在外公館医務官情報

ベトナム

2013年1月

1.国名・都市名

 ベトナム社会主義共和国(ハノイ市・ホーチミン市)(国際電話国番号84)

2.公館の住所・電話番号

3.医務官駐在公館

4.衛生・医療事情一般

(1)気候

 南北に長い地形のため,地域により大きく異なります。

 北部に位置するハノイは亜熱帯性気候に属し,日本ほどではありませんが四季の変化がみられます。高温多湿の夏が最も長く,5月頃から10月頃まで続きます。最高気温が30℃を越える日が連日のように続き,時には40℃前後にもなり,平均湿度は80%以上となります。11月頃には暑さが和らぎ,湿度も少し下がってきて,比較的過ごしやすい秋となりますが,12月頃には気温が更に低くなり冬へと移行します。最低気温が10℃以下になることもあります。2月後半頃から徐々に寒さが和らいではくるものの,濃霧やこぬか雨のためにどんよりとした冬は翌年3月頃まで続き,日ざしがみられるようになる4月頃にやっと短い春を迎えます。このようにハノイの気候は季節によって大きく変わるので,その時々に応じた体調の管理が必要となります。

 南部に位置するホーチミン市は熱帯モンスーン性気候に属し,年間の平均気温は25℃以上,平均湿度は70%以上であり,一年を通して高温多湿の環境です。気温は3月から5月にかけて最も高くなり,最高気温が40℃近くまで上昇することもあります。12月から2月は気温が低めとなり比較的過ごしやすくなります。季節は5月から10月までの雨期と11月から4月まで乾期に大別されますが,雨期といっても一日中降り続くことはまれで,夕刻にシャワーのような雨が短時間降ることが多いようです。

(2)医療環境・水準

 都市部と地方の医療環境は大きく異なり,医療水準の地域格差は近年ますます拡大しています。また,公立医療機関と私立医療機関においても医療環境は大きく異なります。公立では医療スタッフ,受容能力,医療機器等の絶対数が不足していますが,地方においてより顕著であるために,患者が中核病院に集中しており,中核病院は常時受診者で混雑していて本来の機能が果たせない状況です。われわれが公的医療機関に満足しうる医療を期待することは困難な状況であると言わざるをえません。他方,ハノイやホーチミン市には近代的な医療機器を備えた私立病院・クリニックがいくつかあり,重症でなければわれわれが利用できる医療環境となってきています。しかし,未だタイやシンガポールなどの医療水準に到達しているとは言い難い状況ではあるので,診断の難しい病気や高度な医療が必要な場合には近隣の医療先進国あるいは日本などでの診断・治療も選択肢として視野に入れて対応していくのが良いと思われます。そのためには予め医療先進国への緊急移送の特約を付加した海外旅行傷害保険に加入しておくことをお勧めします。

(3)医療機関の受診

 公的医療機関では上記の状況に加えて,通常はベトナム語のみの対応となるので,あまりお勧めはできません。私立病院・クリニックの中には日本人や日本語で対応可能なスタッフが勤務しているところがあり,在留邦人の多くはそのような医療機関を利用しています。私立医療機関の救急外来の多くは24時間体制となっており,受診の際の予約は不要です。他方,専門外来はまず予約を入れてから受診するのが一般的です。医療費の支払は現金払いが原則ですが,多くの医療機関でクレジットカードが利用でき,海外旅行傷害保険のキャッシュレスサービスを利用できるところも増えてきています。

(4)食品衛生

 高温多湿である当地の気候は病原体の繁殖には絶好の環境であるにもかかわらず,流通ルートを含む生鮮食品を扱う現場は衛生管理が徹底されているとは必ずしも言えないので,かなり経口感染(食中毒)のリスクが高い環境と言えます。水道水の水質は良好とは言い難く,そのまま飲まずボトルウォーター(ミネラルウォーター)などを利用するようにしてください。また,外食をする場合などには衛生管理のしっかりしたレストランを選ぶといった注意も必要です。

