在外公館医務官情報

アルジェリア

2012年3月

1.国名

 アルジェリア民主人民共和国(アルジェ,セティフ,コンスタンチーヌ,アンナバ,オラン,ガルダイア,ジャネット)(国際電話国番号213)

2.公館の住所・電話番号

 休館日:金・土曜日

3.医務官駐在公館

4.衛生・医療事情一般

 気候は地中海に面した北部の地中海性気候と南部に広がる砂漠の砂漠気候にはっきり分かれます。北部では春夏秋冬の四季が認められ、冬には雪・雹が降ることがあり、南部では降雨が極端に少なく、冬でも日中は35度を越える高温乾燥地帯です。夏にはシロッコと呼ばれるサハラ砂漠の砂を含む季節風が吹き、北部でも埃による呼吸器感染症状や結膜炎が増える傾向にあります。

 当地の医療レベルは、アルジェ市と地方都市、さらに農村地区とで大きく異なります。アルジェ市内には大学病院、ポリクリニックの公的病院、私立の病院、クリニック、開業医が多数ありますが、一般に公的病院は非常に混雑しており、またアラビア語しか理解しない受付もあり、受診は困難です。出来る限り外国人がよく利用する医療機関で受診するようにして下さい。私立クリニックは、もちろん個人で受診できますが、企業の場合、診療契約を結ぶよう勧められます。これは年会費・契約料などは取られず、診療内容と支払いについての契約ですので、検討のうえ契約されたら良いでしょう。一部の公立病院の診療科でもこうした契約を結んでいます。

5.かかり易い病気・怪我

(1)花粉症

 アルジェでは2月から5月にかけて花粉によるアレルギー性鼻炎・結膜炎の症例が増えてきます。症状に応じて服薬・点鼻薬・点眼薬を使用し、マスクの使用、手洗い・洗顔・洗髪を行ってください。

(2)狂犬病

 動物(犬、猫、山羊、羊、牛等)と接触する場合、噛まれなくても、唾液より狂犬病ウイルスの感染の危険があります。アルジェでも野良犬の感染例が認められています。噛まれた場合、アルジェのパスツール研究所で狂犬病ワクチンを受ける(暴露後免疫)必要があります。いったん発病すると死亡率100パーセントと言われ、動物との接触が予想される場合は、予め接種(暴露前免疫)をお勧めします。

(3)風土病

 地方では給水に問題があり、腸チフス(発熱、血便)が発生することがあります。南部のベシャール県(Bechar), ビスクラ県(Biskra)、ムシラ県(M`sila), ナアマ県(Naama)ではサシチョウバエによる皮膚リーシュマニア症(皮膚発疹)があります。

6.健康上心がける事

(1)日焼け

 日差しは年間を通じ強く、帽子、日傘、日焼け止めクリームを使用して下さい。

(2)熱中症

 屋外にいると喉の渇きが出る前に汗で水分が失われます。常にミネラルウォーターを携行し、水分補給に努めて下さい。特にスポーツ(ゴルフ、テニス等)
の時は十分行って下さい。頭痛、だるさ、発熱は熱中症の症状で、軽く見ないで病院を受診して点滴を受ける必要があります。

(3)食中毒

 水道水は地方では不十分な消毒で飲料に適しない場合があります。ミネラルウォーターを飲んで下さい。生野菜も十分に洗浄していないものは食べないこと。鶏卵も良く火が通ったものを食べて下さい(半熟不可)。サルモネラ菌で汚染されている場合があります。肉は火が通っていても安心できません。購入した場所での保管状況に問題がある場合があります。信頼の置ける店で購入するか、またはレストランで食べるようにして下さい。

(4)有害動植物

 南部では年間50,000例のサソリ刺傷があり、70名前後の死亡例があります。危険な2種類はAndroctonus australis HectorButhus occitanus、 共に黄色から黄土色のサソリ、暑くなってくると発生し、4月から10月まで、7, 8月にピークになり、アルジェリア南部にはどこにでもいます。靴の中・石の下・物陰に隠れているので十分注意してください。治療はアルジェのパスツール研で製造されている抗血清(Serum antiscorpionique, IPA)がどんな小さな村(commune)にも配置されていますので、刺されたら直ちに投与を受けて下さい。また毒蛇としてはCerastes cerastes (Saharan horned viper)、 Vipera lebetinaが挙げられるそうですが、咬傷は少なく、抗血清 (Serum antiviperin,  IPA) は村レベルではなく軍隊の駐屯地に保管されているそうです。速やかに静脈注射する必要があります。どちらの抗血清もアルジェのパスツール研究所には常備されています。

