フィリピン共和国

日・フィリピン首脳会談

令和元年11月4日

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  • 日・フィリピン首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)
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    (写真提供:内閣広報室)

 11月4日午後4時40分(現地時間)から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ASEAN関連首脳会議に出席するため訪問中のタイにおいて,ロドリゴ・ドゥテルテ・フィリピン共和国大統領(H.E. Mr. Rodrigo R. Duterte, President of the Republic of the Philippines)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,ドゥテルテ大統領から,改めて天皇陛下の御即位に祝意が表明されるとともに,台風19号による被害及び首里城の火災へのお見舞いが述べられました。また,同大統領は,今後名古屋にフィリピン総領事館を開設予定である旨述べ,日本政府が事前同意を与えてくれたことに感謝すると述べました。これに対し,安倍総理から,即位礼正殿の儀への参列に謝意を述べるとともに,最近ミンダナオ島で相次いで発生した地震被害にお見舞いを表明しました。

2 安倍総理から,対フィリピン経済協力に関し,『「ビルド,ビルド,ビルド」を後押しする』観点から,『マニラの橋梁の耐震性強化のため追加的な借款を供与する考え』を述べました。これに対し,ドゥテルテ大統領から,マニラ首都圏の地下鉄建設を含む我が国による協力への感謝が述べられました。

3 安倍総理から,ミンダナオ和平プロセスに関し,『今後和平の進捗に応じて支援を強化する』考えを伝えました。これに対し,ドゥテルテ大統領から,我が国による長年に亘るミンダナオ支援(PDF)別ウィンドウで開くに対する感謝が述べられました。

4 また,安倍総理から,『スービック湾開発の,マスタープラン(注)策定を支援する』考えを表明しました。また,『本件は,両国の戦略的パートナーシップの深化を象徴する』旨述べました。

5 安倍総理とドゥテルテ大統領は,東日本大震災後の日本産食品への輸入規制や新たな在留資格である「特定技能」について議論しました。

6 両首脳は,直近の弾道ミサイル発射を含む北朝鮮情勢及び南シナ海問題といった地域情勢についても意見交換を行い,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。安倍総理から,『拉致問題は安倍内閣の最重要課題』であると述べ,拉致問題の早期解決に向け理解と協力を求め,ドゥテルテ大統領より引き続き協力していきたい旨述べられました。

(注)今後策定されるマスタープランには,道路整備,物流拠点整備,災害リスク対策,その他の公的事業の分野で,スービック湾及び周辺地域においてあり得べき事業の概要が記載される予定です。

 

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