インドネシア共和国

日・インドネシア外相会談
(日・インドネシア閣僚級戦略対話)

令和2年1月10日

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 本10日,午前10時20分頃から約60分間,インドネシア・ジャカルタを訪問中の茂木敏充外務大臣は,ルトノ・マルスディ・インドネシア共和国外務大臣(H.E. Ms. Retno L.P. Marsudi, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)と日・インドネシア閣僚級戦略対話(少人数会合及び全体会合)を行ったところ,概要は以下のとおりです。

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    少人数会合
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    全体会合

1 冒頭,茂木大臣から,「今般のジャカルタ及びその周辺で発生した洪水被害に対しお見舞い申し上げる」と伝えるとともに,「外務大臣として初のインドネシア訪問となる」,「ルトノ大臣との『戦略対話』が開催できて嬉しい。先般の首脳会談及び外相会談の成果も踏まえ,地域のリーダーであるインドネシアと幅広い問題につき意見交換できることを楽しみにしている」と述べました。これに対し,ルトノ大臣から,「茂木大臣のジャカルタ来訪を歓迎する。昨年11月の名古屋での会談以来の再会をうれしく思う。新年のこの会合が今後の二国間協力の全体像を描くものとなり,地域・グローバルでの連携がより緊密になることを期待する」との発言がありました。

2 両大臣は,昨年11月の首脳会談及び外相会談で確認されたインフラ整備や人材育成等の分野での協力を強化することを確認し,これらの分野を含めた二国間の協力案件を総覧する枠組みを立ち上げることに一致しました。

3 両大臣は,インフラ整備については,ジャカルタのMRT網の整備やパティンバン港の建設を進めていくことで一致しました。また,茂木大臣は,人材育成については新たに立ち上げられた人材育成と輸出促進の方策を検討する官民合同の枠組みも活用して協力していく旨述べました。

4 ルトノ大臣から,ナツナ諸島を含む離島開発への協力を求めたのに対し,茂木大臣から,「インドネシアも日本も海洋国家であり,引き続き,海洋分野での協力を進展させたい」旨述べ,「本年1月から海上保安機構(バカムラ)への技術協力を開始し,2月にはビアクを始め離島での漁港及び市場の整備が順次開始される」と述べました。

5 安全保障分野では,両大臣は,第2回日インドネシア2+2を早期に開催すべく調整を加速化することで一致しました。

6 茂木大臣から,「中部スラウェシ州のインフラ復興を支援するための円借款供与を決定した」と述べました。

7 また,茂木大臣より,東京電力福島第一原発事故を受けた日本産食品への輸入規制について,今般,インドネシアが規制の緩和を決定したことを歓迎するとともに,引き続き規制の早期撤廃を求めました。

8 茂木大臣は,先般の首脳会談で確認された,インドネシアにおける戦没者遺骨収集事業再開に向け協力を求めました。

9 地域情勢については,茂木大臣から,インドネシアが主導した「インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)」を全面的に支持している旨述べたのに対し,これをルトノ大臣が歓迎するとともに,両大臣はAOIPとFOIPのシナジー強化のための具体的な協力を進めることで一致しました。また,南シナ海問題については,力を背景とした一方的な現状変更の試みに対する深刻な懸念を共有し,引き続き両国で緊密に連携していくことを確認しました。また,両大臣は,中東情勢についても意見交換を行いました。

10 また,両大臣は,北朝鮮については,関連する国連安保理決議の完全な履行を含め,北朝鮮の完全な非核化に向けて緊密に連携していくことで一致しました。また,茂木大臣から,拉致問題の早期解決に向け,インドネシアの理解と協力を求め,支持を得ました。

11 両大臣は,東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定交渉について,今後とも日インドネシア間で緊密に連携していくことで一致しました。

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    共同記者発表
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    共同記者発表
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    共同記者発表

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