2008年8月
ナイジェリア連邦共和国(国際電話国番号234)
南部一帯は年間を通じて高温多湿ですが最高気温が35度を越えることはあまりありません。北部に行くにしたがい海抜も上がり、乾燥してきます。10月から3月(南部は12月から2月)にかけて、砂漠から砂塵を含んだハマターン(又はハルマッタン)と呼ばれる風が吹き、家の中も砂っぽくなります。乾期であるこの時期は眼・呼吸器系の異状が起こりやすくなります。
市販のガソリンは有鉛で、目、鼻咽頭の粘膜を刺激しやすく、ラゴスでは排気ガス規制を受けない古い車が大量に走っており、廃棄物の野焼きとともに大気汚染の原因となっています。水道はよく断水し、井戸水を使っている施設も多くあります。下水道施設は完備しておりません。水道水は飲用としては適さないので市販のBottled water(ミネラル・ウオーターは販売されておりません。)を購入してください。
基本的な手洗い等、衛生概念に乏しいので基本的にはレストランでの生もの等の飲食は避けた方がよいでしょう。
医療水準は一般に低く、AbujaやLagos以外の地域では利用に耐えうる病院を探すのは困難です。病院受診時は現地通貨で前払い制が原則であり、最低でも(日本円に換算して)2万円程度の現金が必要です。受付から終了まで長時間かかるなどシステムの不備が目立つ一方で電子カルテが導入されている等、アンバランスな面が見られます。病院や医師によって医療のレベルや信頼性に大きな差があります。初診時には受付で何科の医師に受診したいかを明確に告げてください。当国での治療が不可能な怪我や病気の場合には欧州等への緊急医療移送および移送先での入院治療が必要になります。その際には高額(数百万〜数千万円)な治療費を要求されますので渡航前には十分な額の医療保険に加入しておく必要があります。
ナイジェリアには医療装備を積載した公共の救急車はないので、緊急時には自力で病院に行くか、もしくは各病院が所有している救急車(移送のみ)を呼ぶことになります。
(1)マラリア
クロロキン耐性の熱帯熱マラリアが一年を通して流行しています。AbujaやLagosなどの都市部でもよく見られます。マラリアは雌のハマダラカを介して感染し、治療が遅れると死に至ることがあります。特に妊婦、乳幼児、小児は進行が速く要注意です。潜伏期間(7〜12日前後)の後、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、下痢、四肢痛などの症状が出現します。放置すると脳症や腎障害を起こし重症化します。
予防はとにかく蚊に刺されないことが重要です。日本から虫除けスプレーを持参し、適宜使用して下さい。ハマダラカは夜行性なので夕方から明け方に蚊に刺されないように特に気をつけましょう。窓、扉に網戸が完備していないなどの状態で、外部から蚊が進入しやすい場合は、殺虫剤をしみ込ませた蚊帳(自分の体のサイズに合わせて十分な大きさのもの。)の使用をおすすめします。病院へのアクセスの悪い地域(近くに適切なマラリア検査をしている病院がない)で、野外での活動が多くなる方の場合は予防薬を服用することをおすすめいたします。予防薬としては当地ではメフロキンが標準、ラリアムを勧める施設もあります。メフロキンは流行地域へ入る1週間前より服用を開始します(毎週1錠)。帰国後は4週間内服を続ける必要があります。
38度を超える発熱、悪寒戦慄や筋肉痛を伴う発熱、もしくはひどい頭痛を伴う発熱をみた場合にはできるだけ早く医療機関でマラリア検査を受けるようにしてください。
(2)鼻咽頭炎・気管支炎、肺炎
乾季と雨季の変わり目や「ハマターン」と呼ばれるサハラ砂漠からの砂塵の影響で鼻咽頭炎が多く見られます。最初は鼻水やくしゃみ、のどの痛みから始まり、次第に咳が出るようになり痰に膿が混じり(黄色)呼吸器の下部(気管支や肺)の炎症に進展することがあります。多くはアレルギー性、ウイルス性で始まりますが、しばしば細菌による肺炎に発展し、抗生剤による治療が必要となる場合もあります。こうした症状は重症化する前に、ただの風邪として放置せず早めに医療機関に相談されることが重要です。最近では手洗いが呼吸器感染の予防に有効との報告もあり、普段から鼻や口を扱う自分の手の保清にも注意し、手洗いやうがいを心がけましょう。また、気管支喘息の持病のある方は特別な注意が必要です。
(3)アメーバ赤痢・ジアルディア症
