世界の医療事情

ザンビア

平成28年10月

1 国名・都市名(国際電話番号)

 ザンビア共和国(ルサカ)(国際電話国番号260)

2 公館の住所・電話番号

在ザンビア日本国大使館 (毎週土日休館)
住所:Embassy of Japan in Zambia, No. 5218, Haile Selassie Avenue, Lusaka, Zambia
電話:0211-251555
ホームページ:http://www.zm.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(注)土日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので,ご覧ください。

4 衛生・医療事情一般

(1)概要

 ザンビアは,南緯8~18度,東経22~34度の南部アフリカに位置する国土面積75万平方キロメートル(日本の約2倍)の内陸国で,コンゴ民主共和国,タンザニア,マラウイ,モザンビーク,ジンバブエ,ボツワナ,ナミビア,アンゴラの8カ国と接しています。

 ザンビアは熱帯地域に属しますが,標高700~2,000メートル(首都ルサカは1,200メートル)の高地にあり,大部分は温帯湿潤気候や熱帯サバナ気候の高原です。涼しい乾季(5~8月),暑い乾季(9~11月),雨季(12~4月)に大別され,最も寒い6月で最低気温5℃前後,最も暑い10月で最高気温33℃前後です。内陸のため,朝晩の気温差が大きく,暑い乾季でも夜は冷え込むことがあります。

(2)衛生環境

 当国の衛生状態は地域によっても大きく異なってきますが,都市部においてもインフラの老朽化や整備の遅れ,上下水道や電気などの供給が十分でなく,井戸水を利用し自家発電を必要とする地域が多数みられます。毎年コレラや赤痢などの経口感染症が多く発生しています。生水は飲めませんので,市販のミネラルウォーターか煮沸した水を使用してください。市販のペットボトルは品質に問題があることが多いので,開封前に浮遊物がないか,水が減っていないか確認すると良いでしょう。

 衛生概念が日本と大きく異なり,都市部のスーパーマーケットで販売されている食材でも清潔とは言えないことから,十分加熱調理したものを食べてください。乳製品等は賞味期限を信頼せず,腐敗していないか確認してから調理に用いましょう。缶詰や瓶詰めは,密封されているか(蓋が凹んでいるか)確認してから購入しましょう。ゲームミートとして,カバやクドゥなど野生動物の肉が供されることがありますが,炭疽菌感染の報告もあることから,信頼できるレストラン以外で食べるのは避けましょう。

 蚊などの害虫や日焼けによる健康障害を避けるために,外出時は皮膚の露出が少ない長袖長ズボンを着用してください。当地の川や湖には住血吸虫が生息していますので,直接水に触れることは避けましょう。

(3)医療水準

 医療制度に関しては,公的医療機関を利用する場合は地域の診療所(看護師のみ駐在の所も)から順に郡病院・州病院,そしてルサカ市のザンビア大学付属教育病院(UTH)等の総合病院を頂点とするリファラル制度を取っています。必ず地元のクリニック(ヘルスセンター)を受診し,必要に応じて上位病院へ紹介されていく仕組みです。総じて公的医療機関は政府の財政難等のために必ずしも衛生的ではなく,医薬品や衛生材料も払底しており,邦人の利用には適していません。他方,都市部には個人開業の医院や民間病院があり,富裕層や外国人を中心に利用され邦人の利用実績もあります。ただし民間病院では,外来受診時,諸検査時,入院時などにその都度,保証金や前払いが求められるため十分な額の現金を持参する必要があります。

 医療レベルは,首都ルサカにある有力民間病院においても医療スタッフ・医療衛生材料が不足する状況です。処置に関しては,例えば全身麻酔を要するような手術や複雑な処置,輸血(分娩時にも大量出血で必要となる可能性あり)は大きなリスクを伴いますので,救急外来で済むような簡単な応急処置を除いて当地での医療機関の利用は最低限に留め南アフリカや欧州などで治療を受けた方が賢明です。ただし、南ア等への移送には手続が円滑に運んでも相当の時間を要するので,心筋梗塞や脳卒中発症の際は,日本で救命可能な病状でも,当地では救命できない状況が想定されます。生活習慣病(高血圧,糖尿病,高脂血症など)をはじめとする持病の管理をした上で渡航しましょう。

