外交史料館
外務省外交史料館 特別展示 外交史料館50年
令和4年4月28日
昭和46(1971)年4月15日、我が国の外交記録の保存管理、公開、調査研究等を目的として、外務省外交史料館が開設されました。
令和3(2021)年、外交史料館は開設から50年となりました。本展示では、外交史料館開館以前から現在に至るまでの外務省の公文書管理や公開に関する歴史や制度、外交史料館の歩みや活動について、外交史料館が所蔵する史料を通してご紹介します。
本展示が、より多くの国民の皆様が日本外交や公文書管理に関心を寄せてくださるきっかけとなれば幸いです。
【注】本展示は令和3年4月~7月に開催しましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により会期のほとんどを休館せざるを得なかったため、改めて展示します。
- 場所:外務省外交史料館別館展示室(地図)
- 開催期間:令和4年2月3日(木曜日)~令和4年5月25日(水曜日)
- 開館時間:10時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日を除く)
- 入場無料
【注】都合により、開催期間を延長します。
展示概説と主な展示史料
I 開館前史 外務省の記録保存と公開の原点
外交史料館開館以前の外務省の記録保存への意識や制度、外交活動の公表事業についてご紹介します。
II 外交史料館の開館と公開史料の充実
外交史料館開館後に公開された代表的な戦後外交記録や外務大臣の個人文書をご紹介します。
III 別館展示室の開館と吉田茂元総理関係資料の寄贈
別館展示室とあわせて寄贈された吉田茂元総理関係資料をご紹介します。
IV 所蔵史料の重要文化財指定
重要文化財に指定された幕末の条約書と「続通信全覧」所収の史料をご紹介します。
V 法令の整備とデジタル化の推進
公文書管理法の施行と「外交記録公開に関する規則」制定後に公開された外交記録やデジタル化の進展によって、インターネット上で閲覧可能となった史料をご紹介します。