これらは、汚染された水・食事、手により容易に経口感染を起こします。
アメーバ赤痢は腸管に感染する原虫により発症します。絞られるような腹痛と粘血便(いちごゼリー状)が特徴と言われますが、実際には粘血便を伴わないこともあります。慢性に経過した場合、症状はもっと軽微で気づきにくくなります。しかし腸の壁を侵しますので、そのまま放置しておくと貧血の原因になったり、さらに重篤な病状の原因になる可能性もあります。治療はフラジールという薬を使用する事が一般的ですが、この薬を服用中は禁酒が必要です。
ジアルディア症(ランブル鞭毛虫症)もやはり原虫の一種で、小腸で繁殖し腸壁に張り付き腸の栄養の吸収を妨害します。感染当時激しい下痢を起こしますが、その後だんだん症状は軽快します。発熱はありません。フラジールのような抗原虫剤での治療に抵抗し、栄養吸収不良による体重減少の一因となります。ジアルディア症の下痢は表現のしがたい悪臭がします。これらの原虫による下痢は通常の便培養検査では原因として特定できず、抗生剤が効かないので注意が必要です。
(4)腸チフス
チフス細菌により汚染された食事などを介して経口感染で起きます。高熱が特徴ですが、日常的な診療では診断がなかなか難しく気づかれずにいる場合がかなりあり、いわゆる「不明熱」の状態で偶然発見されることがあります。放っておくと腸からの出血や穿孔(穴が開く)、腎不全やショックで重篤な状態になることがあります。たとえ高級ホテルのレストランの料理人であっても保菌していることもありえるため注意が必要です。経口および注射の予防ワクチンがありますが、日本では入手が困難なので欧州もしくは現地での接種となります。
これらの、消化器症状を起こす病気の診断は時に難しく特別な検査を必要とすることもありますので、下痢や発熱を起こした場合には自己治療に頼らずに早めに医療機関を受診し異常の原因をはっきりさせて、それにあった適切な治療を行うことをおすすめします。
経口感染の予防には不衛生な食堂などでの生水や生野菜、未調理の食物などの食事の摂取をさけることが大切です。下水で汚染された海水域で採れた海産物も要注意です。御自宅で使用人を雇って料理をさせる場合は基本的衛生知識の教育と手洗いの励行、医療機関で定期的に検査(便検査)を受けさせることをおすすめします。
(5)コレラ
コレラ(cholera)はコレラ菌の経口感染によって起こる急性胃腸炎です。症状はコレラ毒素による激しい下痢と嘔吐、それに伴う脱水です。潜伏期間は数時間〜5日、通常は1〜3日です。激しい脱水のために点滴治療が必要になります。流行地では不衛生な食品や生ものを避けましょう。予防接種もありますが、有効率は約50%と低く、おすすめではありません。
(6)エイズ
HIV(human immunodeficiency virus)の感染により慢性進行性の免疫不全症を起こす病気です。免疫不全が進行するとある種の病原体が原因の感染症にかかり易くなり、23ある指標疾患のうち1つを発症するとエイズ(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome, 後天性免疫不全症候群)を発症したと定義されます。潜伏期間(数ヶ月〜数年)を経て発症します。当国での感染率は5〜6%(10%との観測もあります。)、地域によっては20%の高率のところもあると言われています。血液、体液を介して感染します。特に売春婦や薬物中毒者はハイリスクグループと言われ、これらの人間との性行為を通じて感染する可能性は一般的な感染率の数字よりかなり高くなります。性行為時のコンドームの使用で感染率が下がるのはよく知られていますが、いかなる方法も完全ではないことに注意しなければなりません。食器や蚊を介して感染することはないといわれています。
(7)肝炎
A型肝炎は糞便―経口の経路で伝わるA型肝炎ウイルスにより、潜伏期15-50日で発症します。38度前後の発熱、食欲不振、全身倦怠感、尿濃染、黄疸などが症状で、3-4週間で回復します。0.5%程度が重症化・劇症化します。
成人のB型肝炎はB型肝炎ウイルスにより潜伏期1-6ヶ月で発症します。75%は症状のでない不顕性感染で、残りはA型肝炎と同様の症状を起こします。2-3%が重症化・劇症化します。エイズと同様、性行為により感染することが多いです。