 歯科に関しても,詰め物がとれた場合など簡単な処置は可能であるが,技術的・衛生的な観点から極力日本で治療を済ませておく事が望ましい。

 検査に関しては,一般的な血液検査やX線撮影は概ね可能ですが,CTやMRI検査は台数が少ない上に機器が故障して稼働できないことが多いようです。

 ルサカ以外の地方では,基本的な診断ですら不確実な状況で,専門医もほとんどいません。体調不良を感じた場合, できるかぎり速やかにルサカの医療機関を受診することを勧めます。

 医療保険制度は,公的なものはなくプライベートな健康保険が販売されていますが,補償額も低いため高額な国外への緊急移送費をカバーできる海外旅行傷害保険を掛けておくと安心です(持病の悪化の場合は保険が効きませんので,自費となることもあります。詳しくは加入される保険の約款を事前にご確認ください)。

 リビングストンなどの地方空港は夜間閉鎖されるため,重症時でも夜が明けるまで現地の医療機関に一時収容されることになります。

 心筋梗塞の手術やカテーテル術,くも膜下出血時の脳外科手術などは当地で受けられません。生活習慣病(高血圧,高脂血症,糖尿病など)をはじめとする持病を日本にて良好に管理した上で渡航しましょう。定期的に健康診断を受診していないのであれば,渡航前の受診をお勧めします。

 HIV感染者やマラリア感染者が多く,当地にて輸血を受けることは避けるべきです。HIV, B型肝炎, C型肝炎,梅毒の感染症検査は行いますが,先進国のようなPCR法を用いた精密な感染症検査は実施していません。輸血製剤は,各州に1カ所ずつ設置された公的な血液銀行を通じて供給されます。

 持病の常用薬はご持参ください。市内の薬局にてある程度の売薬は入手可能ですが,常用するビタミン剤や使い慣れた健胃薬,感冒薬,頭痛薬,漢方薬等があれば持参を勧めます。体温計もあると便利です。メガネは当地でも作成可能ですが,日本のような高機能レンズがないこと,作成に時間がかかることなどから,予備を持参することも検討してください。

5 かかり易い病気・怪我

(1)マラリア

 ザンビアは,熱帯熱マラリアの好発地域です。首都ルカサは標高が高いため,地方に比べマラリアの感染率は低いものの,一年を通して患者が発生します。

 マラリアは,ハマダラカ(蚊)に吸血されることにより感染します。夕方から明け方の時間帯は特に蚊に刺されないようにすることが最も基本的な予防法です(服装は長袖長ズボン,白色;昆虫忌避剤(DEET);夜間外出しない;蚊帳;蚊取り線香;網戸の設置など)。防蚊対策に用いる殺虫剤は,蚊取り線香,電気式蚊取器とも当地で入手可能ですが,日本製は殺虫効果が高いとされており,可能であれば持参を勧めます。携帯用電池式蚊取器も停電時や外出の際は便利です。薬剤塗布付蚊帳やレース状の薬剤塗布付カーテンも当地で入手可能です。最近では防虫繊維を用いた衣類等も日本で販売されています。

 十分なマラリア対策のとりにくい場所で活動される方やバックパッカーの方,ビクトリアの滝,サファリ観光,地方,マラウイなどの近隣の流行国へお出かけの方は,マラリア予防薬(メフロキン,マラロン,ドキシサイクリン)服用が勧められますので,渡航前に日本の医師にご相談ください。当地のマラリアはクロロキン耐性が進んでいます。治療薬としてはコアルテム等アルテミシン合剤が有効です。これらの予防薬や治療薬は現地の薬局でも購入できます。

