在外公館医務官情報

ブルキナファソ

2015年4月1日

1.国名・都市名

 ブルキナファソ(首都ワガドゥグ)(国際電話国番号226)

2.公館の住所・電話番号

3.医務官駐在公館

4.衛生・医療事情一般

 西アフリカに位置するブルキナファソは大変気候条件が厳しいところであり、また上下水道等社会基盤の整備が大変遅れています。飲料水に対する注意、普段の手洗いの励行は重要です。

 気候の基本は3月から6月までの乾季と、7月から10月までの雨季に大別され、雨季には湿度が80%近くにまで達することがある一方乾季には10%を切ることもあります。そしてその中間の11月から2月までの時期は、比較的落ち着いた気候と言われていますが、サハラ砂漠南の内陸国のため、やはり暑く乾燥しています。乾季には一日の最高気温が40℃を超えることも日常的です。赤道付近でいわゆる髄膜炎菌ベルト地帯に当たり、特に乾季には乾燥したハルマッタンと呼ばれる北からの強い風が吹き荒れ、その時期に髄膜炎菌による細菌性髄膜炎が多く見られます。そして常にハマダラカによるマラリア感染の危険があります。

 当地の衛生・医療レベルの指標になるものとして、WHOの2010年度の統計では1000出生当たりの乳児死亡率は62/1,000人出生児比(2012年)と極めて高い数値であり、男性の平均寿命が57歳、女性が59歳(ともに2012年数値)という現状です。医療水準は首都ワガドゥグにおいてもかなり制約されたものと言わざるを得ません。まず日常的に断水・停電が起こり、このような環境下での診療が前提となります。そして肝心の病院においては数、質ともに大きく立ち遅れています。ブルキナファソ全土での登録医師総数は676名(2009年度保健省統計。全人口は2009年度15,224,780名)であり、絶対的な医師数が不足しています。参考までに先進国の中で医師が不足しているといわれる日本においては220人/10万人(2010年)となっており,ブルキナファソに当てはめればおよそ4.4人/10万人となります。つまり信頼に足る公立病院は認められず、後述するいくつかの私立医療機関でようやく一部の限られた分野の治療を行うレベルです。休日や夜間の緊急時にどこまで対応出来るかは甚だ疑問であり、また検査機器が通常通り稼働しているかどうか、確認する必要があります。そして外科等を始めとする各分野の専門医の不足、特に脳神経外科や心臓血管外科手術を広く行うことは困難であり、一般的な腹部・消化管手術もかなり限られたものにならざるを得ないと考えられます。整形外科領域においては、国内のブルキナファソ人に対して関節置換術等を行っておりますが、安心して外国人が受けることが出来る手術であるとは考えられません。また輸血においても先進国で一般的に施行される照射は行っておらず、潜在的に感染の危険があります。

 従って当地での診療において最も大切なことは、重症かつ緊急を要する疾患については速やかに国外へ搬送することとなります。外国人の場合ブルキナファソ国内での主な診療対象は、総合的な一般診療(感冒、下痢、腸炎、軽症の呼吸器疾患等)や、重症化していないマラリアその他の感染症、骨折を伴わない簡単な外傷への対処が主になると思われます。しかも実際の入院に関しては、数日程度の点滴治療や安静で回復が期待出来る疾患に限られます。

 妊娠・出産、出産後の対応に関しては、妊婦の検診、正常分娩であれば可能と思われます。ただし帝王切開、異常分娩や他の婦人科疾患を合併している場合、また輸血の可能性が出てきた場合の対応には、前述のような不安があります。そのため可能であればフランスや日本での出産をお勧めします。母子検診や乳幼児の予防接種については、部分的には当地でも可能と思われます。

 薬に関しては首都ワガドゥグの薬局でマラリア治療薬も含めて、多くの薬が医師の処方箋がなくても購入出来ます。

総合的な医療レベルから判断すれば、先進国と比較して厳しい医療水準と判断せざるを得ません。

5.かかり易い病気・ケガ

 前述のように水道・電気等の公共設備が大きく立ち遅れており、従って水道水の飲用は避けて、生野菜の摂取も極めて限定されたものとなります。こうした注意を怠らないようにしても尚、以下の疾患群に対しては特に注意が必要と思われます。