5.かかり易い病気・怪我

 一般的にわれわれ外国人が生活しているような生活環境であれば,かぜや下痢といった日本でも日常的にみられている病気が大部分を占めています。しかし,デング熱,日本脳炎,マラリア,食中毒,赤痢,アメーバ赤痢,A型肝炎,腸チフス,狂犬病,結核,B型肝炎といった日本より感染のリスクが高い病気も数多く存在するので,これらの病気に対する予防対策,健康管理を日頃からおこなっておく必要があります。また,交通事情が劣悪であることから,交通事故に遭わないための注意も必要です。

(1)呼吸器感染症

 かぜ,インフルエンザ,気管支炎といった呼吸器感染症は当地で最も日常的な病気であり,一年を通してみられています。ベトナム保健省の疾病統計(2010)においてもこれらの呼吸器感染症の受診者数が上位を占めています。季節性インフルエンザについては,感染症サーベイランスのシステムが確立されていないのでその動向を正確に把握することは困難ですが,当地でも流行がみられています。一年を通して感染の可能性はあるといわれており,必ずしも流行時期に一定の傾向はみられないようですが,ハノイなどでは冬期と夏期に概ね流行のピークがみられます。

(2)急性腸炎・食中毒・寄生虫症

 下痢は当地ではきわめて日常的な病気です。比較的軽い症状で終わる場合が多いものの,細菌性食中毒,ノロウイルス感染症などで重症化する場合もあり,衛生状態の悪い環境では赤痢,アメーバ赤痢も決してまれな病気ではありません。また,寄生虫症もまれな病気ではなく,当地の代表的な寄生虫としては回虫,蟯虫,鞭虫などが挙げられ,定期的に駆虫薬を服用することを勧めている医師もいます。 A型肝炎はA型肝炎ウイルスに汚染された水や食品(魚介類,野菜など)を摂取することにより感染しますが,当国は感染リスクの高い国と言われているので,A型肝炎の予防接種が勧められています。腸チフスはサルモネラ菌の一種であるチフス菌による経口感染症ですが,当地では赤痢,アメーバ赤痢,A型肝炎などよりも罹患率は低いものの,腸チフス汚染地域(感染リスクの高い地域)に指定されているので注意が必要です。日本では承認されていませんが,予防に有効なワクチンがあり,当地で接種可能です。

(3)デング熱

 熱帯シマ蚊やヒトスジシマ蚊を介して感染するウイルス感染症です。近年感染が拡大傾向にあるので,今後の動向に注意する必要があります。ベトナム全土に感染のリスクがありますが,なかでも南部および中部のリスクが高くなっています。蚊の発生しやすい雨期に流行がみられますが,南部などでは一年を通してみられます。出血傾向を伴ったデング出血熱やデングショック症候群として発症し生命に関わることもありうるので,慎重な経過観察が必要となります。ワクチンや予防薬・特効薬はないので,長袖・長ズボンを着用する,防虫スプレーなどを使用する,網戸を利用するといった対策とともに,身近な水たまりの水を捨てて蚊の発生を防ぐ,蚊を駆除するといった対策も重要です。

(4)交通事故

 交通事故による年間死亡者数は1万人以上,事故・傷害・中毒による死亡は全死亡原因の24%(保健省疾病統計2010)と言われています。また,交通事故による頭部外傷が全死因の一位とも言われており,道路の歩行や自転車やオートバイの利用の際に交通事故に巻き込まれるリスクも高くなっているので,日頃からの慎重かつ注意深い対応が求められています。

(5)日本脳炎

 全土(特に北部)において感染患者の報告はみられているものの,都市部の感染リスクは高くはありません。日本脳炎ウイルスに感染したブタやイノシシなどの宿主を吸血した蚊を介して感染するのでて農村部に多くみられ,ハノイの近郊でもみられています。日本脳炎ウイルスがヒトに感染しても多くは無症状で終わるものの,発病した場合の死亡率は約30%,半数近くに後遺症が残るといわれているので,予防接種を受けておくことが望ましいと考えられます。