 マラリアを疑わせる症状(発熱,頭痛,吐き気,関節痛等)がある場合は,早めに医療機関を受診しマラリア検査を受けることが重要です。日本寄生虫学会ホームページの「日本の旅行者のためのマラリア予防ガイドライン」も参考になります。

(2)経口感染症

 病原微生物に汚染された食べ物や水から経口的に感染します。当地では,コレラ,細菌性赤痢,腸チフス,アメーバ赤痢,A型肝炎などの感染症が常に発生しています(特に雨季に多い)。生水,氷,生野菜,加熱されていない食品から感染します。市販のミネラルウォーターか煮沸した水を使用し,食べ物も十分加熱調理したものを食べてください。

 手洗いの励行(特にトイレ後,食事前)を勧めます。ジェル状の手指消毒液も便利です。メイドを雇用する場合は,継続的に衛生教育を行いましょう。

(3)住血吸虫症

 河川や湖には,ビルハルツ住血吸虫が生息しています。ザンビア周囲では,カリバ湖やザンベジ川,マラウイ湖などが特に危険とされています。手足を数分間浸すだけでも,皮膚より侵入して感染し, 皮膚炎や膀胱炎の症状が起こります。慢性化すると膀胱癌の原因になります。日本には生息しない風土病のため,帰国後に検査や治療を行うのは難しいので,心当たりのある方は,帰国前に医療機関を受診し血液検査や尿検査を依頼するとよいでしょう。検査する血液は南アフリカに送られ,結果判定まで10日程度かかります。

(4)麻疹

 小児に対する麻疹予防接種が十分でないため,散発的に麻疹の流行が発生しています。麻疹の感染力はインフルエンザの5倍以上と言われており,免疫を持たない場合は高率に感染します。小児はもちろんのこと,成人についても麻疹の罹患歴や接種歴が明らかでない場合は,医療機関で麻疹抗体価を検査し,必要であれば予防接種を受けた上で渡航してください。

(5)季節性インフルエンザやロタウイルス感染症

 当地は南半球に位置しており,日本で冬に流行する季節性インフルエンザやロタウイルス感染症の流行時期は,涼しい乾季(5~8月)となります。検査は一般的でなく,時に正しく診断されず見逃されることから,予防接種も一考です。季節性インフルエンザワクチンとしては,南半球用ワクチンがよいでしょう。

(6)交通事故

 経済成長とともに,車の数が急速に増えています。運転マナーが悪く整備不良の車も多いため,交通事故も急増しています。歩行者としてはもちろん,運転手としてもスピードを出さず車間距離を保ち安全運転に気をつけてください。日本人の運転する乗用車が事故に巻き込まれる事例があり,思いがけない「貰い事故」にも注意が必要です。特に夜間は,街灯がなく暗くて危険です。

 シートベルトの着用と子供の後部座席乗車は,法律で義務付けられており,安全面からも遵守しましょう。

(7)ハエ幼虫症(ハエ蛆病)

 湿っている洗濯物にプチフライ(ニクバエ)が卵を産み,その服を着用すると体温でふ化し,幼虫(ウジ)が皮膚に入ることで発症します。洗濯物は室内に干すか,しっかりアイロンを掛ける必要があります。

(8)HIV/AIDS

 HIV感染率は軽度低下傾向にありますが,2014年の統計ではHIVの成人罹患率は12%に達し, 依然大きな社会問題となっています。通常の日常生活で感染することはありませんが,無防備な性交渉は感染リスクが高いことを意識して行動してください。不特定な相手との性交渉は危険です。また怪我人を手当てする際等,他人の血液や体液との接触には注意が必要です。

