外交史料館
外務省外交史料館 企画展示
国書・親書展 南北アメリカ編(2)
平成31年3月12日
国書・親書とは,国家の元首が相手国の元首に宛てて発出した手紙のことで,通常,元首の署名(サイン)が記されています。
本展示では,これらの国書・親書のうち,幕末期から昭和戦前期にかけて南北アメリカ諸国の元首から送られた代表的な国書・親書を展示します。
また,南北アメリカ諸国と我が国との経済交流の基本的枠組を設定した通商条約も併せて展示します。このうち,コロンビア,ボリビア,チリ,パラグアイ,アルゼンチンの条約書は,これら諸国と我が国が国交を樹立した際に結ばれた条約でもあります。
本展示が南北アメリカ諸国に対する理解を促進し,友好関係発展の一助となれば幸いです。
- 場所:外務省外交史料館別館展示室(地図)
- 開催期間:2019年3月19日(火曜日)~2019年6月20日(木曜日)
- 開館時間:午前10時~午後17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
- 入場無料
主な展示史料
キューバ
特命全権公使堀内謙介の信任状に対する答翰
1939年(昭和14)5月3日
パラグアイ
日本・パラグアイ通商条約(調印書)
1919年(大正8)11月17日調印
本条約は1919年,パラグアイの首都アスンシオンにおいて調印されました。そして1921年に批准書が交換され,日本とパラグアイは国交を樹立しました。本年は,本条約が調印されてから100周年の記念の年にあたります。