(6)マラリア

 ハノイ,ホーチミン,ダナン,ハイフォンなどの都市部,紅河デルタ一帯,ニャチャン以北の沿岸リゾート地などのマラリア感染リスクは極めて低いといわれていますが,中部高原や東南部などをはじめとした地方(農山村地帯)では感染リスクがあるので注意を要します。感染リスクの高い地域に旅行あるいは滞在する場合には,虫除けや蚊帳を使って夜間に蚊に刺されないよう注意するとともに,抗マラリア薬の予防内服の必要性について事前に医師に相談することをお勧めします。なお,都市部の感染リスクは低いとはいえ,稀に南部の都市部で旅行者が感染したとの報告もあるようなので,蚊に刺されないための対策を日頃から行っておくことは重要です。もし感染リスクのある地域に滞在した後に発熱などのマラリアを疑わせる症状がみられた場合には速やかに専門医を受診する必要があり,併せてインドシナ半島に薬剤耐性マラリアが存在していることを考慮した対応も必要となります。

(7)狂犬病

 狂犬病ウイルスを保有しているイヌ,ネコ,コウモリ,サルなどに咬まれる等により感染します。狂犬病患者の多くはメコンデルタ地域からの報告ですが,動物の狂犬病はベトナム全土で確認されています。狂犬病ウイルスを保有している可能性のある動物に咬まれた場合は直ちに傷口を良く洗い,できればアルコール消毒し,速やかに医療機関を受診して発症を予防するためのワクチン接種(暴露後免疫)等の処置を受ける必要があります。狂犬病のリスクのある動物と接する機会が多い場合や咬まれても直ぐに医療機関を受診できない環境で生活する場合には予めワクチン接種(暴露前免疫)を受けておくことが勧められます。

(8) 結核

 ベトナムの結核罹患率(人口10万人対199(2010年))は日本の約10倍,世界の結核高まん延国22か国の中のワースト12位(WHO)にランクされており,今なお新たに年間18万人が感染していると推測(2012年)されてもいるので,日頃からの予防意識が重要です。手洗い,うがいの励行,日々の健康管理とともに,定期健康診断をきちんと受ける,かぜのような症状が長引く場合には放置しないで受診するといったことが重要となります。

6.健康上心がける事

 当地に限らず,在外生活では病気の予防がきわめて重要です。赴任前の予防接種,定期的な健康診断,規則正しい生活,適度な運動などの主体的な自己管理が必要です。それと同時に,病気や怪我をした時に円滑に対応できるように,医療先進国への緊急移送の特約を付加した海外旅行傷害保険に加入しておくことも重要です。

(1)食べもの・水

 都市部の生活では過度の心配は不要ですが,食生活に関する最低限の注意事項は守る必要があります。水道水は飲まない,衛生状態の悪い屋台などでの食事は控える,家庭で調理する際には十分に加熱処理を行い,手洗いを励行するといった点については日頃から心がけておく必要があります。

(2)熱中症・脱水症

 高温多湿の環境では熱がこもりやすく,気づかないうちに熱中症や脱水症になっていることもあります。とりわけ屋外で活動する場合などには,通気性・吸水性の良い服装にする,水分(電解質,糖)を十分に補給する,涼しいところでこまめに休憩をとるといった予防対策が必要となります。

(3)日やけ

 紫外線は日本よりも強く,曇りの日でも思いのほか強いものなので,屋外では紫外線を通しにくい服を着る,帽子,サングラス,日傘などを上手に使う,日焼け止めをムラなくこまめに塗布するといった紫外線対策をおこなうようにしてください。

7.予防接種

現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)PDF

(1)赴任者に必要な予防接種

<成人>

強く勧めるもの:A型肝炎,B型肝炎,破傷風(追加接種)