 感染者は免疫が低下しており結核等の合併も多く見られます。

(9)狂犬病

 狂犬病ウイルスに感染した犬や猫などの温血動物に咬まれることで感染します。発症した場合は,ほぼ100%死亡します。

 当地では,犬や猫以外に野生動物も感染している可能があり,無闇に動物に手を出さないようにしましょう。唾液が傷や粘膜についても狂犬病は発症します。咬まれたら直ちに傷口を流水で洗い消毒し,医療機関を受診して狂犬病暴露後ワクチンを接種してください。事前に予防接種していても,咬まれた場合は暴露後のワクチン接種が必要です。

 地方の場合は,医療機関に狂犬病ワクチンがなかったり,期限が切れていることも多いので,できるだけ事前に(暴露前)接種されることを勧めます。

(10)アフリカ睡眠病(アフリカ・トリパノソーマ症)

 ツエツエバエに刺されて感染し,早期に適切な治療をしないと命に関わる病気です。特にSouth LuangwaLower Zambeziなどへサファリで訪れて感染する事例が報告されています。

 ツエツエバエは動いている黒いものを目標とする性質があるので,サファリに行かれる際は,帽子をかぶり,薄い色で肌の露出の少ない衣服を着用しましょう。

(11)銃による強盗事件

 当国では銃による強盗などが多発し,過去に死者や重傷を負った邦人の方がいます。日頃から防犯に気を付けることが必要です。

(12)スキンケア

 紫外線が非常に強いので,日焼け対策(サングラス,日焼け止め,帽子等)を準備されるとよいでしょう。空気が乾燥していることから,口内炎や湿疹などの肌トラブルが多く見られます。日頃から保湿ケアを心がけるとともに,繰り返すようなら,ビタミンB群のビタミン剤(ビタミンB2など)による補給も検討するとよいでしょう。

(13)黄熱

 数十年以上,ザンビアでの感染例は報告されていません。WHOや厚生労働省検疫所では,北西州や西部州の森林地帯に入る場合を除いて,一般的には黄熱の予防接種は勧めていません。

 予防接種を希望される場合は,渡航10日以上前の接種が必要です。卵アレルギー等医学的理由で接種できない場合は,その証明書を持参ください。

6 健康上心がける事

(1)防蚊対策を徹底しましょう。マラリアは在留邦人にとって最大の脅威です。

(2)生水や加熱していない食べ物は避けましょう。

(3)川や湖には,入らないようにしましょう。

(4)予防接種は,日本で全て受けましょう。健康診断を受けましょう。

(5)飲み慣れた薬を多めに持参してください。

(6)乾燥しているので,水分を多めに取ってください。

(7)外出時は,なるべく帽子,長袖,長ズボンを着用してください。

(8)夜間の外出は,マラリア感染や治安上の点から,なるべく控えてください。

(9)スポーツ等を通じて人々と交流を図り,肉体的・精神的健康を維持しましょう。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(1)赴任者に必要な予防接種

 当国入国の際に義務づけられている予防接種はありません。

成人

小児期に全て予防接種を済ませている成人の場合,

(a)必要性が高いものは,破傷風トキソイド,A型肝炎ワクチン

(b)次いでB型肝炎ワクチン,地方滞在の場合は狂犬病ワクチン,

 余裕があれば腸チフスワクチン,髄膜炎菌ワクチン(4価)の接種をお勧めします。また,当地は毎年雨季に貧困街を中心にコレラが流行するので,現地の生活に近い場所で活動される方やバックパッカーの方は,コレラワクチンの接種を検討してください。さらに,麻疹の集団発生が散発しており,麻疹に感染歴がなければ麻疹抗体価を調べ,結果に応じて麻疹ワクチンを接種してください。

小児

 小児の場合は,日本で受けられる全ての予防接種(BCG,四種混合,麻疹,風疹,水痘,Hib,小児肺炎球菌,ロタウイルス,おたふく風邪)を受けてくることを強く勧めます。地方に滞在する場合は,狂犬病ワクチンも検討してください。

