報道発表
ラム香港貿易発展局会長及びフォン同総裁による林外務大臣表敬
令和4年10月4日


10月4日、午前11時25分から約10分間、林芳正外務大臣は、訪日中のピーター・ラム(林建岳)香港貿易発展局会長及びマーガレット・フォン(方舜文)同総裁の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 林外務大臣から、日本及び香港双方の水際措置の更なる緩和を受け、日港間の人的往来の大幅な回復や貿易・投資の更なる発展への期待を表明しました。これに対し、ラム会長から、今般の水際措置の緩和も契機に日港間のビジネス、人的往来を活発化させることが双方にとって大きな利益をもたらす、「広東・香港・マカオ大湾区(GBA)」構想などを通じ、日港間の経済関係をより発展させたい旨述べました。林外務大臣から、香港が実施している日本産食品・農産物に対する輸入規制について、科学的根拠に基づく早期撤廃に向けた協力を強く要請しました。
- また、林外務大臣から、昨今の香港情勢についての重大な懸念を伝達しつつ、香港において、「一国二制度」の下、自由で開かれた体制が維持され、民主的、安定的に発展していくことが重要であるという我が国の一貫した立場を改めて表明しました。