(1)マラリア

 マラリアはハマダラカによって媒介され、吸血の際にマラリア原虫が体内に侵入し、1週間から3週間前後の潜伏期を経て発熱、貧血、脾腫を主症状に発症します。主に熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵形マラリア、四日熱マラリアの4種類がありますが、中でも熱帯熱マラリアは短期間に脳症、急性腎不全、出血傾向、肺水腫、低血糖等の重篤な合併症を引き起こす(重症化)ことがあり、注意が必要です。

 2010年度の保健省の統計では、2009年を通して医療保健機関を受診する患者の45.4%がマラリアの治療のためであり、そして死亡原因の第一位(50.7%)を占めています。年間のマラリア患者数は4,539,984例、その内重症マラリアは346,536例、死亡者は7,982例であり、死亡率は175.8(人口10万対)となります。2010年度のWHOの統計では死亡率は178(人口10万対)とさらに厳しい現状です。

 地方と都会では差がありますが、マラリアの危険については首都ワガドゥグにおいても同様と考える必要があります。そして蚊の大量発生が見込まれる雨季はもちろんのこと、一年を通して注意を払う必要があります。従ってハマダラカの生息に適している沼地や人工貯水池の近くでの居住や滞在は避けることを勧めます。ハマダラカの活動は夕方から明け方にかけてであり、予防策としては長袖や比較的熱を吸収しない白い服の着用、虫除け剤の使用、家屋にもよりますが就寝時の蚊帳の使用、そして予防薬(Malarone®mefloquineであるLariam®Mephaquin®Mefliam®等)の服用等が挙げられます。また24℃以下の気温では蚊の吸血活動は急速に低下すると云われており、ある程度エアコンを利用するのもよいと思われます。

 急な発熱を認める場合には、まずマラリアを念頭において速やかに対処する必要があります。重症化する熱帯熱マラリアの場合には症状も急速に進行し、治療が遅れれば命にかかわる場合もあるからです。治療としてはartemetherの合剤であるCoartem®Artefan®が当地でもよく使用されます。重症化した場合、クリニックではQuinine(キニーネ)の静注を行うことがありますが、副作用(胃腸障害、肝障害、腎機能障害、心毒性等)についても十分な注意が必要となります。

(2)髄膜炎菌性髄膜炎

 当地はいわゆる赤道直下の髄膜炎菌ベルト地帯に当たり、主に乾季に髄膜炎菌(N.meningitidis)の飛沫感染により流行します。最近では2007年に全土で24,423名の患者が発生し(保健省統計)、致死率は7.3%に上りました。また2010年の1月以降も急速に流行し、3ヶ月間だけで630名が死亡しました。急激に発症し、激しい頭痛、悪寒、発熱(38~40℃)を伴い、さらにそのまま敗血症、ショック状態に移行することもあります。

 治療には抗生物質の投与が必要であり、ワクチンとしてはACWYの4価のものが推奨されます。ただワクチンの効果としては長くても5年と考え、当地で3年を越えて滞在するのであれば一度追加接種を考慮する必要があります。さらに2010年初頭に当地で流行した髄膜炎の起因菌は主にA群髄膜炎菌でしたが、中にはX群のものも認められました。従ってワクチンの接種で全てを防ぐことが出来ない点にも注意が必要です。

(3)黄熱病、デング熱その他熱性疾患

 黄熱病、デング熱ともネッタイシマカによって媒介されるウイルス性(Flavivirus族)熱性疾患ですが、中でも黄熱病は3~6日間の潜伏期を経て発熱、黄疸、出血傾向を示し、致死率60%にも達する恐ろしい疾患です。現在は当地でもワクチンの接種が普及していますし、入国に際してワクチン接種が義務づけられています。

