東日本大震災・復興関連情報

原子力発電所の安全確保・我が国の輸出品に対する諸外国の規制等に対する取組み

平成29年3月10日

原子力発電所の安全確保

  • 計画的避難区域,緊急時避難準備区域の設定(経済産業省ホームページ)
  • (1)地震・津波発生後,宮城県,福島県及び茨城県に存在する原子力発電所のうち運転中であった計11基の原子炉には,直ちに制御棒が挿入され,自動的に発電が停止した。
  • (2)他方,福島県にある東京電力福島第一及び第二原子力発電所において,原子力緊急事態宣言が発令され,周辺住民の避難,緊急対応等が行われている。
  • (3)東京電力福島第一及び第二原子力発電所の現状については,原子力安全・保安院別ウィンドウで開く(「東日本大震災の影響について別ウィンドウで開く」)を参照。
  • (4)経済産業省原子力安全・保安院は,東京電力福島第一原子力発電所における事故・トラブルに対するINES(国際原子力・放射線事象評価尺度)評価について,従来,暫定的にレベル4と評価していたが,一部について暫定的にレベル5に変更した。
    • ○東京電力福島第一原子力発電所1号機,2号機及び3号機:暫定評価レベル5
    • ○東京電力福島第一原子力発電所4号機:暫定評価レベル3
    • ○東京電力福島第二原子力発電所第1号機,2号機及び4号機:暫定評価レベル3
  • (5)4月12日,原子力安全・保安院は,平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東京電力福島第一原子力発電所の事故・トラブルに対するINES評価について,3月18日以降に得られた情報を踏まえ,レベル7と暫定評価した。
     この変更は,放射性物質の総放出量を推定するためのデータが集まったため,計算した結果を国際基準に従い評価した結果であり,現在,東京電力福島第一原発の状況が悪化しているためでは全くない。また,放射性物質のほとんどは事故発生以降の数日間で放出されており,現在,大気中の放射線量は徐々に減少している。例えば東京における放射線量は一度も健康に問題を生じさせる数値となったことはなく,安定的に低下し続け,現在ではほぼ通常の値である。今後も放射性物質に関するモニタリングを続けていく。
     東京電力福島第一原発事故は,チェルノブイリ原発事故とは,原因も態様も異なっている。第一に,チェルノブイリでは原子炉そのものが爆発したのに対し,東京電力福島第一原発事故では,原子炉は自動停止し,大規模な火災は発生しておらず,放射性物質の放出も限定的である。IAEAも,この点に言及し,双方は異なるとしている。第二に,放出された放射性物質の総量は現時点でチェルノブイリ事故よりはるかに少ないと試算されている。第三に,東京電力福島第一原発事故では放射線障害で亡くなった方はいないばかりか,周辺住民の中に,放射線による健康被害を受けた方もいない。
     なお,国際民間航空機関(ICAO),国際海事機関(IMO)や世界保健機関(WHO)などの関係国際機関は,渡航制限等の過度な対応は必要ないとする客観的な評価を行っている。
  • (6)4月17日,菅前総理の指示で,東京電力が「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」を発表した。約3か月で放射線量が着実に減少傾向となる状態を達成し,それから約3~6か月で,放射性物質の放出が管理され,放射線量が大幅に抑えられる状態を達成することを目標にしている。
  • (7)5月17日,東京電力が「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況について,とりまとめた。(改訂版ロードマップ(PDF)別ウィンドウで開く
     12月16日,東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋のステップ2が完了した。
    詳細はこちら別ウィンドウで開く
  • (8)こうした状況については在京外交団,外国メディア等に説明するとともに,国際原子力機関(IAEA)に対し,右状況を含め,継続的に通報してきている。
  • (9)IAEA調査団が5月24日~6月2日に訪日し,6月1日に日本政府に報告書暫定的要旨(原文:英文)を提示し公表した。(原文「Preliminary Summary」(PDF)別ウィンドウで開く仮訳「暫定的要旨」(PDF)別ウィンドウで開く
  • (10)6月7日,原子力災害対策本部は「原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書別ウィンドウで開く」をとりまとめ発表した。
  • (11)6月20日,5月24日~6月2日に訪日したIAEA調査団の報告書(原文:英文)が原子力安全に関するIAEA閣僚会議に提出された(原文はこちら。(PDF)別ウィンドウで開く
  • (12)IAEA国際除染ミッションが10月7日~15日に訪日し,11月15日,IAEAは,日本政府にIAEA国際除染ミッションの最終報告書(原文:英文)を提出し,公表した。(原文「Final Report」(PDF)別ウィンドウで開く仮訳(要旨部分のみ)(PDF)別ウィンドウで開く

諸外国・地域による輸入規制等に対する取組

  • (1)外務省では,福島第一原発事故に起因する風評被害を防ぎ,被災地産品の海外輸出を促進するため,汚染水問題への対応を始めとする事故対応の取組に加え,我が国産品の安全確保の措置(我が国の検査基準・体制や出荷制限等)の情報を迅速かつ正確に各国に提供し,輸入規制の撤廃・緩和を粘り強く働きかけてきている。
    • (ア)各国・地域の要人等との会談において首脳・閣僚等ハイレベルで規制の緩和・撤廃を申し入れ。
    • (イ)各国・地域毎の事情に応じ,先方政府当局に対する情報発信と規制緩和・撤廃に関する申入れのラインをきめ細かく本省と在外公館の間で打ち合わせ,在外公館から申入れを実施。
    • (ウ)風評被害払拭や復興状況等の対日理解促進のためのPR事業や招へい事業等を実施。
  • (2)今後も,ハイレベルの往来を活用するとともに,本省と在外公館の間で緊密に連携し,粘り強く規制緩和・撤廃に向けた働きかけを継続する。また,各国からの個別の照会・情報提供要請に丁寧かつきめ細かく対応し,科学的根拠に基づく対応を引き続き求めていく。

諸外国の輸出入等関連措置について

食品の安全性について

日本の空をめぐる現況について

  • 国際定期便の復便状況,各空港の運行状況等(国土交通省)(日本語/英語)

放射能モニタリング

  • 都道府県別環境放射能水準調査結果(文部科学省)(日本語/英語)
  • 空港・湾口近辺の放射線測定状況(国土交通省)
    • 港湾関係:東京港,横浜港,川崎港及び千葉港近傍の放射線の測定状況について(日本語別ウィンドウで開く英語別ウィンドウで開く
  • 航空関係:

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