望ましいもの:日本脳炎,季節性インフルエンザ

生活環境により考慮:狂犬病,腸チフス(日本では未認可)

<小児>

年齢によっても各予防接種の有用性は異なるので医師ともご相談ください。

強く勧めるもの:定期予防接種(BCG,ポリオ,DPT,MR,日本脳炎),B型肝炎

望ましいもの:流行性耳下腺炎,水痘,A型肝炎,Hib(ヒブ:インフルエンザ菌b型),ロタウイルス,小児用肺炎球菌,季節性インフルエンザ

生活環境により考慮:狂犬病,腸チフス(日本では未認可)

(2) 黄熱ワクチン接種証明書(イエローカード)の提示義務

 アフリカ,中南米の黄熱流行地から入国する場合には,黄熱ワクチンの接種証明書が求められることがあります。(日本から入国する場合は不要)

(3) 当地で黄熱ワクチンが接種可能な施設

Epidemic Control Center of Hanoi, Hanoi Health Department
4 Son Tay Street, Ba Dinh District, Hanoi

電話:04-3733-9803
*ただしベトナム語のみの対応となります。

(4)ベトナムの小児定期予防接種一覧

ベトナムの小児定期予防接種(公費による実施)
  初回 2回目 3回目
BCG 出生時~1ヶ月 なし なし
経口ポリオ 2ヶ月 3ヶ月 4~5ヶ月
DPT 3種混合 2ヶ月 3ヶ月 4~5ヶ月
B型肝炎 2ヶ月 3ヶ月 初回から6ヶ月後
麻疹 9ヶ月 3歳 なし
日本脳炎 1歳 初回から1ヶ月後 初回から6ヶ月後
5価ワクチン(DPT, B型肝炎, Hib) 2ヶ月 3ヶ月 4~5ヶ月

公費(無料)によるワクチンの多くはベトナム製を使用。
外国製ワクチンを希望する場合は私立の医療機関にて接種(私費)。

(5)小児が当地の教育機関に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 当地日本人学校では入学の際に予防接種証明書を提出する必要はありません。その他のインターナショナルスクールでは学校により取り扱いが異なり,医師の署名入りの接種証明を求めているところもあります。所定の用紙を準備している学校もあるようなので,できれば事前に確認してください。少なくとも入国前に英文の接種記録の証明書を作成してもらい,持参されることをお勧めします。

8.病気になった場合(医療機関等)

(1) 医療機関の選択

 当地の公立病院の待合室は大勢の患者で混雑しており,そのような環境で長時間待たされることが日常化しており,しかもベトナム語で対応しなければならないので,公立病院の利用はお勧めはできません。医療費の支払いに問題がなければ,外国人の多くが利用している私立の病院・クリニックの受診をお勧めします。日本人が比較的利用しやすいと思われる医療機関は以下(3)のとおりです。

(2)救急医療

 救急電話番号:救急車 115

 緊急の場合に上記電話番号に連絡して公的な救急車を呼ぶことは可能ですが,ベトナム語しか通じない,搬送先の病院の指定ができない,一度入院すると転院が困難となることが多いといった理由よりお勧めではなく,外国人のよく利用する病院やクリニックの日本語受付に連絡をして,その医療機関が所有している救急車に来てもらうか,自力でこれらの医療機関の救急外来を受診することをお勧めします。以下(3)に挙げた病院・クリニックの多くは24時間体制で受け入れています。

(3) 医療機関

◎ハノイ

(1) Vinmec International Hospital (ビンメック ホスピタル)

所在地:458 Minh Khai Street, Hai Ba Trung District, Hanoi

電話:04-3974-3556(代表),日本語直通 090-2144-445,0123-7446-228 救急外来 04-3974-4333

診療時間:月曜~金曜8時30分~17時00分 土曜8時30分~12時00分
*救急外来は24時間体制。救急車の依頼も可能(有料)

