf Ali Marg, Vasant Kunj, New Delhi 110070
電話番号:(011)-42776222
ホームページ:http://www.fortishealthcare.com別ウィンドウで開く
概要:規模は大きくありませんが新しく清潔な病院です。ニューデリーおよびその近郊に約10の系列病院を持っています。ニューデリー日本人学校から近く,生徒・児童も利用しています。他の病院と異なり病院専属の医師が多いことと,入院の場合部屋のランクにかかわらず診察料金等が同じになっているのが特徴です。
(3)Indraprastha Apollo Hospital
所在地:Sarita Vihar, Delhi-Mathura Road, New Delhi 110076
電話番号:(011)-26925858, (011)-26925801
FAX:(011)-26825563
ホームページ:http://www.apollohospdelhi.com別ウィンドウで開く
概要:インドでは最大級の規模で,設備も最新のものをそろえています。日本人を含め外国人がよく利用しています。外国人向け窓口をしてExecutive Loungeが設けられています。
ニューデリー近郊のNoidaにも病院があります。
Apollo Hospitals Noida
所在地:E-2,Sector-26,Noida,UP 201301
電話番号:(0120)-4012000, Fax:(0120)-2445355)

グルガオン

(1)Medanta the Medcity
所在地:Sector 38, Rajiv Chowk,Gurgaon 122001, Haryana
電話番号:(0124)-4141414, (0124)-4411441
FAX:(0124)-4834111
ホームページ:http://www.medanta.org別ウィンドウで開く
概要:インドで有名な心臓外科医が,理想の病院を目指し2009年に開院しました。1,250床の大型私立総合病院で,診療科ごとに外来と入院病床が接続しているのが特徴です。
(2)Fortis Memorial Research Institute, Gurgaon
所在地:Sector 44, Opposite HUDA City Centre Metro Station, Gurgaon – 122002
電話番号:(0124)-4962200,(救急番号(0124)-4213333)
FAX:(0124)-4962222
ホームページ:http://www.fmri.in別ウィンドウで開く
概要:インド国内各都市で私立総合病院を展開する私立病院グループのメイン病院です。2012年7月に開業し,現在1,000床とのことです。
(3)Artemis Health Institute
所在地:J-Block,Mayfield Gardens,Sector 51, Gurgaon 122001, Haryana
電話番号:(0124)-6767999,(救急番号(0124)-6767000)
ホームページ:http://www.artemishospitals.com別ウィンドウで開く
概要:2007年に設立された350床の中規模総合病院です。
(4)Max Hospital, Gurgaon
所在地:Block-B, Sushant Lok-I, Gurgaon, 122-001, Haryana
電話番号:(0124)-6623000,(救急番号(011)-40554055)
FAX:(0124)-6623111
ホームページ:http://www.maxhealthcare.in/index.php/hospital-network/max-hospital-gurgaon別ウィンドウで開く
概要:インド北部を中心に国内に12病院を展開するMax Healthcareグループが2007年7月に設立した56床の中規模総合病院です。
(5)Columbia Asia Hospital, Palam Vihar
所在地:Block-F, Gol Charkkar, Ansals Palam Vihar, Gurgaon, 122017, Haryana
電話番号:(0124)-39898969
FAX:(0124)-3022022
ホームページ:http://india.columbiaasia.com/hospitals/palam-vihar別ウィンドウで開く
概要:米国資本の病院で,マレーシア,インド,ベトナム,インドネシアに病院を持っています。インド国内には11病院を展開しています。90床のコンパクトな病院です。

ムンバイ

(1)Breach Candy Hospital
所在地:60-A, Bhulabhai Desai Road, Cumballa Hill, Mumbai 400026
電話番号:(022)-23667997, (022)-23667996
ホームページ:http://www.breachcandyhospital.org別ウィンドウで開く
概要:患者のほとんどはインド人です。外国人としてはアメリカ人やイギリス人が多いそうです。病室は全室個室で,やや古い建物ですが,産科病棟は清潔感があり母子共々リラックスできる環境とのことです。救急外来は24時間体制です。
(2)Saifee Hospital
所在地:15/17 Maharshi Karve Marg, Mumbai 400004
電話番号:(022)-67570111 FAX:(022)-67570777
ホームページ:http://www.saifeehospital.com別ウィンドウで開く
概要:もともとは古い歴史のある病院ですが,建て替えられ近代的なビルとなり,清潔感があります。入院病室の室料はリーズナブルですが,病床数はあまり多くありません。ICUは37床有り,ムンバイでは最大規模とのことです。感染症専用のICUもあります。心臓救急外来も出来るようになりました。フィットネスセンター,ヨガ教室,アーユルベーダなどもあります。救急外来は24時間体制です。
(3)Lilavati Hospital & Research Center
所在地:A-791, Bandra Reclamation, Bandra (W), Mumbai 400050
電話番号:(022)-26751000 / (022)-26568000,(救急番号(022)-26568063)
ホームページ:http://www.lilavatihospital.com別ウィンドウで開く
概要:ベッド数390の比較的空港に近い病院です。VIPやボリウッドスターが良く利用する病院とのことです。医療機器は最新のものがそろっています。外来診療は午前8時から午後10時までですが,午後4時以降はプライベート外来(Private OPD)と呼ばれ,医師個人が病院の施設を利用して患者さんを診るという形式をとっています。このため,午後4時以降の診察には予約が必要です。24時間体制の救急室があります。脳外科,心臓の救急対応が可能です。
(4)Bombay Hospital & Medical Research Centre
所在地:12, Marine Lines, Veer Nariman, Mumbai 400200
電話番号:(022)-22067676
FAX:(022)-22080871
ホームページ:http://www.bombayhospital.com別ウィンドウで開く
概要:1952年設立で800床以上を有する大病院です。建物の古さは否めませんが,医療機器は最新のものをそろえています。南ムンバイの中心地区にあり,外傷,心臓疾患,脳卒中などたいていのことに対応可能です。
(5)Kokilaben Dhirubhai Ambani Hospital & Medical Research Institute
所在地:301,Rao Saheb Achutrao Patwardhan Marg,Four Bungalows, Andheri(W), Mumbai 400053
電話番号:(022)-30999999,(救急番号(022)-30919191)
ホームページ:http://www.kokilabenhospital.com別ウィンドウで開く
概要:2009年開業のインドの大手財閥であるリライアンス系列の病院。ムンバイ中心部からやや遠いのが難点ですが,大変ゆったりとした作りになっています。付き添い家族のためのホテルも併設しています。
(6)Jaslok Hospital & Research Centre
所在地:15-Dr.G.Deshmukh Marg, Pedder Road, Mumbai 400026
電話番号:(022)-66573010,(022)-66573333
ホームページ:http://www.jaslokhospital.net別ウィンドウで開く
概要:街中の21階建ての個人総合病院です。火傷,感染症,精神科疾患以外の全ての患者を引き受けています。24時間体制の救急室があり心臓,脳外科救急外来が可能です。産科は不妊治療も可能です。腎臓移植部門もあります。