C型肝炎はC型肝炎ウイルスにより、潜伏期1-3ヶ月で発症します。輸血や不衛生な医療施設での手術などの外科的処置で感染することがよく知られています。症状は軽症ですが、感染のうち70%が持続感染になり慢性肝疾患に進行します。
輸血は当国のような途上国では売血制度により支えられているのが現状で、またこうした肝炎の罹患率は途上国では一般に高く、売血された血液のスクリーニング検査も不十分な場合がほとんどです。したがってたとえスクリーニングの結果が陰性でも、必ずしも真に陰性であるかどうかは不明です。できるかぎり、こうした医療行為を必要としないためにも交通事故や無為な外傷などは日頃から避けるように注意しましょう。
(8)髄膜炎(髄膜炎菌性髄膜炎)
当国では北部の乾燥地域に多いとされ、特に2月から5月が危険と言われています。飛沫感染にて伝染します。症状は発熱、頭痛、嘔吐などで放置すれば重篤な状態に陥ります。
(9)ポリオ(急性灰白髄炎)
ポリオウイルスによるいわゆる小児麻痺です。感染者の糞便や咽頭分泌物が飛散して経口感染します。1〜2週間の潜伏期のあと、かぜのような胃腸症状が出て、嘔吐とともに発熱し、3〜5日間の高熱のあと麻痺(特に足)が出ます。軽度の麻痺は治りますが、重症では永久に残り、変形や筋肉の萎縮を来します。ナイジェリアでは北部の地域で流行しています。
(10)蠅蛆症
「ようそしょう」と呼び、英語ではmyiasisといいます。ハエ(トゥンブ蠅,マンゴ蠅またはプッツィ蠅)が飛んできて戸外に干した衣類に産卵し、孵化後の初期の幼虫が衣服を通して皮膚に侵入しておこります。侵入は1分くらいと速く痛みはありません。しばらくして皮膚の浸入部にじゅくじゅくしたできものができ、そのまま放置していると蛆(ウジ)が出てきます。引きちぎらないようにうまく取り出すか、傷口をワセリン等で覆い、蛆を窒息させます。
もともとこのハエは早朝と午後に活発に活動し、糞尿で汚染された砂状の地面への産卵を好み、さらに日陰に干された汚れた衣服へも産卵する習性があります。予防が大切で、戸外に衣類を干さないのが一番効果的です。戸外に干す場合は一日陽の当たる場所に干して下さい。地面に置かれた洗濯物はハエの卵で汚染されている可能性があります。同様に地面に寝そべるのも感染のもととなります。もし外で干して乾燥させた場合は下着を含めすべての洗濯物の両面にアイロンがけをすることをおすすめします。同様に使用人などの身の回りを日頃清潔に保たせるのもハエを周囲に呼ばないために有効と思われます。
(11)その他の風土病
蚊、ブユまたは蠅にて媒介されるものでは、発熱と全身症状で重篤にいたる可能性のある黄熱病・デング熱、眼を侵す回旋糸状虫(オンコセルカ)症(河川失明症)、中枢神経を侵すアフリカトリパノソーマ症(眠り病)、全身のリンパ系や皮膚・眼を侵すフィラリア症(寄生虫性)などがあります。媒介する昆虫に刺されないように注意が必要です。こうした昆虫の生息する河原や山林に入るのは極力避けるのが無難ですが、どうしても入らなければならない場合は長袖・長ズボン、帽子の着用と同時に露出部には虫除けなどの噴霧も忘れないようにしましょう。
(12)狂犬病
狂犬病ウイルスを持った犬がいますので、野犬には近寄らないように注意しましょう。犬以外にもネコ、コウモリ等もウイルスを持っていることがあります。狂犬病は発症すると致死率100%です。万が一咬まれた場合は、発病予防のワクチンを接種します。
(13)交通事故
電力事情が悪いため信号機はあっても作動していないことが多く、また、交通マナーは劣悪です。そのため、大きな交通事故が頻繁に起きています。運転時には無謀運転をする現地人の自動車事故の巻き添えにならないよう細心の注意が必要です。
(1)なまもの、生水は避けてください。切り売りされた果物も汚染されている可能性があります。火を通した食物でも時間の経過とともに温度が下がると再び病原体の繁殖を許す状態になります。調理して時間のたった食物には生ものと同様、注意が必要です。
(2)洗濯物はなるべく戸外に干さないようにしましょう。蠅蛆症の原因になる可能性があります(前述参照)。
(3)地面に寝そべるのもある種の寄生虫などの感染のもとになります。これには鉤虫や糞線虫などのやっかいな寄生虫も含まれます。またサハラ砂漠以南の熱帯・サバンナ地域の地面にはある種のハエの吸血性の幼虫がおり、寝そべるヒトや動物を刺して痛みなく吸血をします。土に触れた後には必ずその部を洗いましょう。