日本語対応:日本人看護師1名(日本の看護師資格保有)

主な診療科:総合診療科,内科専門科,外科専門科,整形外科,脳神経外科,小児科,腫瘍科,産婦人科,皮膚科など概ね全科。デイケア,リハビリンセンターなどもある。予防接種も可能

主な設備:入院施設500床規模((2012年9月現在 200床が稼働),集中治療室(ICU),手術室(12室+日帰り手術用5室),分娩室(10室),MRI(3テスラ),CT(128列),超音波,内視鏡など

概要:2012年に外国人や富裕層をターゲットとして開院した私立総合病院。国際基準をうたっている。救急外来は多発外傷にも対応。健康診断パッケージや出産パッケージもある。

(2) Hanoi French Hospital (ハノイ フレンチ ホスピタル)

所在地: 1 Phuong Mai Street, Dong Da District, Hanoi

電話:04-3577-1100 日本語直通 04-3576-0508

診療時間: 月~金曜8時30分~17時00分 土曜8時30分~12時00分
*救急外来は24時間体制。救急車の依頼も可能(有料)

日本語対応:日本語で対応可能なベトナム人スタッフ1名

診療科:総合診療科,内科専門科,外科,脳神経外科,小児科,産婦人科,皮膚科,耳鼻咽喉科,眼科,整形外科,精神科,麻酔科,歯科など概ね全科。予防接種も可能

主な設備:入院施設(56床),集中治療室(ICU 5床),手術室,CT,超音波,内視鏡,院内薬局など

概要:ハノイで最初に開設された外国人を対象とした入院設備を有する私立総合病院。フランス人医師(常勤,短期派遣)とベトナム人非常勤医師で構成。出産パッケージや健康診断パッケージなどもある。

(3) Family Medical Practice, Hanoi (ファミリー メディカルプラクティス, ハノイ)

所在地:本院 298 I Kim Ma Street, Ba Dinh District, Hanoi
小児科分院 298 D Kim Ma Street, Ba Dinh District, Hanoi

電話:本院 04-3843-0748 (24時間救急対応),小児科分院 04-3726-5222
(24時間対応日本語直通ホットライン 08-3822-1919)

診療時間:本院 月~金曜8時30分~17時30分 土曜8時30分~12時30分
小児科分院 月~金曜8時30分~17時30分
*救急外来は24時間体制。救急車の依頼も可能(有料)

日本語対応:日本人看護師(日本の看護師資格保有) 2名および日本人スタッフ2名

主な診療科(事前の予約が望ましい):総合診療科,内科,小児科,産婦人科(分娩施設はないがフレンチホスピタルと連携),理学療法,臨床心理(心療内科)。専門科(外科,耳鼻咽喉科,眼科,皮膚科,整形外科,泌尿器科など)は予約制。予防接種も可能。各種健康診断や救命救急処置の出張トレーニングも行っている。

主な設備:救急治療室,レントゲン設備,超音波診断装置,短期入院施設(2床),院内薬局など

概要:外資系のクリニック。ホーチミン市,ダナン市にも同じ系列のクリニックがある。総合診療科,内科,小児科は外国人常勤医師4名が,専門科はベトナム人非常勤医師が対応している。

(4) International SOS, Hanoi Clinic (インターナショナルSOS・ハノイクリニック)

所在地:51 Xuan Dieu Street, Tay Ho District, Hanoi

電話: 04-3934-0666 (24時間対応) 08-3829-8520 (24時間Alarm Center: ベトナム全土共通)

診療時間:月曜~金曜8時00分~19時00分 土曜8時00分~14時00分
*救急外来は24時間体制。救急車の依頼も可能(有料)

