外交史料館
外務省外交史料館 特別展示
マッサン展
マッサンと呼ばれ愛された政孝の琥珀色の夢と青いバラのものがたり
平成26年11月18日
日本とスコットランドは、古くから交流があったことをご存じでしょうか。約400年前、日本に漂流したウィリアム・アダムス(日本名:三浦按針)を徳川家康が登用したことに端を発するお付き合いは、現在も継続しております。
そうした日本・スコットランド関係を体現したと言っても過言ではない人物がおります。「マッサン」こと竹鶴政孝です。彼は本場スコッチウイスキーを純国産で製造することに執念を燃やしました。
本展示では、日本・スコットランドとの交流を下地としつつ、体現者である竹鶴政孝・リタ夫妻の足跡を紹介します。そのことを通じて、スコットランドをより身近に感じていただけることを祈念してやみません。
展示概要
I 幕末期の日本・スコットランド関係
1859(安政6)年、日英修好通商条約が調印され、正式にイギリスと国交を結ぶことになりました。その際、スコットランド出身のエルギン卿がイギリス側全権として条約書に調印しています。ここでは、他にも幕末に活躍した外国人を紹介します。
II 日本・スコットランド技術協力関係
現在、技術大国と言われる日本ですが、明治初期に多くの外国人の助言により近代的な技術を習得することができました。ここでは、技術交流に焦点をあてて紹介します。
III 皇室外交とスコットランド
皇室では古くからイギリスに皇太子が留学するなど、深いつながりがありました。ここでは皇室外交とスコットランドの関係についてご紹介します。
IV 竹鶴政孝関係
政孝の国際結婚に関する史料をご紹介します。
- 場所:
- 外務省外交史料館別館展示室(地図)
- 開催期間:
- 平成26年9月24日(水曜日)~平成27年5月8日(金曜日)
- 開館時間:
月曜日~金曜日 10時~17時30分 土曜日 13時30分~17時30分 - 休館日:
- 日曜日、祝日、年末年始
(年内の土曜日開館最終日は12月20日、年明けは1月10日からです)。
なお、当館には駐車場はありません。ご留意ください。 - 入場無料