 日本でも患者が確認されたデング熱は2~15日間の潜伏期を経て不快感、倦怠感に続く突然の発熱、頭痛、筋肉痛となって発症します。自然に解熱することもありますが、デング出血熱に移行した場合には出血とショックに対して輸血を含めた治療が必要となります。

 当地においてはこれら熱性疾患も時としてマラリアと診断される傾向もあるため、医療機関を受診する際には医師の言うことを鵜呑みにし過ぎないよう配慮も必要です。

(4)感染性胃腸障害(旅行者下痢症)

 大部分が不衛生な水を摂取することによって生じる感染性腸炎で、多くは下痢、腹痛、発熱を伴います。コレラは米のとぎ汁様の大量の下痢と嘔吐を伴うため急激な脱水に陥り、2005年には1,050名の患者が発生し、16名の死者が出ました。細菌性赤痢は血便を伴います。また当地では新鮮な卵を手に入れることは困難であり、加熱処理を加えなければサルモネラ食中毒の危険もあります。不衛生な食品環境は腸チフスの原因にもなります。

 時に寄生虫疾患としてランブル鞭毛虫の感染によるジアルジア症も認められます。これはランブル鞭毛虫の嚢子(シスト)を経口摂取することにより、ほぼ2週間の潜伏期を経て十二指腸や小腸で栄養型が繁殖し、下痢、腹痛、嘔吐等の消化器症状を引き起こすものです。

 これらの疾患は的確に診断され治療されれば問題ありませんが、何よりも不衛生な水を摂取しないよう心掛けることが重要となります。

(5)上気道炎・呼吸器疾患

 首都ワガドゥグにおいてですら、市民の交通手段としての公共交通機関の整備は大きく立ち遅れています。市民の富裕層は自家用車を用いますが、他の多くの市民の交通手段となっているのは手軽なバイク等の二輪車両となります。朝晩の通勤時間帯に一斉に市民が移動するため、その時間には道路上に大量の車両が溢れます。車両の多くは整備不良であり、排出されるガスと細かい粉塵は深刻な大気汚染を引き起こしています。これが原因で上気道炎等の呼吸器症状が増悪するケースもあります。喘息などの持病がある方は薬剤を持参する必要があります。

 また結核菌による感染も認められます。2009年を通して3,061名の患者が発生(保健省統計)しましたが、2010年度のWHOの統計でも死亡率は51(人口10万対)と、決して低くはありません。薬剤耐性結核の問題もあり注意が必要です。

(6)狂犬病

 狂犬病ウイルス(Rabies virus)に感染している動物から、咬傷を介して感染します。30~90日間の潜伏期の後に頭痛、咬傷部位の灼熱感、幻覚、興奮、恐水状態を引き起こし、そのまま脳神経や全身の筋肉が麻痺し昏睡状態に移行、ほぼ全例死に至ります。従って狂犬病ワクチンの暴露後接種はもちろんのこと暴露前接種は疾患を予防する上でとても重要となります。そしてワガドゥグ市内にも野良犬は多く、注意が必要です。

(7)住血吸虫症

 淡水産貝から遊出した住血吸虫の幼虫(セルカリア)が、河川や湖での遊泳、農作業の際に皮膚から体内に侵入し、腸管や膀胱に寄生しながら多彩な症状を引き起こします。従って上記の場所に遊泳目的で入ることは勧められません。どうしても必要な作業の際には長靴や防水手袋等の装備が必要です。

(8)破傷風

 土壌に生息する破傷風菌(Clostridium tetani)が深い外傷創を通して感染し、菌が産出する毒素が筋痙攣を起こします。初期は開口障害や顔面筋痙攣による痙笑を認めますが、痙攣発作期には腱反射が亢進し、呼吸困難を経て死亡することもあります。

 事前の予防接種は有効です。尚破傷風はいったん発症した後に回復しても免疫が形成されないので、回復後に破傷風の予防接種を一通り受ける事が求められます。

(9)後天性免疫不全症候群(AIDS)

 2010年度の保健省の統計によれば、2008年において15~49歳までの国民の2.0%がヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者と報告されています。しかも都市部の平均は3.1%、首都ワガドゥグでは4.0%との数値が報告されています。

