自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)
日EU・EPA衛生植物検疫措置(SPS)に関する専門委員会第1回会合の開催(結果)
令和元年10月30日
- 10月28日から30日,東京において,日EU経済連携協定(日EU・EPA)に基づき設置された衛生植物検疫措置(SPS)に関する専門委員会の第1回会合が開催されました。
- この専門委員会には,共同議長として,日本側から難波敦外務省欧州連合経済室長が,EU側からクーン・ファンダイク欧州委員会保健・食品安全総局D局第3課長(Dr. Koen VAN DYCK, Head of Unit, Bilateral International Relations, DG Health and Food Safety, the European Commission)が出席し,その他農林水産省,厚生労働省(日本側)及び保健・食品安全総局,貿易総局及び駐日EU代表部(EU側)の関係者が出席しました。
- 今回の会合では,主に日EU・EPAのSPS章の実施に係る共同のコミットメントを確認するとともに,SPSに係る日EU双方の関心事項について意見交換を行い,双方が引き続き協力を促進していくことで一致しました。
- また,放射性物質に係る日本産食品等への輸入規制の緩和に関し,一部の県及び産品を放射性物質検査証明の対象から除外する内容の改正規則
が欧州委員会により採択され,10月25日に欧州連合の官報に掲載されて,11月14日に施行されることになったことについて,日本側から歓迎の意を表明しました。
- [参考]