外交史料館

令和3年10月1日
(写真1)特別展示「外交史料にみるオリンピック」ポスター

 2021(令和3)年夏、東京でオリンピック、パラリンピックが開催されました。
 東京でのオリンピックの開催は、戦前期から日本人の夢でした。本展示では、19世紀末に近代オリンピックが開催されるようになって以降の日本とオリンピックとの関わり、特に1964(昭和39)年に東京でオリンピックが開催されるまでの歴史を、外交史料館所蔵史料を通して、ご紹介します。
 本展示により、オリンピック、パラリンピックへの理解が深まることを期待するとともに、スポーツを通した国際交流、平和構築について考えていただくきっかけとなれば幸いです。

  • 場所:外務省外交史料館別館展示室(地図
  • 開催期間:令和3年10月11日(月曜日)~令和4年1月26日(水曜日)
  • 開館時間:10時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
  • 入場無料

展示概説と主な展示史料

I 近代オリンピックとの出会い

 嘉納治五郎のIOC委員就任や初の日本人選手のオリンピック出場など、日本とオリンピックの初期の関わりをご紹介します。

コラム 嘉納治五郎 日本オリンピックの父

 日本オリンピックの父と言われる嘉納治五郎について、当館所蔵の嘉納の直筆書簡とあわせてご紹介します。

II 幻の東京オリンピック

 戦争により中止となった幻の1940年東京オリンピックについてご紹介します。

コラム 平沢和重 嘉納治五郎を看取った外交官

 外交官時代に嘉納治五郎の最期を看取り、戦後、NHK解説員に転身し、1964年の東京大会の開催立候補趣意説明を行った平沢和重をご紹介します。

III 東京オリンピック1964

 平和を回復した日本の姿を国内外に示すこととなった、1964年の東京オリンピックについてご紹介します。

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