 年長児の場合は成人同様A型肝炎ワクチンの接種を,また余裕があれば,腸チフスワクチン,髄膜炎菌ワクチン(4価)の接種をお勧めします。

(2)現地の小児定期予防接種一覧

現地の小児予防接種一覧
ワクチン 初回 2回目 3回目 4回目
BCG 出生時 (12週)    
ポリオ 出生時~13日 6週 10週 14週
5種混合(DPT+B型肝炎+Hib) 6週 10週 14週  
麻疹 9か月 不定期    
ロタウイルス 6週 10週    
肺炎球菌 6週 10週 14週  

(注)5歳以下は,予防接種,乳幼児検診(体重のみの測定で,通常医師の診察はありません),ビタミンAと駆虫薬が無料で提供されます。

  • ビタミンA:生後6か月から,10~20万単位を6か月毎に5歳まで。
    (母乳なしの際は,0~5か月の時に5万単位)
  • 駆虫薬:生後1年から,メベンダゾール500ミリグラムを6か月毎に5歳まで。

(3)現地校に入学・入園する際に必要な予防接種

 現地校に入学する際には接種証明の提出が必要です。

 インターナショナルスクールの場合は,各校で異なります。(参考:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/world_school/07africa/schlist72000001.html

8 病気になった場合(医療機関等)

緊急移送サービス会社

 公的な救急車には期待できないことから,緊急時や重症発生時には,以下の有料救急車サービスの利用をお勧めします。

(1)Specialty Emergency Services Limited (SES)
概要:ルサカ,キトウェ,リビングストンの3カ所に拠点を持つ緊急移送会社で,高規格救急車が配備されており,救命救急士が24時間体制で待機しています。ザンビア国内の陸送,空送及び南アフリカへの移送サービスを提供しています。
Call Center(携帯電話から):737
ホームページ:http://ses-zambia.com/別ウィンドウで開く
ルサカ本部
所在地:Office 2, Sandys Creations, Kafue Road, Lusaka
電話:(0211)- 278101, (0977)-770302
キトウェ緊急センター
所在地:No 33, along Freedom Way, Parklands , Kitwe
電話:(0967)-770304
リビングストン緊急センター
所在地:Mosituna Rd. Avani Complex, Livingstone
電話:(0977)-740306, 740308

一般病院

(1)Fairview Hospital
所在地:Stand 30079, Cnr. Church& Chilubi Rd. Fairview, Lusaka
電話:(0211)-373000, 0211 373009
FAX:(0211)-373001
概要:2011年2月開院の総合病院。ザンビアで最も清潔で近代的な医療機関で, 邦人も多く利用しています。血液検査は院内で可能。CTスキャンやMRIの撮影, 上部・下部内視鏡検査, 超音波検査が可能です。
(2)Corpmed Medical Centre
所在地:3236, Cairo Road, Northend, Lusaka
電話:(0211)-222612,(0211)- 236643
FAX:(0211)-224833
ホームページ:http://www.corpmedzambia.com/別ウィンドウで開く
概要:院長をはじめとするスタッフや, 患者の多くが欧米人です。マラリア検査はQBCと迅速キットを併用することから, 高い信頼性があります。ルサカ中心部からはやや遠い所にあります。邦人も多く利用しています。レントゲン撮影も可能です。
(3)Care For Business Medical Centre
所在地:4192 Addis Ababa Drive, Lusaka
電話:(0979)-700100, (0211)-254396/524398/252917/255730
FAX:(0211)-254402
概要:近代的な総合病院です。CTスキャンとレントゲン撮影が可能です。血液検査は院内で可能です。
(4)Victoria Hospital
所在地:5498 Lunsemfwa Road Kalundu,Lusaka
電話:(0955)-255798, (0211)-290985
概要:インド系資本の総合病院です。血液検査が充実しており, 邦人も利用しています。
(5)Forest Park Specialised Hospital
所在地:8238 Nangwenya Road, Long Acres, Lusaka
電話:(0211)-254819,0973-183338
概要:3名の一般内科医,腫瘍科専門医(院長),循環器科医師,腹腔鏡手術専門医,婦人科医,小児科医などが常勤しています。その他の専門科も,曜日限定で非常勤医師による診察あります。一般内科医の受診には予約は必要ないが,専門医の受診は要予約です。24時間体制で一般内科医は常勤するが,必要に応じて専門医も24時間呼び出すことが可能な体制になっています。

