2010年10月
スリランカ民主社会主義共和国(コロンボ市)(国際電話国番号094)
事実上の首都コロンボはスリランカ西岸に位置し気候は年間を通じて高温多湿であり、消化器系の感染症に注意する必要があります。飲料水は水道水を煮沸するかミネラルウォーターが勧められます。コロンボ市内の医療水準は比較的良好で一般的な疾患には対処できる私立病院がいくつかあります。病院を受診する際は手続きや支払い等が煩雑なため、各病院のコーディネーターを介することを勧めます。病院受付等で問い合わせて下さい。外来診察費(診察のみ)は1,000〜5,000ルピー前後です。入院の際にはデポジットとして10,000〜25,000ルピーの現金かパスポートが必要です。医療費は全般的には決して高額ではありませんが、海外旅行傷害保険等には加入しておくことを勧めます。なお難しい手術を要する場合等にはバンコク、シンガポールや日本への移送も念頭に置く必要があります。
(1)デング熱及びチクングンヤ熱:蚊(ネッタイシマカ等)に刺されることによって感染します。約1週間の潜伏期間後、高熱、頭痛、関節痛等の症状の他肝機能低下を招くこともあります。稀にデング出血熱と呼ばれる重篤な状態になることもあります。コロンボ市内でも多くの患者が発生しています。蚊に刺されないよう虫除けスプレーや蚊取り線香などの対策が必要です。
(2)肝炎(主にA型)、腸チフス・パラチフス、赤痢、アメーバ赤痢等:生水の飲用や加熱不十分な食事等から感染するリスクは常に存在します。
(3)レプトスピラ症:ネズミ等の動物の尿に汚染された水や土から皮膚の傷口等を介して感染します。不衛生な水には不用意に入らないよう注意が必要です。
(1)高温多湿なので脱水、熱中症予防のため十分な水分補給が勧められます。
(2)運転マナーはよくないので交通事故には注意が必要です。
(3)野犬は多いので咬まれないよう注意が必要です。
(4)毒蛇もいるのでむやみに茂みに入ったりしないよう注意が必要です。
長期滞在する場合、成人にはA型B型肝炎、破傷風トキソイド、腸チフスワクチン接種が勧められます。小児の場合も定期予防接種以外は成人に準じます。コロンボ市内の病院で接種可能です。
| 初回 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | |
|---|---|---|---|---|---|
| BCG | 出生時 | ||||
| ポリオ(経口生ワクチン) | 2ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月 | 18ヶ月 | 5歳 |
| DPT | 2ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月 | 18ヶ月 | 5歳(DT) |
| B型肝炎 | 2ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月 | 18ヶ月 | |
| インフルエンザb菌 | 2ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月 | 18ヶ月 | |
| 麻疹 | 9ヶ月 | 15ヶ月(MMR) |
上記ワクチンはコロンボ市内の私立病院で接種可能です。なお、病院により6価(DPT,Hib,HB,ポリオ)の予防接種も可能です。
特に必要ありません。
特に行われてはいませんが定期的に乳児の診察をしてもらうことは可能です。
所在地:23 Deshamanya H.K. Dharmadasa Mawatha, Colombo2
電話:230-4444 ,557-7111
ファックス:243-0393
概要:労働福祉事業団との提携総合病院で邦人診療には積極的です。
所在地:578, Alvitigala Mawatha, Colombo5
電話:453-0000
ファックス:451-1199
概要:旧アポロ病院です。名前を変更しただけです。
所在地:21, Kirimandala Mawatha Narahenpita, Colombo5
電話:452-4400
ファックス:452-7311
概要:検査、健康診断部門で実績のある総合病院です。
所在地:3, Alfred Place Colombo3
電話:541-0000
ファックス:537-6630
概要:心臓外科で実績のある総合病院です。
(診療9時〜20時30分、ポヤデー休診日)
所在地:296, Main Street, Battaramulla
電話:288-7772
ファックス:288-7770
概要:日本製機器が揃い、日本語を話せるスタッフも数名います。
(1)〜(4)は基本的には毎日24時間対応可能、小児救急受け入れ可能です。
スリランカ保健省ホームページ:http://www.health.gov.lk ![]()
医療機関の受診は英語で問題ありません。