(4)湖沼や河川での水遊びは住血吸虫症の感染原因になりえます。こうした水域では手足を浸す程度でも危険です。
(5)手洗い、うがいを心がけてください。
(6)屋外でスポーツをする場合は水分補給を心がけ、熱中症に注意しましょう。また、紫外線が強いので日焼け止めや帽子が必要です。
(7)草むら(ゴルフ場でも)にはコブラ等の毒蛇がいますので入らないようにして下さい。
(8)蚊対策を十分に行ってください。
(1)赴任者に必要な予防接種(成人、小児)
入国に際し黄熱病の予防接種が義務付けられています。
また、黄熱病の他にも必要な(あるいは推奨される)予防接種が多いので入国前には然るべき時間を持って(できれば半年くらいの時間的余裕を持って)予防接種の計画を立て、接種を開始しましょう。
成人ではA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、髄膜炎(できれば4種混合のACWY)、ポリオ(経口)の予防接種が必要です。
小児ではBCG(結核)、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風混合)、MMR(麻疹、流行性耳下腺炎、風疹)、B型肝炎、狂犬病、腸チフス、髄膜炎、ポリオ、黄熱病(詳細後述)です。
黄熱病の予防接種:入国時には接種証明書(イエローカード)を携帯して下さい。このカードは接種後10日目から10年間有効です。卵やゼラチンアレルギー、免疫不全などで接種できない場合は忌避証明書が必要です。生後9ヶ月未満の乳児は接種できません。
当国で特記すべき予防接種としてはポリオがあげられます。当国では依然北部のカノ州を中心に野生株のポリオの感染例があとを絶たず、ポリオ撲滅の方向にある世界の動向に取り残された数少ない国の一つです。特に北部の地方などに滞在する可能性のある方は、ポリオの主な感染の対象となる子供さんだけでなく、すでに日本で幼少時にポリオのワクチンの接種を受けた成人の方であってもポリオの予防接種を今一度接種されるのをおすすめします。小児も成人も経口のポリオワクチンを接種されることをおすすめします。
(2)小児定期予防接種一覧
| ワクチンの種類 | 対象疾患 | 対象年齢 | 接種量 | 接種回数 | 最小接種間隔 | 接種方法及び接種か所 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| BCG | 結核 | 出生時 | 0.05ミリリットル | 1回 | - | 皮内、 左上肢 |
| DPT | ジフテリア 百日咳 破傷風 |
生後6週 生後10週 生後14週 |
1回あたり 0.5ミリリットル |
3回 | 4週 | 筋注、 大腿外側 |
| ポリオ (生ワクチン) |
ポリオ (急性灰白髄炎) |
出生時 生後6週 生後10週 生後14週 |
1回 2滴 | 4回 | 4週 | 経口 口内に滴下 |
| 麻疹 | 麻疹 | 9ヶ月〜 11ヶ月 |
0.5ミリリットル | 1回 | - | 皮下、 左上肢 |
| 黄熱病 | 黄熱病 | 9ヶ月〜 11ヶ月 |
0.5ミリリットル | 1回 (10年ごと) |
10年 | 皮下、 右上肢 |
| B型肝炎 | B型肝炎 | 出生時 生後6週 生後6ヶ月 |
1回あたり 0.5ミリリットル |
3回 | - | 筋注、 大腿外側 |
| Hib | インフルエンザ菌b型 | 生後6週 生後10週 生後14週 |
1回あたり 0.5ミリリットル |
3回 | 4週 | 皮下 |
予防接種の時期は生後3ヶ月頃から開始される日本に比べて一般に早く開始され、出産のチャンスをとらえて小児の多くの定期接種が開始されます。ポリオは日本では2回の接種のところを4回行います。
(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明
アブジャ、ラゴスといった主要都市にあるナイジェリアの現地校、一部のインターナショナル・スクールでは入学時に当国政府の定める小児の定期予防接種(上記)の証明以外、特別の予防接種を要しません。しかしインターナショナル・スクールによってはこれとは別に風疹・急性耳下腺炎の予防接種を必要とするところもあり、MMR(麻疹・風疹・急性耳下腺炎三種混合ワクチン)をあらかじめ接種されておくことをおすすめします。
特に行われていません。
