外交史料館
展示室
展示室は、令和6年4月8日に麻布台ヒルズ森JPタワー5階にリニューアルオープンしました。解説パネルや解説映像を充実させ、より分かりやすい展示になりました。
常設展示室と企画展示室があり、常設展示室では、幕末から21世紀に至るまでの代表的な条約書等を展示しています。企画展示室では、吉田茂元総理の関係資料のほか、杉原千畝の人道的な偉業、旅券(パスポート)の歴史、条約締結の過程を紹介した展示を行っています。このほか、テーマを決めた企画展示を定期的に開催します。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
(注)テーマを決めた企画展示開催期間中は企画展示室の展示内容が変わる場合があります。
お知らせ
展示品の一部入れ替えなどのため、企画展示室は12月6日(金曜日)及び12月7日(土曜日)閉室いたします(常設展示室は開室しています)。
12月9日(月曜日)は、企画展示室、常設展示室共に閉室いたします。
開室日時
月曜日から土曜日 10時から17時30分(入室は17時まで)
休室日
日曜日、国民の祝日、年末年始(12月28日~翌年1月4日)及び臨時の休室日として公示した日。
展示室開室カレンダー(PDF)
案内図
外交史料館展示室
住所:
〒106-0041
東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JP タワー5階
電話:03-3589-0369
- 交通手段:
- 南北線「六本木一丁目」駅より徒歩8分
- 日比谷線・大江戸線「六本木」駅より徒歩10分
- 日比谷線「神谷町」駅より徒歩10分
- 都バス(渋88)「麻布台ヒルズ」バス停徒歩1分
- (反96)「飯倉片町」バス停徒歩3分
団体見学について
20名以上の団体での見学をご希望される場合は、あらかじめ「外交史料館団体展示見学申込書(Word)」に必要事項を記入の上、外交史料館展示室へEメールにて(宛先アドレス:tenji@mofa.go.jp)送付してください。申請書の受領後、担当者からご連絡させていただきます。
小中高生の外交史料館展示室訪問(団体)
外交史料館展示室では、小中高生を対象に、外務省・外交史料館の業務説明等を含めた展示室の見学ツアーを実施しています。
見学を希望される学校関係者方は、募集案内をご覧ください。
入室時のお願い
- 傘は展示室に持ち込まないでください。傘立てをご利用ください。
- ペット、生花の持ち込みはお断りします。
- 喫煙・飲食は禁止です。
- 携帯電話による通話は、ご遠慮ください。
- 展示史料の撮影は可能ですが、フラッシュは使用しないでください。
- 著作権保護の観点から、説明パネルに掲載された写真や絵画のみをアップで撮影することはご遠慮ください。また、説明パネルに掲載された写真や絵画の二次利用(WEBページ、ブログ、SNS等での発信を含む)はお控えください。
- 他の来室者の見学の妨げとなる行為はご遠慮ください。
常設展示室
幕末から21世紀までの日本外交の足跡を示す代表的な条約書、外交文書などを展示しています。条約を認証する意味で蝋に押された国璽(国家の表章として押す官印)を保存するための蝋缶(ろうかん)や、条約書に記された著名な政治家・外交官のサインなどをご覧いただくことができます。
主な展示史料
シンボル展示「言葉でたどる日本外交」
常設展示室内にスクリーンを設置し、歴代の外務大臣等が残した外交に関する「言葉」をご紹介します。これらの「言葉」を通して、日本外交の歩みや外交活動とは何かを考えるきっかけにしていただければと思います。
企画展示室
企画展示室では、吉田茂元総理の遺品を展示しているほか、旅券(パスポート)の歴史、条約締結の過程を紹介した展示を行っています。このほか、テーマを決めた企画展示を定期的に開催します。
(注)テーマを決めた企画展示開催期間中は展示内容が変わる場合があります。
主な展示史料(吉田茂元総理関係資料)
杉原千畝と「命のヴィザ」
杉原千畝は、1940(昭和15)年、リトアニアにあったカウナス領事館副領事として、ユダヤ系避難民に対して「命のヴィザ」と呼ばれる日本通過のための査証(ヴィザ)を発給し、多くのユダヤ系避難民の命を救った外交官です。その存在は、「勇気ある人道的行為を行った」外交官として、現在に至るまで国境、民族を越えて広く尊敬を集めています。展示室では、関連史料とともに杉原千畝の事績を紹介しています。