(5)交通事故

 交通ルールの無視、道路事情の悪さ等により交通事故は多く、2009年には約25,000件の事故があり、死者3,800人、負傷者44,000人を認めました。手術、輸血が必要な救急外傷への対応は、県庁所在地以外の地方では非常に困難です。

7.予防接種(現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)PDF

(1) 赴任に必要な予防接種

 入国時に義務づけられている予防接種はありません。以下の予防接種を状況によって受けられることをお勧めします。

成人:破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、季節性インフルエンザ

小児:上記に加え、日本で実施されている定期の予防接種(ジフテリア、百日咳、ポリオ、麻疹、風疹、結核(BCG))、任意の予防接種(おたふくかぜ、水痘)

 ただしアルジェリアではA型肝炎、風疹、ムンプス、水痘、コレラ、日本脳炎、ダニ脳炎、ロタウイルス、ヒトパピローマウイルス、腸チフスは手に入らず接種出来ません。

(2) 現地の小児定期予防接種の一覧

現地の小児定期予防接種の一覧
  初回 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目
DTCOQ 注1 3ヶ月 4ヶ月 5ヵ月 1年6ヶ月        
ポリオ 注2 出生時 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 1年6ヶ月 6歳 11~13歳 16~18歳
BCG 出生時              
B型肝炎 出生時 1ヶ月 5ヶ月          
麻疹 9ヶ月 6歳            
Hib 注3 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 1年6ヶ月        
DT 注4 6歳 11~13歳 16~18歳 10年毎        

注1:ジフテリア、破傷風、百日咳、の3種混合。

注2:経口ワクチン

注3:インフルエンザ菌B型

注4:ジフテリア、破傷風、の2種混合です。

 いずれも、接種時期、回数が日本と異なり、接種計画を立てる際、注意が必要です。

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 母子手帳又は接種証明のフランス語に訳されたものが必要です。必要な場合には大使館で接種歴を翻訳いたします。

8.乳児健診

 定期予防接種時に合わせ、乳児健診が行われます。国立病院や診療所(Polyclinique)では無料ですが、私立のクリニックでは有料で1回診察料800~1,000ディナールを支払います。

9.病気になった場合(医療機関等)

◎アルジェ

(1)Clinique CHAHRAZED(クリニック・シャラゼッド)

所在地:4, Lot.Allioua Fodil, Cheraga

電話:021.36.28.28 Fax:021.36.14.14

概要:大使館から高速道路に乗り20分、アルジェ郊外にある60床の私立病院です。常勤医師17名余りが勤務し、心臓病科、血管胸部外科、ICU,一般外科(内視鏡手術)、小児科、産婦人科、整形外科、脳神経外科、検査室、画像診断部があります。手術室は4室、ICU 9床、放射線科にはMRI 1台、CT 1台、エコー3台があります。機器は新しく整備され、部屋も清潔です。24時間救急対応可能で、夜間は当直医4人(産婦人科、小児科、蘇生科、放射線科)体制で、医療機器を積んだ救急車で搬送してくれるそうです。小児救急受け入れも可能です。受付はフランス語、アラビア語、医師は英語を話す人も居ます。

(2)Clinique Al AZHAR(クリニック・アラザール)

所在地:4 Djenane Achabou, Dely Ibrahim

電話:021.91.90.54 Fax:021.91.74.29

概要:大使館から車で15分、2005年開院した90床の病院で、常勤医が40名勤務する病院です。手術室5室、心カテ室、透析室、画像診断室(CT,MRI、エコー)、ICU、CCU、臨床検査室があります。夜間は医師4名で当直に当たるそうです。外来は15科(麻酔科、血管外科、心臓病科、皮膚科、内視鏡科、消化器科、内分泌科、形成外科、神経科、腎臓病科、眼科、小児科、呼吸器科、リウマチ科、泌尿器科)が曜日を決めて開かれているそうで、例えば眼科は医師2名で毎日、耳鼻科は週一回日曜日だけ、と言った具合です。24時間救急対応が可能ですが、小児救急受入れは出来ません。受付はフランス語、アラビア語、医師は英語を話す人も居ます。