6.健康上心掛けること

(1)日焼け・熱中症

 一年を通して気温は高く脱水の危険がありますので、熱中症の防止に早めの水分摂取が勧められます。特に長旅等で疲労している時に暑さによる体力の消耗が加わると、点滴による治療が必要となることがあります。

(2)都市での大気汚染、感染症の伝染

 前述のように各都市では大気汚染の問題が深刻になりつつあります。症状の増悪を防ぐためにも、特に慢性呼吸器疾患を有する方は外出時にマスクを着用する等の予防策をおすすめします。また都市の過密人口のためにいったん伝染性疾患が発症した場合、急速に拡大する恐れがあります。

(3)交通事情・事故について

 道路の容量を越えた二輪車両の氾濫に元々の交通マナーの悪さが加わり、交通事故は日常茶飯事で時に邦人が巻き込まれることもあります。いったん重篤な外傷を被った場合、当地の医療事情では治療の選択枝が極めて限られることになります。従ってまず事故に遭遇しないための注意が重要となります。

 また各都市間を自家用車で移動する場合は、幹線道路においても極力日中での移動が推奨されます。道路事情も悪く不測の事故や車両の故障の可能性が常にあり、夜間に道路上で立往生するのは二次事故を誘発する上に防犯上も大変危険なこととなります。突然の停電で道路上の街灯が消えてしまうことも珍しくありません。

(4)飲料水について

 水道水や地下水は飲料には適していませんが、食器の洗浄などは可能です。フィルターを通した上に煮沸するか、ミネラルウォーターを飲むことが最も推奨されます。従って一般の水道水等で処理しただけの生や生焼きの料理にも十分な注意が必要です。不衛生な水分の摂取はメジナ虫(Dracunculiasis、Guinea Worm)等の寄生虫に感染する原因にもなります。

7.予防接種

現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)

 入国ビザを申請する段階で、黄熱病のワクチンを接種した事を証明するワクチン接種記録(イエローカード)が必要となります。また実際の入管手続の際にも使用します。それ以外に任意で下記のワクチンを事前に接種しておくことが推奨されます。

(1)推奨される任意の予防接種(黄熱病以外)

成人:破傷風、腸チフス、A型・B型肝炎、狂犬病、髄膜炎菌性髄膜炎、ポリオ等

小児:上記に加えて、日本で実施されている定期の予防接種(DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、BCG(結核)、ポリオ、MR(麻疹・風疹)、日本脳炎等)と任意の予防接種(流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘、小児肺炎球菌、インフルエンザ菌等)

(2)ブルキナファソの小児定期予防接種の一覧

ブルキナファソの小児定期予防接種の一覧
ワクチン 初回 2回目 3回目 4回目
BCG 出生時      
DTC(注1) 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月  
Hep B + Hib(注2) 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月  
ポリオ 出生時 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月
黄熱病 9ヶ月      
麻疹 9ヶ月      

注1:ジフテリア,破傷風,百日咳の3種混合。

注2:B型肝炎,インフルエンザ菌

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 原則として要求されませんが,特に必要な場合には大使館で接種歴を翻訳し,証明します。

(4)乳児健診

 定められた健診としては,出生時にBCGとポリオのワクチン接種を行い,生後1週目と6週目に健診のみを施行します。生後2ヶ月から12ヶ月までは毎月健診を行い,さらにその間前述の日程で小児定期予防接種を施行します。公立病院や公立母子保健センター(Centre de Sante Maternelle et Infantile)で健診を行っていますが,混雑を避けたい場合は私立医療機関を受診します。この場合は1回の診察料(ワクチン代別)として約5,000-10,000FCFA程度かかります。

 またCARNET DE SANTE(日本の母子手帳に相当)も無料で配布されますが,在庫切れで部数が限られている時期は25FCFAの実費が徴収されることもあります。

8.病気になった場合(医療機関等)