小児科

(1)Pendleton Family Practice
所在地:7 Chituli road, Northmead, Lusaka
電話:(0211)-252352, (0979)955965
FAX:(0211)-257449
概要:小児科を中心に診療しています。レントゲンは撮れませんが, 簡単な血液検査や尿検査が可能です。邦人も利用しており, 非常にていねいに診察してくれます。
(2)Bupilo Family Health Clinic
所在地:18 Mwapona Road, Woodlands
電話:(0978)-784590, (0962)-124384
ホームページ:http://thebestofzambia.com/lifestyle/health/health-clinics/bupilo/別ウィンドウで開く
概要:もともとPendletonの院長だったTendai医師が, 2014年3月に開業した, 新しいクリニックです。Tendai医師は小児科医で, 三重大学に6年間留学していた経験を持っているので, 邦人の診療には慣れています。ただし, 日本語はあまり通じなません。夫人のNamakau医師も家庭医として勤務しています。

整形外科

(1)Beit Cure Hospital
所在地:34874A Great North Road, Near SOS Village, Lusaka
電話:0977-740163, 0977-740166
ホームページ:http://cure.org/hospitals/zambia/別ウィンドウで開く
概要:米国NGOのCUREが運営しています。小児への整形外科・脳外科手術の無料提供が主な事業ですが,有料で成人を含む診療もおこなっています。整形外科や耳鼻咽喉科などの専門医が常勤しており,リハビリテーション施設も併設しています。

眼科

(1)Lusaka Eye Hospital
所在地:Plot59, Chipwenupwenu Rd, Makeni, Lusaka
電話:(0979)-322000
概要:眼科専門の病院。High costとLow costがあります。

歯科

(1)Pearli White Dental Solutions
所在地:3 Millenium Village, Birdcage Walk, Longacres, Lusaka
電話:(0211)-220828, (0977)-606364
FAX:(0211)-220837
概要:南アフリカの歯科大学を卒業したザンビア人歯科医が開設。デジタルレントゲンなど近代的な機器を備え, 清潔で, 各国大使館関係者も利用しています。予約制です。

リビングストンの病院

(1)Dr. Shafik Hospital(外科,内科)
所在地:Katete Rd, Chandamali, Livingstone
電話:(0213)-321130, (0979)-404345
概要:エジプト人外科医が院長。古く,設備的,衛生面でもやや問題がありますが,初期対応は可能です。
(2)International SOS Primary Healthcare Clinic
所在地:ザンベジサン・ホテル内クリニック
電話:(0213)-321122(ホテルの代表から内線接続)
概要:ロイヤルリビングストンとザンベジサン宿泊者限定の非常に清潔な診療所。南アフリカの看護師が対応。一般的な応急処置が可能。重症時は上記医療機関から医師の往診を依頼することになります。

9 その他の詳細情報入手先

(1)在ザンビア日本国大使館 ホームページ:http://www.zm.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

10 現地語・一口メモ

 70以上の部族語がありますが,いずれの医療機関でも公用語である英語にて受診が可能です。「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療英語)を参照ください。

 治療費については,その都度薬代や検査費用の前払いが求められます。入院時には現金で多額の保証金を請求されることがあります。

 本稿は2016年10月現在の状況ですが,気候変動や当地の社会情勢の混乱より医療衛生事情が短期間で大きく変化する可能性があります。常に最新の情報に基づいて行動してください。


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