ドイツ連邦共和国
日独首脳会談
令和3年6月12日

(写真提供:内閣広報室)
現地時間6月12日午前9時25分(日本時間午後5時25分)から25分間、G7コーンウォール・サミットに出席するため英国を訪問中の菅義偉内閣総理大臣は、アンゲラ・メルケル・ドイツ連邦共和国首相(H.E. Dr. Angela Merkel, Chancellor of the Federal Republic of Germany)と日独首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、両首脳は、日独交流160周年の本年に初となる対面での会談を歓迎し、菅総理大臣から、新型コロナや気候変動等の課題に立ち向かうための国際秩序の形成に当たり連携していきたい旨述べました。
- 菅総理大臣から、ドイツのインド太平洋へのコミットメントを歓迎し、メルケル首相から、インド太平洋はドイツにとっても重要な地域であり、安全保障分野を含め、日独協力の強化に向けて連携したいとの発言があり、両首脳は、中国を含む東アジア情勢、ロシア等について率直な意見交換を行いました。
- 菅総理から、本年は東日本大震災から10年という節目の年であることに言及した上で、EUによる日本産食品への輸入規制撤廃に向け、ドイツの協力を求めました。