 当地においては医師や医療スタッフが絶対的に不足しており,また多くの医療施設は老朽化しています。また診療内容や医療機器の配備には著しい偏りがあり,医療効率は決して高くはありません。特に週末や夜間の緊急時に対応してくれる施設には限りがあり,例えばレントゲン撮影一つにしても実際その時に行えるかどうか受診前に確認する必要があります。臨床検査のみの施設や,レントゲン専門の施設もあり,医師の指示箋をもらって検査に行く場合もあります。

◎首都ワガドゥグ

(1)CMI(Centre Médical International)

住所:21 rue Nazi Boni フランス大使館裏手

電話/FAX:50306607  緊急時70200000

Eメール:cmi.ouaga@gmail.com

常勤医2名、入院ベッド2床。かつてのフランス大使館附属の診療所。現在でも常勤医はフランス人医師。レントゲン設備はなく採血検査の主なものは外注。院内でマラリアの鏡検・診断、治療は可能。手術症例もしくは重症疾患については直ちにセネガル、あるいはフランスに緊急搬送となります。緊急時には上記電話番号で医師もしくは看護師が対応。

(2)Clinique les Genets

住所:OUAGA 2000 日本大使館から東へ車で5分程度

電話:50374380/81/83  FAX:50374384

http://www.les-genets.net別ウィンドウで開く

Eメール:info@les-genets.net

常勤として総合内科医6名、産婦人科医1名。外科医、麻酔科医は非常勤のみ。看護師20名。入院ベッドは44床で個室もしくは二人部屋。レントゲン検査、採血検査等は院内で施行し、マラリアの診断・治療も可。エコー機器もそれなりに充実。院内に手術施設を備え、外来・病棟も比較的清潔でプライバシーも保たれ空調も完備。室内にシャワー、トイレあり。新生児用のインファントウォーマーもあり、未熟児用のクベースも用意されています。一応24時間の当直体制をしいています。

(3)Clinique Médicale les Flamboyants

住所:Gounghin, Rue9.14 Porte 319

電話/FAX:50307600

Eメール:cabinetmedical.l.f@fasonet.bf

総合内科の常勤医2名(JICA現地顧問医)、入院ベッド6床。血液検査・検便・検尿可。放射線検査は外注。院内に手術施設はなし。マラリア、その他発熱、感染症への対処は可能です。

(4)Centre Hospitalier National YALGADO OUEDRAOGO

住所:Secteur 4

電話:50311655  FAX:50311848

首都ワガドゥグにおける国立病院(医学部附属病院)で、患者の多くはブルキナファソ人。施設の老朽化が著しく、外国人に対して満足感のある診療が得られるかどうかは難しい状態です。

(5)Polyclinique Notre Dame de la Paix

住所:Barrage No.3 rue25.01 Mercure Silmandé Hotelの北東

電話:50356153/55  FAX:50356157

常勤医9名、総合病院として多くの診療科を標榜していますが、実際には非常勤医師による診察や処置も含みます。入院ベッド32床。院内で採血検査、放射線検査やエコー検査も可能。重症患者は上述の国立YALGADO病院へ搬送。院内に手術室も併設し、手術も可能ですが、ICU、NICU施設もなく麻酔器付属以外に院内に人工呼吸器はありません。放射線部門は比較的充実しており、パノラマ撮影(口腔外科用)、マンマグラフィー(乳癌等)も可能。消化管造影検査用機器も一応揃っています。ただ実際内視鏡検査を受ける際には、機器の滅菌管理に十分注意する必要があります。

(6)PCIO(Polyclinique International de Ouagadougou ), 旧Clinique du Cœur(心臓・循環器専門)

住所:OUAGA 2000 アメリカ大使館の北西近く

電話:50483528/29  FAX:50397457

循環器専門病院。経皮的冠動脈血栓溶解は可能ですが、ステント治療は国外(モロッコ、チュニジア)へ搬送となります。血液検査・検便・検尿可。マラリア検査可。

(7)Polyclinique NINA

住所:Boulevard Charles de Gaulle

電話:50363381  FAX:50363454

Eメール:aliber@cenatrin.bf

血液検査・検便・検尿可。マラリア検査可。夜間のCT検査可。

(8)Clinique FRANY

住所:Zone du Bois Secteur 13 Rue 13-18 Porte 673/691

電話/FAX:50369932

http://www.cliniquefrany.com 別ウィンドウで開く

Eメール:clinicfrany@fasonet.bf

2009年設立の比較的新しいクリニック。小児科医と総合内科医の常勤2名。ベッドは10床。内科については24時間対応。マラリアに罹患している患者が全患者の70~80%を占めます。

