2010年8月
ケニア(ナイロビ、モンバサ、キスム)(国際電話国番号:254)
ケニアは国のほぼ中央を赤道が横切っているにもかかわらず、首都ナイロビは標高1,700メートルの高地にあるため、1年中常春の陽気で、平均気温は17℃、湿度も低く快適な気候です。反対にケニア第二の都市モンバサはインド洋に面しているため、1年中高温多湿な気候となっています。ナイロビの雨期は一年を通して2回あり、3月から5月にかけての大雨期と、10月から11月にかけての少雨期であり、この時期に下痢が多くみられます。また8月は肌寒く、風邪を引きやすいので、寒がりの人には暖房が必要でしょう。衛生状況は決して良いとはいえず、特にスラム地域は劣悪です。ナイロビの私立病院の設備は充実してきておりますが、風俗、文化の違いから日本人にとっては十分な医療とはいえない状況です。地方においては医療の質はあまり期待できません。
(1)ナイロビで医療を受ける場合、一般的にはナイロビ病院のドクターズプラザ(各専門医が開業しているクリニック専門ビル)またはアガカーン病院のFMCを受診する。緊急の場合は24時間オープンのcasualtyを受診する。入院が必要な場合2千〜5千USドルの保証金またはクレジットカードが必要です。重傷で緊急移送が必要な場合もあるので旅行傷害保険には必ず加入しておいて下さい。
(2)ケニアは黄熱の汚染地域です。入国時のトラブルをさけるためにもできるだけイエローカードを持って入国して下さい。
(3)一般に抗マラリア薬の予防的内服はしていませんが、熱が出た場合はマラリアを疑い検査をしてください。特に海岸や湖の近くはハマダラ蚊が多いので注意してください。マラリアの診断や治療に関しては当地の病院で十分対応できますが、重症(脳症)になると緊急移送が必要です。輸血に関してはHIV等の感染の危険もありますので十分注意し、輸血の応否についての意思表示をはっきりして下さい。
(4)ナイロビは標高が1,700メートルですが、ほとんどの人は高山病の心配はないようです。まれに軽い頭痛、嘔気がみられる人がいます。
(1)マラリア:ケニアの医療統計上も最も多い疾患で、まず念頭に置かなければならない疾患です。なんと言っても蚊に刺されないこと。
(2)最も多いかぜ、時に高熱で重症となる。インフルエンザも散発的にあり。
(3)下痢症。特に雨期。腸チフスも注意。
(4)寄生虫疾患:吸虫、虫、線虫他、様々な寄生虫症があるようです。
(5)交通事故。最近増えています。
(6)髄膜炎:近年注意が必要です。
(7)狂犬病、黄熱が風土病的に存在しています。
(8)ポリオも未だにケニア北部で発生しています。
(1)暴飲暴食を避け、生水は飲まないこと。
(2)蚊、ダニに刺されないようにして下さい。
(3)寄生虫がいる可能性があるので、湖や川に入らないようにして下さい。
(4)ナイロビ市内では昼夜の気温差が大きいので、着る物や寝具に注意が必要です。
(5)日中の直射日光にはできるだけ当たらないようにして下さい。
(1)赴任者に必要な予防接種
(2)現地の小児定期予防接種:現地の小児定期予防接種はないが、現地医療機関が推奨するものとして、
(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明
小児が現地校に入学・入園する際に予防接種・接種証明は原則必要ないようです。
乳児健診は,ケニアで出生した児を対象に行われています。
1歳までに3〜4回健診を受け,身長・体重の計測やBCG・ポリオ・3種混合(DPT)ワクチンの接種をします。
日本のように検診時の月例が正確に決まっているわけではありません。
受診したときに次回の健診を指示されるのが一般的です。
健診場所は通常その児が生まれた病院で,病院出産でなかった場合は公立病院で行います。市立病院では有料ですが,公立病院では無料です。
所在地:Argwings Kodhek Road, Nairobi
電話:020-2722160
所在地:Third Parklands Avenue, Nairobi
電話:020-3740000
所在地:Muthaiga Road, Nairobi
電話:020-3752883
所在地:Wanga Road, Mombasa
電話:041-2227710
所在地:Off Mama Ngina Drive, Mombasa
電話:041-2312191
所在地:Dedan Kimathi Avenue, Mombasa
電話:041-2314140
所在地:Otieno Oyoo Street, Kisumu
電話:057-40372
在ケニア日本国大使館ホームページ http://www.ke.emb-japan.go.jp/j-index.html ![]()
医療機関では英語が通じますので,主要言語の英語をご参照下さい。