在外公館医務官情報

ボツワナ

2010年10月

1.国名・都市名

 ボツワナ共和国(ハボローネ,フランシスタウン,マウン)(国際電話国番号267)

2.公館の住所・電話番号

3.医務官駐在公館

4.衛生・医療事情一般

 当国は南半球に位置し、南部は南アフリカ、東部はジンバブエ、北部と西部はナミビアに接しています。気候は内陸砂漠気候です。冬期(6~8月)、雨期(9月頃~3月頃)、夏期(1月~3月)に大別されます。乾季には乾燥が酷く、冬期は「1日のうちに四季が有る」といった気候です。

 先進医療を受けるには隣国の南ア(ハボローネからヨハネスブルクまで陸路約300キロメートル)での受診が勧められます。現地病院にかかる場合、支払いは全て現地通貨(P;プラ)です。私立病院の中には、緊急受診時(救急外来)でも診療の前に保証金を求める事もあります。クレジット・カードで支払いができる場合もありますが、その殆どはVISA,MASTERカードに限られます。現金を調達しようとしても病院内のATM機が故障している場合も多く注意が必要です。また、個人用小切手は受付けて貰えません。

5.かかり易い病気・怪我

(1)下痢:

 特に首都ハボローネの水道水は水質が比較的良く、通常、食材や食器の洗浄や歯磨きに使う等には問題は有りませんが、飲料用・製氷用には市販のミネラルウォーターをお勧めします。水道水にも多少の砂が混じります。当地の医療機関受診で最多疾患は下痢ですが、原因に関してはコレラ・赤痢などの特定をする事は殆どありません。時々治療を要しないような軽い下痢を経験する人は多いです。

(2)呼吸器疾患:

 気温の日内変動が大きく(冬は明け方と午後の変動が25℃程度有る。)、また乾燥しているので咽頭炎などの呼吸器疾患に罹りやすくなっています。

(3)リケッチア症(ダニが媒介):

 主な症状は発熱とリンパ腺の腫れです。国土の殆どの植生は灌木(ブッシュ)で、ここにダニが生息しています。仕事や観光でブッシュの中を進む場合には首もカバーする長袖・ブーツ(靴底の厚い長靴)・帽子の着用をお勧めします。

(4)マラリア:

 北部にある観光地(オカバンゴ国立公園、チョベ国立公園)は水辺に在るのでマラリアを媒介するハマダラ蚊も生息しています。マラリアの発生状況は年度毎に変動が有りますが、蚊に刺されないよう十分注意して下さい。

(5)HIV/AIDS:

 HIV陽性率は国全体で約25%と非常に高率です。国を挙げて対策を取ろうとしていますが、中々成果は上がっていません。(性的行動の見直し、コンドームの使用等)接触には十分ご注意下さい。

6.健康上心がける事

(1)紫外線対策:夏期はもちろん、冬期も晴れていれば日差しが強いので皮膚及び毛髪の保護を心がけて下さい。

(2)乾燥対策: 乾季には湿度が20%台に下がる事も多く皮膚・毛髪の保護にご注意下さい。

(3)気温の日内変動:特に冬期には日内変動が大きく、明け方の冷え込みに対策が必要です。冬は1日のうちに四季が有ると理解して下さい。

(4)春から秋にかけ、蟻・蚊などが発生しやすく、これら昆虫による刺咬症に注意して下さい。

7.予防接種(現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)PDF

(1)入国に関して要求される予防接種は有りませんが、破傷風、A型肝炎、B型肝炎の接種をお勧めします。また、麻疹の接種もお勧めします。

(2)定期ワクチン接種スケジュール (在ボツワナ 平成22年11月15日変更)

定期ワクチン接種スケジュール
  出生時 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 9ヶ月 18ヶ月 7才 13才
ポリオ(経口生)    
B型肝炎(HB)              
DTP+HB+HIB          
麻疹              
DT            
破傷風              
MMR(任意)        
12ヶ月
   

(3)現地校入学・入園時の接種証明書提出

 公的な証明書は必要有りません。学校によっては保護者の記録提出を求める事も有るので、母子手帳の予防接種記録などの英訳メモを用意されると宜しいかと思います。(あるいは英文の母子手帳でしたらそのページコピーの用意。)

8.乳児健診

以下の私立医療機関で可能です。

(1)Independence Surgery

 スケジュールは特になく、定期予防接種時に受診する事をお勧めます。

 健診だけなら無料です。

(2)Bokamoso Private Hospital

 特に決まったスケジュールは有りません。(1)と同じく予防接種時に受診する事をお勧めします。(1回56プラ)

9.病気になった場合(医療機関等)

◎ハボローネ (Gaborone)

(1)Independence Surgery(私立)

所在地 Plot 258/259 , Molefi Close

電話 395-3424

概要 外来のみで入院設備はない。街の中心地にあり、アクセスに便利。

原則として月曜-金曜の8時00分-17時00分

(2)Bokamoso Private Hospital(私立)

所在地 Plot 2435, Block 1, Mmopane

電話 369-4000

概要 ハボローネ及び近郊では一番の最新設備を誇る。2010年5月正式オープン。耳鼻科・歯科はない。 ER有り。

市の中心地から約13キロメートルとやや離れているのが難。

(3)Gaborone Private Hospital(私立)

所在地 Plot 8448, 1 Mica Way, Broadhurst

電話 368-5600

概要 Bokamoso Private Hospitalが開院するまではハボローネで最高の私立病院だった。現在病棟を順番に改装中。ER有り。

○フランシスタウン (Francistown)

(1)Nyangbwe Referral Hospital(公立)

所在地 Plot 2523, Marang Road

電話 241-1000

概要 Francistownでの最大の病院。24時間対応 

○マウン (Maun)

(1)Delta Clinic(私立)

所在地 Plot 720/721, Tsheko-Tsheko Road

電話 686-1411

概要 街の中心に位置する。ベッド数20床余り。時間外はOn Callで対応。

(2)Letsholathebe II Memorial Hospital(公立)

所在地 Disaneng Ward

電話 6860444

概要 地域特別病院。新しく郊外に移転したばかり。

10.詳細情報アクセス先(ホームページ等)

大使館ホームページ http://www.botswana.emb-japan.go.jp/他のサイトヘ

11.現地語一口メモ

 当地では英語が通じます。医療機関でも英語でお伝え下さい。

 主要言語の英語をご参照下さい。

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