スイス連邦
日・スイス首脳会談
令和3年7月24日
7月24日、午前10時40分から約15分間、菅義偉内閣総理大臣は、東京オリンピック競技大会開会式に出席するために訪日中のギィ・パルムラン・スイス連邦大統領兼経済・教育・研究大臣(H.E. Mr. Guy Parmelin, President of the Swiss Confederation, Head of the Federal Department of Economic Affairs, Education and Research)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 菅総理大臣から、パルムラン大統領の訪日を歓迎するとともに、万全な感染対策を講じ、安全・安心な東京オリンピック・パラリンピック競技大会を実現する決意を述べました。パルムラン大統領から、素晴らしい開会式と温かい歓迎に感謝するとともに、東京大会の成功を祈念する旨述べました。
- 菅総理大臣から、在大阪スイス領事館の開設及び日・スイス租税条約改正議定書の署名を歓迎する旨述べたのに対し、パルムラン大統領から、経済・科学技術、気候変動への対応をはじめ、二国間関係の更なる促進についての期待が示されました。
- 菅総理大臣から、日本産食品に対する輸入規制措置撤廃に関し、欧州内での理解促進についてスイスの協力を求めました。
- 両首脳は、拉致問題を含む北朝鮮への対応について協力していくことで一致しました。また、2025年の大阪・関西万博に向けて協力していくことで一致しました。