日本語対応:日本人医師1名(産婦人科),日本人看護師(日本の看護師資格保有)1名,日本人スタッフ1名

主な診療科:総合診療科,小児科,産婦人科,皮膚科,耳鼻咽喉科,眼科,外科,整形外科,泌尿器科,放射線科,呼吸器科,消化器科,歯科,理学療法など。予防接種も可能

主な設備:レントゲン設備,超音波診断装置,短期入院施設(2床),理学療法施設,院内薬局など

概要:全世界に展開しているアシスタンス会社(International SOS)直営のクリニック。緊急コールを受け付ける併設のアラームセンターと連動し,初期診療から緊急移送の実施まで行う。総合診療科は常勤医師(外国人3名,ベトナム人3名)が,総合診療科以外は非常勤のベトナム人医師が担当している。

(5) H Clinic Trung Hoa (H クリニック)

所在地:24T1 Hoang Dao Thuy Street, Cau Giay District, Hanoi

電話:04-6251-2835

診療時間:月曜~金曜8時30分~12時30分13時30分~17時30分, 土曜8時30分~12時30分

日本語対応:なし。英語,フランス語,ベトナム語での対応となるが,ハノイフレンチ病院の日本語担当(ベトナム人スタッフ)の電話による通訳が可能なこともある。

主な診療科:総合診療科,小児科,産婦人科

主な設備:レントゲン検査室,超音波検査室,院内薬局。(血液検査はフレンチホスピタルにて実施)

概要:2006年に開院したハノイフレンチホスピタル系列のクリニック

<歯科医療機関:ハノイ>

(1) Westcoast International Dental Clinic, Hanoi (ウエストコースト デンタル クリニック, ハノイ)

所在地:2F Syrena Shopping Center, Tay Ho District, Hanoi

電話:04-3710-0555,日本語ホットライン090-271-6703

診療時間:月曜~金曜8時30分~17時30分 土曜8時30分~12時30分

日本語対応:日本人スタッフ1名(月~金),日本語で対応可能なベトナム人スタッフ1名

概要:中国系カナダ人歯科医が院長を務める近代的な歯科クリニックで,レントゲン検査はデジタル化されている。イタリア人歯科医も勤務している。

(2) One Dental Clinic

所在地:No. 8, Lane 27, Xuan Dieu Street, Tay Ho District, Hanoi

電話:04-3718-6168

診療時間:月曜~金曜8時30分~17時00分 土曜8時30分~12時30分

日本語対応:なし。英語,フランス語またはベトナム語での対応となる。

概要:長年ファミリープラクティス歯科にて勤務していたカナダ人歯科医が2010年に開院したクリニック。パノラマレントゲン撮影装置を備えている。カナダで歯科医師免許取得した院長とフィリピン人歯科医が診療。

(3)Peace Dental Clinic (ピース デンタル クリニック)

所在地:2nd Floor Green Island Building, 51A Nguyen Khac Hieu Street, Ba Dinh District, Hanoi

電話:04-3715-2286

診療時間:月曜~金曜8時00分~17時30分 (毎週土日休診)

日本語対応:なし。英語またはベトナム語での対応

概要:米国資本の歯科クリニック。米国人歯科医(米国の大学歯学部卒)が勤務

○ホーチミン市

(1)Franco-Vietnamese Hospital (フランコ ベトナミーズ ホスピタル)

所在地:6 Nguyen Luong Bang Street, Tan Phu Ward, District 7, HCMC

電話:08-5411-3333 (日本語:内線1183)(24時間救急 08-5411-3500)

診療時間:月曜~金曜 7時30分~18時00分 土曜 7時30分~12時00分
*時間外診療 月曜~金曜 18時00分~21時00分
*救急外来は24時間体制。救急車の依頼も可能(有料)

日本語対応:日本語で対応可能なベトナム人スタッフ2名

主な診療科:総合診療科,内科,外科,小児科,産婦人科,整形外科,皮膚科,耳鼻咽喉科,眼科,泌尿器科,口腔外科,歯科,放射線治療,整体,理学療法,カウンセリングなど,ほぼ全科をカバー。

