外交史料館
本館閲覧室 利用案内
本館閲覧室では、外務省の記録を中心とした、当館の所蔵する戦前・戦後の外交史料について、閲覧・複写が可能です。所蔵史料の利用方法や、外交史一般に関する問合せへのレファレンス対応も行っています。
開室日時
月曜日から金曜日 10時から17時30分(入室は17時まで)。
休室日
土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12月28日~翌年1月4日)及び臨時の休室日として公示した日。
トップページ掲載の【開館日程について】、または電話にて、休室日でないことをご確認のうえ、ご来館ください。
案内図
外交史料館本館
住所:
〒106-0041
東京都港区麻布台1-5-3
電話:03-3585-4513
- 交通手段:
- 南北線「六本木一丁目」駅より徒歩8分
- 日比谷線・大江戸線「六本木」駅より徒歩10分
- 日比谷線「神谷町」駅より徒歩10分
- 都バス(渋88)「麻布台ヒルズ」バス停徒歩1分
- (反96)「飯倉片町」バス停徒歩3分
史料の利用方法
1 閲覧室への入室
利用申込書(Word)の提出が必要となります(年度内中有効。閲覧室での記入も可能です)。
利用申込書提出の際には、本人を確認できる運転免許証、学生証、保険証などの身分証明書をお持ちください。
当館発行の「閲覧カード」(毎年4月更新)を既にお持ちの方はご持参ください。
荷物はロッカーに預け、貴重品等は備え付けのビニールバッグに入れて入室してください。
ロッカー用の100円硬貨をご用意ください。使用後に返却されます。
館内での食事はお控えください(ロビーでの飲み物は可)。
2 史料の検索方法
所蔵史料検索システム及び閲覧室に備え付けの各種目録で史料を検索することができます。
- •(注)閲覧室内には、検索用端末はありません。お持ちになられたPC・スマートフォン・タブレット端末にて利用可能な無線LAN(Wi-Fi)をご用意しております。
- •(注)所蔵史料検索システムを利用可能な端末は、利用を停止しています(令和2年6月)。閲覧室内には、お持ちになられたPC・スマートフォン・タブレット端末にて利用可能な無線LAN(Wi-Fi)をご用意しております。
- (注)システムメンテナンスのため、毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)の午前中は、所蔵史料検索システムを停止します。臨時の休止等については随時ホームページ上でご案内いたします。
目録による探し方は、「史料の探し方の基本」(PDF)もご参照ください。
ご不明の点があれば、カウンターでご相談を承ります。
3 閲覧の方法
- (1)特定歴史公文書等閲覧申込書(Word)に利用者の氏名、閲覧申込日、史料情報(分類番号・件名)をご記入の上、ご提出ください。なお、閲覧を希望する史料情報は、閲覧申込書の別紙として、所蔵史料検索システム(前掲)から印刷出力することも可能です(方法は検索システムの利用方法をご覧ください)。上述の閲覧申込書と併せてご提出ください。
- (2)書庫からの史料出架受付は17時まで、複写の受付は16時30分までです。12時30分から13時30分までの間は出架は行いません。
- (3)当館の所蔵史料は、原則として当日に、史料の原本、マイクロフィルム、CD-Rなどの媒体による閲覧が可能です(簡便な方法による利用)。事前の申請等が必要な史料については、次項をご参照下さい。
4 事前申請が必要な史料
下記アからウの史料は、事前の申請等が必要です(お申し込みは、来館、メール、郵送により受け付けています(メールアドレス:gaishi-reserve◆mofa.go.jp(注)「◆」を「@」に置き換えて下さい。)。具体的に対象となる史料は、閲覧可能な史料の状況をご覧ください。
ア 取り寄せが必要な史料
本館以外で保存されている一部史料の原本は、当日申込みによる閲覧ができません(CD-Rによる複製物閲覧は可能)。原本の利用を希望されるときは、特定歴史公文書等閲覧申込書(Word)に以下の内容を記入の上、利用を希望される日の二週間前までに館に到着するようお申し込みください。
- 氏名
- 申込日
- 分類番号
- 特定歴史公文書等の件名
- 連絡先、利用希望日(余白に、連絡先(電話番号、メールアドレス等)及び利用を希望する日を記入)
対象となる史料のリストは、下記のとおりです。
- 令和6年8月以降に取り寄せ申込が必要となる史料
- 戦前期外務省記録1門(PDF)(平成29年3月27日~)
- 戦前期外務省記録2門(PDF)(平成28年5月24日~)
- 戦前期外務省記録3門(一部)(PDF)(平成30年3月16日~)
- 戦前期外務省記録3門(一部)(PDF)(平成31年1月29日~)
(注)詳細については、外交史料館までお問い合わせください。 - 戦前期外務省記録E門(PDF)、F門(PDF)、G門(PDF)、H門(PDF)、I門(PDF)(平成29年3月27日~)
- 旅券発給記録関係(PDF)(平成28年5月24日~)
イ 利用制限区分「要審査」の史料(戦後外交記録)
外交記録公開目録上で利用制限区分が「要審査」の史料は利用請求が必要となります。利用請求の仕組みと利用手続きについては特定歴史公文書等の利用請求をご覧ください。請求の際の書式は「特定歴史公文書等利用請求書(Excel)」をご利用ください。利用決定の通知後、閲覧が可能となります。