(3)Institut Pasteur (アンスティテュ・パストゥール)

所在地:1, rue du Docteur Laveran

電話:021.67.25.02 Fax:021.67.25.03

概要:成人の予防接種(黄熱病、髄膜炎(A,C,Y,W135)、ジフテリア+破傷風、狂犬病)が受けられます。時間は黄熱病が日曜、火曜(9時~12時)、髄膜炎、ジフテリア+破傷風が月、水、土曜(9時~16時)で電話予約が必要です。狂犬病は土曜、日曜、月曜、火曜、水曜(9時~16時)、木曜、金曜(9時~12時)です。受付はフランス語、アラビア語、医師は英語を話す人も居ます。

(4) Chirurgien dentist, Docteur MEDJAOUI et Docteur BENABDALLAH
(シルルジャンダンティスト、ドクトゥール・メジャウイ、ドクトゥール・ベナブダラ)

所在地:Cite des Asphodels, Batiment B2, No.12 Ben Aknoun

電話:021.91.30.60

概要:大使館から10分のアパートにある歯科クリニック、歯科レントゲン撮影装置を備えていますDr. MEDJAOUI は若い女性医師、歯周病を専門として専門医となり母(Dr. BENABDALLAH)のクリニックに開業しました。アメリカ大使館の他スウェーデンやガーナ大使館とも関係があります。部屋は明るい雰囲気で清潔、設備は新しく器具は使い捨てです。歯科矯正は専門医が木、土曜にやって来るそうです。小児歯科にも対応します。治療費は材料に寄りますが1回2,500~4,000ディナールで通常の齲歯治療は4回以内で終わるそうです。24時間救急対応は出来ません。日中は小児救急受入れ可能です。受付はフランス語、アラビア語、医師は英語を話します。

○セティフ

 アルジェ東部300キロメートルに位置するセティフ県県庁所在地。世界遺産になっているジェミラ(Djemila)のローマ遺跡はここから48キロメートルにあります。

(1)Clinique EL MAHABI(クリニック・エル・マハビ)

所在地:Cite Maabouda,SETIF (セティフ大学の正面)

電話:036.72.33.33

概要:セティフ市郊外、大学に隣接する61床の民間病院、常勤医師7名が診療に当たっています。外来では耳鼻咽喉科が充実していて、内視鏡、オージオメーター等、機器も充実しています。眼科は院内で診察後、100メートル離れた専門医に紹介し、感染症、狂犬病を疑う咬傷は大学病院に紹介するそうです。検査室は通常の血液・尿・生化学検査は24時間行っており、ホルモン、免疫の検査はフランスのPasteur Cerbaに検体を送り、48時間以内に結果がFAXされます。放射線科にはCT1台、エコーがありますが、MRIはありません。腹部外科の手術は大部分、内視鏡手術で行っているそうです。輸血が必要な場合は大学病院の血液銀行から搬送されます。夜間は内科医1名、外科医1名が当直に当たっています。医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

○コンスタンチーヌ

 アルジェ東部430キロメートルに位置するコンスタンチーヌ県県庁所在地。世界遺産になっているティムガット(Timgad)のローマ遺跡はここから119キロメートルの所にあります。

(1) Clinique NAOUFEL(クリニック・ナウフェル)

所在地:Cite Belhadj Ain El Bey, Constantine

電話:031.90.09.44

概要:コンスタンチーヌ郊外にある50床の病院、内科、外科、泌尿器科、消化器科、婦人科、小児科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、整形外科、小児外科、胸部外科、形成外科を標榜し、常勤医は8名です。 手術室は3室、ICU、回復室があります。放射線科にはCT1台、エコーがありますが、MRIはありません。 SOSインターナショナルやヨーロッパ・アシスタンスと契約していて、必要に応じて移送を行うそうです。夜間は総合医1名があたり、麻酔科、外科、婦人科は緊急時、応召にて対応するそうです。 眼科は無く他の施設に依頼します。 医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。 看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