主な設備:入院施設(350床),手術室,集中治療室(ICU),新生児ICU(NICU),超音波砕石室,各種検査室(超音波・内視鏡・CT・MRI・核医学),院内薬局など。

概要:2003年に開院されたフランス資本の総合病院。国際レベルの技術を身につけた常勤医70名(フランス人20名,ベトナム人50名)と200名ほどの看護師が勤務する。常時フランス,ベルギー,スイスから各分野の専門医を招き,医療技術の向上を図っている。また,通常の健康診断のほか,労働許可,ビザ申請,入学に必要な健康診断も行っている。

(2)Family Medical Practice, Ho Chi Minh City (ファミリー メディカルプラクティス ホーチミンシティ)

所在地:Diamond Plaza 34 Le Duan Street, District 1, HCMC

電話:08-3822-7848(24時間対応)日本語直通 08-3822-1919

診療時間:月曜~金曜8時30分~17時30分 土曜8時30分~12時30分

日本語対応:日本人医師2名,日本人スタッフ2名

主な診療科:総合診療科,内科,小児科,整形外科・外傷外科,理学療法など(事前の予約が望ましい)。専門科(皮膚科,耳鼻咽喉科,放射線科など)は予約制。

主な設備:救急治療室,レントゲン設備,超音波診断装置,短期入院施設,院内薬局など

概要:外国人を対象にしたクリニック。日本人医師,イスラエル人医師などの外国人医師,ベトナム人医師が勤務。同じ系列のクリニックの中心的な役割を担っている。

(3)International SOS, Ho Chi Minh Clinic(インターナショナルSOS・ホーチミン クリニック)

所在地:167A Nam Ky Khoi Nghia Street, District 3, HCMC

電話:08-3829-8424 (24時間対応)  24hr Alarm Center 08-3829-8520 (ベトナム全土共通)

診療時間:月曜~金曜8時00分~18時00分 土曜8時00分~18時00分
*救急外来は24時間体制。救急車の依頼も可能(有料)

日本語対応:日本人医師1名,日本人看護師(日本の看護師資格保有)1名

主な診療科:総合診療科,小児科,産婦人科,皮膚科,耳鼻咽喉科,眼科,外科,整形外科,泌尿器科,放射線科,精神科,呼吸器科,消化器科,歯科,整体,心理カウンセリングなど。

主な設備:救急治療室,レントゲン設備,超音波診断装置,短期入院施設2床,院内薬局など

概要:全世界に展開しているアシスタンス会社(International SOS)直営のクリニック。診療内容はインターナショナルSOS・ハノイ クリニックとほぼ同じであるが,ベトナムでは当クリニックをセンターとして運営している。総合診療科は常勤医師(外国人5名,ベトナム人4名),総合診療科以外の専門科はすべて非常勤のベトナム人医師が担当している。

(4)Lotus Clinic (ロータス クリニック)

所在地:22-22 Bis Le Thanh Ton Street, Ben Nghe Ward, District 1, HCMC

電話:08-3827-0000

診療時間:月曜~金曜9時00分~12時30分,14時00分 ~18時00分,土曜9時00分~13時00分

日本語対応:日本人医師2名,日本人看護師(日本の看護師資格保有)2名,日本人スタッフ1名。ベトナム人スタッフは全員日本語で対応可能

主な診療科:総合診療科(プライマリーケア)

主な設備:検査室(レントゲン・超音波・内視鏡),小児用プレイゾーン,ベビーシート,授乳室など

概要:2007年8月に開院したベトナムで初めての日系クリニック。日本人医療スタッフにより,「海外医療への不安解消」や海外に滞在しながら「日本と同じ医療を受診できる環境作り」を目指して診療している。入院が必要と認められる場合にはホーチミン市内だけではなく,日本,タイ,シンガポールなどの病院への紹介も行う。予防接種や健康診断にも力を入れている。