最寄りの医療機関を早めに受診してください。英語での受診が可能です。受診時の一般的な注意としては、可能であれば前もって電話予約を入れて下さい。クレジットカードは使用できません。少なくとも2万ナイラ(日本円で約2万円)くらいの現金を持参されたほうがよいでしょう。前払いしない限り、検査や診察を拒否されることがあります。患者登録時に身分証明書の呈示を求められることも多く、パスポートを忘れずに持参しましょう。小手術は可能ですが、待機的な手術が可能であれば国外での治療をおすすめします。医師はいくつかの病院をかけもちで働いていることが多く、曜日によっては専門医が不在のことがあります。
(1)St. Nicholas Hospital(セントニコラス病院)
住所:57 Campbell St.
電話:(01)-260-0070〜79
概要:産科の病院として1968年に開院し、現在は一般内科、外科、産婦人科、小児科の総合病院です。夜間は常時2人の医師が勤務し24時間受診可能。CT、超音波、X線検査が受けられます。生体腎移植の手術が行われています。個室は3食つきで約8000ナイラ。スタッフは優秀ですが建物や設備がやや古いのが難です。
(2)Eko Hospital(エコー病院)
住所:1 Mobolaji Bank-Anthony Way, Ikeja
電話:(01)-497-8800〜9
概要:空港シェラトンホテルに近接。CTも装備しています。
(3)reddington Hospital(レディントンホスピタル)
住所:12 Idowu Martins Street, Victoria Island, Lagos
電話:(01)-262-1234, 262-1244, 271-5340〜9
概要:2006年3月にThe Heritage Hospital & The Cardiac Center(ヘリテージ病院及び心臓センター)から総合病院として生まれ変わりました。一見して他のナイジェリアの病院とは異なる豪華な外観と内装で新しくきれいです。循環器科、外科、産婦人科、小児科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科があります。病室はほとんどが個室でテレビ、エアコン、バス付きです。初診時には登録料と診察料併せて30000ナイラは必要です。病院専有の救急車がありますが1回の使用料は1000米ドル以上します。医療器具も新しく日本の病院に近いです。MRI、CT、マンモグラフィの機器があり、設備は申し分ありませんが、高額なのと、診療レベルは未知数です。
(4)St. MARIA HOSPITAL(セント・マリア・ホスピタル)
住所:Plot 722A Adetokunbo Ademola Street, Victoria Island, Lagos
電話:(01)-461-7755, 461-7756
概要:ロシア人夫婦(夫が内科医、妻が小児科医)による経営で、1995年末に開院し1996年6月に今の場所に移転しました。24時間体制で救急車もあります(ドライバー2名が交替で待機)。手術室が1室あり、産婦人科や外科の手術も可能ですが、手術に携わる医師は常勤ではありません。入院施設は2人部屋が5部屋あり、各部屋にトイレ・バスが付いています。各種予防接種も行っています。この病院は小規模ですが邦人の利用が多い病院です(基本的に内科系)。超音波等の医療機器は古めです。
空港クリニック:ラゴス国際空港に旅行客を対象とするクリニックはありません。緊急時には上記のEko Hospitalがもっぱら使用されています。
(5)Scubbs Dental Clinic(スカッブス歯科医院)
住所:5 Doula Rd. Apapa
電話:(01)-545-2228
概要:歯科での評判が高く、設備も充実しています。
(1)Zankli Medical Center(ザンクリ・メディカル・センター)
住所:Plot 1021, B5, Shehu yar'Adua Way, OPP. Ministry of Works, Utako District
電話:(09)-523-6854, 670-7273〜5
概要:診療科目は一般内科、産婦人科、小児科、皮膚科、耳鼻科、眼科、歯科など多岐に渡ります。建物は古く、CTやMRIはありませんがX線装置は比較的新しいです。最近、マンモグラフィの器械を導入しました。結核診断の設備は他の診断施設に比し格段に良いです。個室の特別室は1泊20,000ナイラです。
