報道発表

日英外相電話会談

令和3年9月17日

 9月17日、午後4時から10分間、茂木敏充外務大臣は、エリザベス・トラス外務・英連邦・開発大臣兼女性・平等担当大臣(The Rt Hon Elizabeth Truss MP, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs, Minister for Women and Equalities of the United Kingdom)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣は、トラス大臣の外相就任に祝意を表し、日英EPA交渉を共に成し遂げたトラス大臣と緊密に協力し、日英関係を更に深化させていきたい旨述べました。これに対し、トラス大臣から、祝意への謝意を表するとともに、経済分野も含め様々な分野で日本との関係を一層緊密化していきたい旨述べました。
  2. 両大臣は、英空母「クイーン・エリザベス」の寄港で新たな段階に入った安全保障・防衛協力も含め、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日英協力を一層促進していくことを確認しました。トラス大臣から、豪英米三国間安全保障パートナーシップ(AUKUS)の創設につき言及があり、茂木大臣から、インド太平洋地域への関与を強化しようとするAUKUSの創設を歓迎する旨述べました。
  3. また、英国の日本産食品輸入規制について、茂木大臣から早期の撤廃を改めて求めたのに対し、トラス大臣から真剣に検討したいとの反応がありました。
  4. 両大臣は、気候変動問題や新型コロナへの対応等グローバルな課題についても連携していくことで一致しました。

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