(9)Clinique EL FATEH-SUKA

住所:Avenue du Golfe de Syrte

電話:50430600/01  FAX:50430289

http://www.suka.bf別ウィンドウで開く

Eメール:clinique.elfateh@suka.bf

主に産婦人科と小児科の充実のために建てられた病院。外科、循環器科、皮膚科、呼吸器科もあります。入院施設はやや古い。

(10)Clinique Philadelphie

住所:404 rue du Président M

電話:50332871

Eメール:clinic-philadelphie@fasonet.bf

診療に加えて、採血、レントゲン等の検査部門も比較的揃っています。

(11)Clinique SIMIGNA

住所:1200 Logement

電話:50362787

眼科診療が主体となります。

(12)DENT-TECH(歯医者)

住所:8 rue Pic du Goubnangou Cine Neerwaya付近

電話:50300202 緊急時70401118

Eメール:dent_tech2004@yahoo.fr

Dr.Ouedraogoが診察。

(13)Clinique Dentaire ERAS(歯医者)

住所:Quartier Koulouba près château d’eau

電話/FAX:50313614  緊急時78007717/70205131

Eメール:ears@fasonet.bf

(14)Centre Dentaire ADRA(歯医者)

住所:Secteur 1 Lycee franҫais向かい

電話:50308621

(15)Clinique Dentaire le Rosier(歯医者)

住所:Avenue Sembène Ousmane

電話:50376010  緊急時70246232/78826098

Eメール:rosiercliniquedentaire@yahoo.fr

(16)Laboratoire d’Analyses Médicales du Centre

住所:Qt. Koulouba Hotel Koulouba付近

電話:50313557/50337253  FAX:50301852

Eメール:lamc@labocentre.bf

臨床検査のみの施設。血算、生化学検査、免疫検査、ホルモン測定、細菌培養、マラリア検査、不妊症の精子の数・運動能も鏡検可。

(17)Radiologie Centrale

住所:3 Avenue Hourai Boumedienne Zone commercial Secteur 1 Hotel Koulouba付近

電話:50311309/50332729  FAX:50332731

Eメール:radiologie.centrale@fasonet.bf

常勤放射線医2名。放射線検査のみの施設です。対処出来るのは単純レントゲン(胸部、頸部、腹部単純)で、パノラマ撮影(口腔外科用)、マンモグラフィー(乳癌検査)も可能です。消化管透視は不可。GEの循環器用装置、プローベもあります。

(18)Pharmacie de l’Hopital(薬局)

住所:Avenue d’Oubritenga Secteur 4 YALGADO国立病院隣

電話/FAX:50306641

Eメール:ph.hopital@cenatrin.bf

Yalgado国立病院前の薬局であり、24時間営業。

(19)Pharmacie de DAPOYA sarl(薬局)

住所:Avenue de la Liberté Rue 3.71 Secteur N°03

電話/FAX:50318431

マラリア検査キットから、ワクチン、点眼薬まで比較的多くの種類の在庫を持っています。JICA利用薬局。

(20)Pharmacie de l’INDEPENDENCE(薬局)

住所:Avenue de la Residence Azalai Hotel Independence付近

電話:50312717/50331640

(21)Pharmacie de St.Bernard(薬局)

住所:Avenue Pascal ZAGRE OUAGA 2000

電話:50374666

9.その他の詳細情報入手先

インターネット

 保健省:http://www.sante.gov.bf/別ウィンドウで開く

 世界保健機構(WHO):http://www.who.int/countries/bfa/en/別ウィンドウで開く

10.一口メモ(もしもの時の医療フランス語)

 主要言語版については、「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(仏語)を参照願います。

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