(2)St. Francois Medical Centre(サン・フランソワ・メディカル・センター)
住所:Plot 501, Bangui Street, Wuse II, Abuja
電話:(09)-461-8452
概要:フランス人経営の医院です。循環器科医1人、整形外科医1人、小児科医2人の計4人の医師がいます。手術室はありません。X線装置は古いですが血液検査の機器は新しく、各種ワクチンも揃っています。入院ベッドは3床あります。
(3)Abuja Clinic(アブジャ・クリニック)
住所:#22 Amazon Street, Maitama, Abuja
電話:(09)-413-7020〜6
概要:私立の総合病院で料金は高めです。外交団が多く利用する病院です。CT装置(2008年4月現在故障中で復旧の目途なし。)や人工透析の設備(1台)あります。ベッドは37床ですが個室は少なくほとんどが2人部屋です。電子カルテが導入されています。
(4)National Hospital(ナショナル・ホスピタル)
住所:132 Central Distrikut, Phase2, Garki District
電話:(09)-234-2686-89
概要:国立病院で1999年にリニューアルされました。救急も含め多科にわたる診療が可能で、政府要人が利用する病院でもあります。しかし、長時間待たされる、高圧的な事務員などアクセスの悪さもあり、現地人は受診を避ける傾向にあります。医療レベルについては医師個人のレベルに大きなばらつきがあります。CT、MRIがありますが、CTはアブジャ・クリニック同様に2008年4月現在故障中で復旧の目途はたっていません。
(5)CRI Mediclinics(CRIメディクリニック)
住所:11 Beira Crescent, Off Adetokunbo Ademora Crescent, Wuse II, Abuja
電話:0802-291-0801 0802-290-3611 0808-274-0000(携帯番号です。)
概要:受診しやすい小規模な病院です。検査だけ受けることも可能で、比較的待ち時間が少なくてすみます。マラリアの検査は顕微鏡法と抗原検出キットの2本立てで行ってくれます。血液検査やX線検査が可能です。
空港クリニック:アブジャ国際空港にはクリニックはありません。
(6)Lagrent Dental Clinic(ラグレント・デンタル・クリニック)
住所:Floor 2, Transcorp Hilton Hotel, 1 Aguiyi Ironsi Street, Maitama, Abuja
電話:(09)-413-1811 内線6817, ファックス:(09)-413-7899
概要:ヒルトンホテル内の歯科医院です。小さな施設ですが設備は新しく衛生的で歯科医も信頼できます。複雑な歯科の治療でなければ、虫歯治療など十分対処できます。
診療時間 月曜日―金曜日 午前9時〜午後9時、土曜日 午前9時30分〜午後5時
アブジャの上記4つの病院(歯科を除く)は全て24時間受診可能です。しかし、夜間は専門医は常駐していません。
小児救急受け入れは不可。(一般に救急医療の概念が乏しい。)
大使館のホームページはありません。日本からの電話、ファックスはつながりにくい事がしばしばあります。
当国では数々の部族語の他に広く英語が使用されています。医療機関の受診には英語が十分に通用します:
「医師」doctor(ドクター)
「飲み薬」medicine(メディスィン)
「注射」injection(インジェクション)
「頭痛」headache(ヘデイク)
「胸痛」chest pain(チェスト・ペイン)
「腹痛」abdominal pain(アブドミナル・ペイン)
「下痢」diarrhea(ダイアレア)
「発熱」fever(フィーヴァー)
「吐き気」nausea(ノーズィーア)
「嘔吐」vomitv(ヴォーミット)又はthrow up(スロウアップ)
「傷」wound(ウーンドゥ)
「病院へ連れて行って下さい。」Take me to the hospital, please.(テイク・ミー・トゥー・ザ・ホスピタル、プリーズ。)
「具合が悪い。」I feel sick.(アイ・フィール・スィック)