ベンガルール

(1)Sakra World Hospital
所在地:SY No 52/2 & 52/3. Devarabeesanahalli, Varthur Hobli, Bangalore, 560103
電話番号:(080)-49694969,(救急車:(080)-49624962)
ホームページ:http://www.sakraworldhospital.com/別ウィンドウで開く
概要:日系企業が経営に携わる2014年3月開院の私立総合病院です。入院病床は 294床で,6つのコアセンター(脳神経センター,心臓センター,消化器センター,整形外科センター,腎・泌尿器センター,女性・小児センター)及び17診療科を有しています。日本と同じスタイルの健康診断,成人健診を受けることができ,各種腫瘍マーカーの検査,脳ドック,大腸の内視鏡検査にも対応しています。
(2)Columbia Asia Referral Hospital, Yeshwanthpur
所在地:#26/4, Brigade Gateway, Malleshwaram West, Bangalore 560055
電話番号:(080)-39898969,(救急番号(080)-30115555)
ホームページ:http://www.columbiaasia.com/別ウィンドウで開く
概要:ベンガルールには他にもColumbia Asia Hospital,Hebbal(Kirloskar Business Park,Bellary Road, Bangalore)があります。院内各部門がオンラインで結ばれており,検査データが外来や病棟の端末で見られるなど,インドの病院としては進んだシステムになっています。
(3)Apollo Hospital
所在地:154/11,Bannerghatta Road, Bangalore 560076
電話番号:(080)-26304050, (080)-26304051,(救急番号(080)-26304126)
FAX:(080)-41463151
ホームページ:http://www.apollohospitalsbangalore.com別ウィンドウで開く
概要:2007年にオープンしたアポロ病院グループ系列の病院です。最新の医療機器をそろえ,ほぼすべての診療科に対応できます。受診に当たっては事前に予約しておくことをお勧めします。
(4)Manipal Hospital
所在地:98, HAL Airport Road, Bangalore 560017
電話番号:1800-30014000,(救急番号(080)-22221111)
FAX:(080)-25266757
ホームページ:http://www.manipalhospital.org別ウィンドウで開く
概要:1990年設立でベッド数650床の大病院です。最新の医療設備をそろえ,先端医療も行っています。患者数が多いので,受診前に予約することをお勧めします。
(5)Fortis Hospitals Bannerghatta Road
所在地:154/9,Bannerghatta Road, Bangalore 560076
電話番号:(080)-66214444
ホームページ:http://www.fortishealthcare.com/別ウィンドウで開く
概要:市の南側にある病院で心臓疾患,脳外科,整形外科,産婦人科を得意としているとのことです。院内感染症対策は専属の医師がおり,データをきちんと取っていて安全に注意しています。50%以上の医師が海外留学の経験があります。ベッド数は300床です。

ジャイプール

(1)Fortis Escorts Jaipur Hosptal
所在地:Jawaharlal Nehru Marg, Malvia Nagar, Jaipur, RJ 302017
電話番号:(0141)-4097109
ホームページ:http://fortishealthcare.com別ウィンドウで開く
概要:2007年に開業した当地でハイレベルの病院で教育病院にもなっています。清潔で明るい院内の印象は日本人の感覚にマッチします。24時間体制の救急室があり,あらゆる病気に対応できます。透析可能です。経費にかかわらず当地でのハイレベルの医療を希望するとしたらこの病院は選択肢の一つになります。
(2)SDM Hospital (Santokba Durlabhjee Memorial Hospital)
所在地:Bhawani Singh Marg, Near Rambagh Circle, Jaipur 302015
電話番号:(0141)-2566251~58
Fax:(0141)-5110209
ホームページ:http://sdmh.in 別ウィンドウで開く
概要:小規模大学病院という印象。腫瘍科以外の全ての科を網羅しています。寄付によって経営がされていますので経済的問題なしで受診できます。RJ州で最高レベルの病院の一つです。

10 その他の詳細情報入手先

(1)在インド日本国大使館 ホームページ:http://www.in.emb-japan.go.jp/index-j.html別ウィンドウで開く

11 現地語一口メモ

「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療英語)をご参照ください。


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