国立公文書館・宮内公文書館・外交史料館連携展示会
近代国家日本の登場 ―公文書にみる明治―
平成25年3月30日から4月18日まで，国立公文書館において，国立公文書館，宮内公文書館，外交史料館による連携展示会を開催します。
本展示会では，各館が所蔵する明治時代の公文書や絵巻物などを通して，明治維新を経て近代国家への道を歩んだ明治日本の軌跡を描き出します。
各館が所蔵する，政治，皇室，外交の記録を一堂に集めるのは，今回がはじめての試みです。
外交史料館からは，日清・日露両戦争の講和条約，国立公文書館からは，「大日本帝国憲法」，宮内公文書館からは，明治天皇の即位の礼の模様を描いた「御即位式絵図」など，日本近代史上の貴重な資料が展示されます。ぜひこの機会に足をお運びください。
- 主催： 独立行政法人国立公文書館
宮内庁宮内公文書館 外務省外交史料館 - 会場： 国立公文書館1階展示室（地図）
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3-2
電話(03)3214-0621 - 開催期間： 平成25年3月30日（土曜日）～平成25年4月18日（木曜日）
- 開催時間： 月曜日～水曜日・土曜日・日曜日 午前9時45分～午後5時30分
木曜日・金曜日 午前9時45分～午後8時00分
（注）入館はそれぞれ閉館の30分前まで - 入場無料
主な展示資料
樺太千島交換条約（批准書） （外交史料館所蔵）
樺太千島交換条約は，明治8年（1875）5月7日，榎本武揚（えのもと・たけあき）とゴルチャコフ両全権が調印し，8月22日に批准書が交換されました。本史料はロシア側から渡されたもの。
大日本帝国憲法 （国立公文書館所蔵）
明治22年（1889）2月11日に公布された大日本帝国憲法。
御即位式絵図 （宮内公文書館所蔵）
慶応4年（1868）8月27日に御所（現在の京都御所）紫宸殿において挙行された明治天皇の即位の礼の様子を描いた絵図。