○アンナバ

 アルジェ東部600キロメートルに位置するアンナバ県県庁所在地。 地中海に面した風光明媚な街。チュニジア国境までは、ここから106キロメートルです。

(1) Clinique AL FARABI(クリニック・アル・ファラビ)

所在地:23,rue Ahcene Chaouch Mohamed Kamel,ANNABA

電話:038.83.43.00

概要:1996年、民間病院として保健省に初めて認可を受けた病院で、入院病床50床、常勤医28名がいます。 検査室には真新しい末血、生化学、ホルモン、免疫検査の機器が並んでいます。 特筆すべきは画像診断部で、4名の放射線科医が居り、MRI、血管造影装置、体外衝撃波結石破砕装置があり、画像はデジタル化され、オンラインで結果が見られます。 手術室は眼科専用手術室を含み4室あります。 病室は新しく清潔で、先進国に比べ遜色ありません。24時間救急受付可能です。医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。 看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

○オラン

 アルジェ西部430キロメートルに位置する地中海に面するアルジェリア第2の都市。オラン県の県庁所在地です。モロッコ国境までは、ここから170キロメートルです。

(1)Clinique Medico-Chirurgicale BENSERAI(クリニック・メディコ・シルルジカル・ベンセライ)

所在地:55,avenue Grine Belkacem,Oran

電話:041.36.88.88

概要:市民公園(Jardin Publique)の側にある60床の民間病院、内科、外科(一般外科、心臓外科、小児外科、脳神経外科、顎顔面外科)、産婦人科、放射線科、耳鼻咽喉科、を標榜し、常勤医が7名います。 眼科、整形外科、泌尿器科はありません。 また耳鼻咽喉科は午後の外来のみ行っています。手術室は3室あります。 放射線科にはCT3台、MRI 1台、エコー数台があり、特筆すべきは核医学を行っていて、甲状腺、肺血流、心筋等のシンチグラフィーを行う事ができます。 心臓病科もトレッドミル、ホルター心電図が行っています。 夜間は4名の当直医が交代で診療に当たっています。検査機器が揃っており、検査診断に使える病院の印象でした。医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。 看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

(2) Clinique chirurgicale Dr.NEKKACHE Mourad(クリニック・シルルジカル・ドクトゥール・ネカッシュ・ムウラッド)

所在地:Bd. de la Promenade-Rond point-U.S.T.O

電話:041.42.17.21

概要:オラン大学病院の元外科教授のDr.NEKKACHEの個人病院、35床あり、一般外科、脳神経外科、血管外科、整形外科、産婦人科、内科、泌尿器科の診療を、10名の医師(外科、麻酔医、産婦人科医)で行っています。 手術室は3室あり、内視鏡手術も行っています。 部屋、院内は清潔で、手術室も機器がきちんと管理されています。消化器内視鏡、体外結石破砕装置もあります。 CTは10分ほど離れた建物に1台あり、他の診療所からの検査も受付て行っているそうです。 夜間は4名の当直医が交代で診療に当たり、手術の際は専門医を招集するそうです。邦人の入院も可能な印象でした。 医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

○ガルダイア

 アルジェ南部600キロメートルに位置する,世界遺産に指定されているムザブの谷(M`zab)の中心地です。

(1) Clinique des Oasis (クリニック・デ・オアジス)