<歯科医療機関:ホーチミン>

(1)West Coast Dental Clinic (ウエストコースト・デンタル);ホーチミン

所在地:27 Nguyen Trung Truc Street, Ben Thanh Ward, District 1, HCMC

電話:08-3825-6999, 日本語ホットライン093-524-2820

診察時間:月曜~金曜8時00分~20時00分,土・日 9時00分~17時00分

日本語対応:日本語で対応可能なベトナム人スタッフ1名

概要:中国系カナダ人歯科医が勤務する歯科クリニック。ハノイのWest Coast Dental Clinicと同じ経営母体。オーストラリア人の治療コーディネーターも勤務(日本語不可)。

(2)Naomi Dental Clinic

住所:R4-45 Hung Phuc 4, Phu My Hungt, District 7, HCMC

電話:08-3935-5410, 日本語ホットライン:0122-272-3964

診察時間:月曜~土曜 9時00分~19時30分 日曜9時00分~16時00分

日本語対応:日本人歯科医1名,日本人スタッフ1名,日本語対応可能なベトナム人スタッフ2名

概要:日本人歯科医が勤務している歯科クリニック

(3)Smile Dental Clinic

所在地:173 Ton Dat Tien Street, Phu My Hung, Tan Phong Ward, District7, HCMC

電話:08-5413-6634(代表),016-5511-3366(日本語),016-5511-2255(英語・ベトナム語)

診療時間:月曜~土曜 9時00分~12時00分 14時00分~18時30分

日本語対応:日本人歯科医1名,日本人歯科衛生士1名

概要:日系歯科クリニック。インプラントを除く一般歯科および小児期からの矯正を含めた予防歯科に力を入れている。

9. その他の詳細情報入手先

 在ベトナム日本国大使館ホームページ:http://www.vn.emb-japan.go.jp他のサイトヘ

 在ホーチミン日本国総領事館ホームページ:http://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp他のサイトヘ

 在ベトナム日本国大使館医務官室 04-3846-3000 (内線3140), 04-3846-3014 (直通)

10.現地語・一口メモ

(上記の医療機関では概ね日本語あるいは英語による受診が可能です。
ベトナム語は声調が複雑なためにカタカナ読みではほとんど通じませんが,ご参考まで)

病院 benh vien(ベン ヴィエン)

医師 bac si(バック シイ)

救急 cap cuu(カップ キューウ)

風邪 bi cam(ビ カム)

発熱 bi sot(ビ ソーッ)

頭痛 dau dau(ダウ ダウ)

胸痛 dau nguc(ダウ グッ)

腹痛 dau bung(ダウ ブン)

下痢 di ngoai(デイ ゴオアイ)

吐気 non(ノン)

傷 bi thuong(ビ トゥオン)

薬 thuoc(トゥオーック)

注射 tiem(ティエム)

具合が悪い bi om(ビ オーム)

デング熱 sot xuat huyet(ソッ スアッ フェッ)

アメーバ赤痢 benh ly amip(ヴェン リ アミップ)

A型肝炎 viem gan A(ヴィエム ガン アー)

B型肝炎 viem gan B(ヴィエム ガン ベー)

日本脳炎 viem nao nhat ban(ヴィエム ナーオ ニャッ バン)

腸チフス benh thuong han(ベン トゥオン ハーン)

マラリア sot ret(ソッ ゼッ)

狂犬病 benh dai(ベン ザイ)

性病 benh hoa lieu(ベン ホア リエウ)

エイズ si da(シー ダー)

熱中症 say nang(サーイ ナーン)

脱水症 mat nuoc(マーッ ヌオック)

心筋梗塞 nhoi mau co tim(ニョイ マーウ コー ティム)

脳梗塞 nhoi mau nao(ニョイ マーウ ナーオ)

交通事故 tai nan giao thong(タイ ナン ザオ トン)

鳥インフルエンザ cum ga(クム ガー)

病院へ連れて行って欲しい Xin lam on dua toi den benh vien(シン ラムオン ドゥア トイ デン ベン ヴィエン)

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