ウ 特別利用対象の史料
原本の利用を認めるとその保存に支障を生ずるおそれがある特定歴史公文書等については、複製物による閲覧をお願いしています。複製物では利用目的を果たすことができない場合で、原本の利用が必要と認められる場合は、特に慎重な取扱いを確保した上で、特別に原本を利用することができます。
原本の特別利用を希望される場合は、原則として利用を希望する日の一週間前までに「特定歴史公文書等原本特別利用申込書(Word)」を提出してください。(メールアドレス:gaishi-reserve◆mofa.go.jp(注)「◆」を「@」に置き換えて下さい)。
ご連絡や、不明の点は史料管理・閲覧室閲覧担当(03-3585-4513)までお問い合わせください。
5 複写
原本史料は、業者による複写対応も可能です。紙、マイクロフィルム、CD-Rなど、希望する媒体や撮影手段をお選びください(複写代金など、詳細は閲覧カウンターでご案内します)。史料がマイクロフィルムやCD-Rなどの複製物の場合、利用者自身によるコピー(電子化したデータのCD-Rなどへの複製)も可能です。また、複写申請用紙の郵送等による依頼も受け付けております。
複写の様式については、「特定歴史公文書等複写申込書(Excel)」をご利用ください。各種複写方式等については料金表(PDF)をご参照ください。
なお、複写を希望する史料の一覧は、複写申込書の別紙として所蔵史料検索システム(前掲)から印刷出力することも可能です(方法は検索システムの利用方法をご覧ください)。上述の複写申込書と併せてご提出ください。(メールアドレス:gaishi-reserve◆mofa.go.jp(注)「◆」を「@」に置き換えて下さい)。
6 デジタルカメラ等による史料の撮影
閲覧室ではデジタルカメラ、スマートフォン、卓上スキャナーなどを持ち込んでの史料の撮影が可能です。シャッター音を消すなど他の利用者にご配慮のうえ、撮影をお願いします(フラッシュ、三脚の利用は禁止です)。史料の取り扱いについては下記「閲覧時の注意」をお守りください。
7 継続閲覧(取り置き)
同じ史料を二日以上続けて閲覧したい場合などには、「継続閲覧」を申し込むことが可能です。継続閲覧の期間は原則2週間までとなります。
8 閲覧時の注意
所蔵史料は永久保存されるべき国民共有の知的資源です。慎重な取り扱いをお願いします。また閲覧室の利用にあたっては下記の順守にご協力をお願いします(館員の注意に従わず適切にご利用いただけない場合は、退室いただく場合もございます)。その他閲覧室利用の詳細な規定は「外務省外交史料館利用細則」に記載されています。
- (1)禁止事項
-
- 閲覧に直接関係のない物品(雨傘、カバン等)を閲覧室に持ち込まないでください。
- 閲覧室では、鉛筆のみを筆記用具としてお使いください。
- 飲食及び飲食物の持ち込み、喫煙は禁止です。
- 携帯電話、スマートフォンは電源を切るか、マナーモードに設定してください。
- 室内での会話は極力ご遠慮いただき、静粛にご協力下さい。
- (2)史料の取り扱い
-
- 史料は作成から長い年月が経過し、大変傷みやすくなっています。注意してお取り扱いください。
- 汚れた手で触れる、書き込みを行う、史料の上で筆写をする、付箋を貼る、乱暴にページをめくる、指先を濡らして史料をめくるなど、史料が傷むおそれのある取り扱いは禁止です。
- 史料が開きづらい、判読しづらいなど閲覧に支障がある場合は、無理に史料を開くなどの行動をとらず、カウンターにお申し出ください。
- 史料に挟まれている付箋やしおりは外さないでください。
- 万一史料を破損してしまった場合は、速やかにお申し出ください。
出版・掲載・放映・展示貸出し
1 特別撮影
出版・掲載・放映等のため特定歴史公文書等の特別撮影を希望される場合は、「外務省外交史料館利用細則」第15条をご確認の上、事前にご連絡ください。原則として利用を希望する日の一週間前までに「特定歴史公文書等特別撮影申込書(Word)」を企画書等と併せて提出してください。
(注)二次利用を希望する場合
出版・掲載・放映等で特定歴史公文書等を二次利用される場合は、「特定歴史公文書等特別撮影申込書(Word)」の提出をお願いいたします。「4.特別撮影を希望する理由」欄に、「二次利用」と明記の上、該当文書及び企画書等と併せてご提出ください。(メールアドレス:gaishi-reserve◆mofa.go.jp(注)「◆」を「@」に置き換えて下さい)。
なお、同申込書(二次利用)は出版・掲載・放映の許諾を目的とするものではなく、あくまでも任意でご協力頂いているものです。利用に際しては、「外務省外交史料館利用細則」第9条をご確認ください。
ご記入頂きました個人情報・史料情報等につきましては、適切に管理し、利用状況統計の作成、レファレンスの回答に利用させて頂きます。
2 貸出し
公的機関または学術関係機関等が主催する展示への貸出しを希望する場合は、「外務省外交史料館利用細則」第13条をご確認の上、事前にご連絡ください。原則として貸出しを希望する日の一か月前までに「特定歴史公文書等貸出利用申込書(Word)」を企画書、ファシリティリポート等と併せて提出してください。(メールアドレス:gaishi-reserve◆mofa.go.jp(注)「◆」を「@」に置き換えて下さい)。
史料の引用方法
当館の所蔵史料の引用については、「当館所蔵史料の出典記載(引用)について」をご覧ください。