所在地:rue hai Bougdema,Ghardaia

電話:029.88.97.97

概要:ガルダイアの街を見下ろす丘の上にあるクリニック、80床の入院ベットに25床の集中治療ベットを有し、12名の常勤医が治療に当たっています。 診療科は心臓血管外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻科、産婦人科、一般内科、糖尿病・内分泌科、呼吸器科、肝臓消化器科、小児科があります。 手術室は4室、無菌手術室が1室あります。当直は麻酔・蘇生医1名ともう1名が当たっています。 放射線部にはCT1台、一般撮影、マンモグラフィー、歯科パノラマ撮影、エコー3台(1台心臓専用)を備えています。 内視鏡室では大腸ファイバー、胃カメラを行っています。 救急初療室にはECG,モニター、処置器具がそろっています。 輸血はガルダイアの街の国立病院に付属する輸血センターから運んでくるそうです。 蛇咬傷、サソリ刺傷の血清は持っていません。 検査室は24時間技師が対応するそうです。 救急車は1台保有していて、他にSOS SUDと言う搬送専門会社に依頼して搬送を行っています。 眼科は本院から50メートル程のホテルHotel belvedereと建物を分けている一方にあります。 手術室2室で週2回、一日6から11例の手術をこなしているそうです。 入院ベットは無いのですが、日中16時までの観察ベットが8床あるそうです。 医師は常勤1名、他非常勤で治療しているそうです。どちらも施設・機器は新しく、清潔に保たれています。医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。 看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

○ジャネット

 アルジェ南東部2,300キロメートルに位置する,世界遺産に指定されているタッシリ・ナジェール(Tassili N`ajjer) への入り口の町です。

(1) Etablissement Public de Sante de Proximite(E.P.S.P) DJANET(エタブリッスマン・プブリック・ドゥ・サンテ・ドゥ・プロキシミテ、ジャネット)

所在地:町の中心地

電話:029.47.50.08

概要:人口15,000人の町の中心地、郵便局、観光局のある並びにある内科、産婦人科、小児ワクチン外来、歯科、救急外来、臨床検査、放射線科(撮影装置1台)を有する10床の病院です。 医師18名が診療に当たっています。 救急外来では、重症例はIFRI病院へ転送、自宅に帰る以外は24時間以内入院経過観察とするそうです。 救急車を1台保有しています。歯科の治療台も新しく、検査室の機器も新しい機械がそろっていました。サソリ刺傷は北部とは異なり毒性は低く、致死例は26年間で1例だけで、蛇咬傷もまれだそうです。古い建物で、診察室、待合室は狭いのですが、きちんと清掃されていて、検査機器も稼動しており、一般救急に対応可能な病院です。医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

(2) Hopital IFRI(オピタル・イフリ)

所在地:イフリ(Ifri) 地区

電話:029.47.00.06

 街の中心から7キロメートル南方にある80床の病院です。内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、リハビリテーション科、放射線科、眼科、歯科、臨床検査室があり、専門医20名、一般医9名、歯科医1名が診療に当たっています。 救急車を1台保有しています。 手術室は3室、放射線科には一般撮影1台、歯科パノラマ撮影1台、CT1台があります。 ICUの個室が3室、経過観察室が4室あります。当直は内科医師1名と看護師2名が当たっています。 医師は英語を理解し、片言ならば話せるそうです。 看護師はアラビア語、フランス語しか話しません。

10.その他の詳細情報入手先

 インターネット

世界保健機関(WHO)国別情報:http://www.who.int/countries/dza/en/ 他のサイトヘ(感染症情報有り)

パスツール研究所:http://www.pasteur.dz/site/ 他のサイトヘ(予防接種情報有り)

保健・人民・病院改革省:http://www.sante.dz/ 他のサイトヘ(感染症情報有り)

11.現地語一口メモ

フランス語

医師:medecin (メドゥサン)

飲み薬:medicament (メディカマン)

注射:piqure (ピキュール)

頭痛:mal a la tete (マララテット)

胸痛:mal a la poitrine (マララポワトリン)

腹痛:mal au ventre (マルオヴァントゥル)

下痢:diarrhee (ディアレ)

発熱:fievre (フィエーブル)

吐気:nausee (ノゼ)

傷:blessure (ブレッシュール)

具合が悪い:Je me porte mal (ジュムポルトゥマル)

病院へ連れて行って欲しい:Amenez-moi a l`hopital(アムネモアアロピタル)

アラビア語

医師:タビブ

飲み薬:ダウア

注射:ホクナ

頭痛:ワジャア・フィル・アラス

胸痛:ワジャア・フィル・サドゥル

腹痛:ワジャア・フィル・バタン

下痢:タシル

発熱:ハンマ

吐気:ハティアン

傷:ジョルッヘ

具合が悪い:アナ・マリド

病院へ連れて行って欲しい:アディニ・イラ・アル・ムスタシュファ

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