ODA(政府開発援助)

草の根・人間の安全保障無償資金協力

平成30年5月1日

(注)NGO:非政府組織(Non-Governmental Organizations

 2018年は草の根・人間の安全保障無償資金協力誕生から30周年の節目です。草の根無償の支援について,くさのネコと一緒に見ていきましょう。

  • くさのネコ

くさのネコ
「草の根無償」誕生30周年を前に,2017年に東京で開催された「グローバルフェスタJAPAN2017」に登場。手に草を持ち,世界中の人々に笑顔を届けます。

草の根・人間の安全保障無償資金協力って何?

草の根・人間の安全保障無償資金協力って,ながい名称だから,略して草の根無償って言われることもあるんだ。草の根無償はね,開発途上国で生命の危機や厳しい生活状況にさらされている人を守るために日本が行っている支援だにゃん。「ク・サ・ノ・ネ」で覚えてね。

 
くさのネコ

どんな支援をしているの?

小・中学校を建てたり,病院に医療機材を整備したり,井戸を掘ったりと様々な支援をしているだにゃん。他にも,日本で使われなくなった消防車や救急車をリサイクルして使ってもらう支援もあるよ。リサイクルについては,また後で詳しく説明するね!

 
くさのネコ

エルサルバドル:平成28年度「イサルコ市ロス・サペス地区初等学校整備計画」

  • (写真1)(実施前)
    (実施前)
  • (写真2)(実施後)
    (実施後)

コンゴ民主共和国:平成28年度「マルク区手押しポンプ付井戸建設計画」

  • (写真3)(実施前)
    (実施前)
  • (写真4)(実施後)
    (実施後)

ケニア:平成27年度「ナイロビ郡における中古消防車再利用計画」

  • (写真5)ケニア:平成27年度「ナイロビ郡における中古消防車再利用計画」

具体的にはどんな国に支援をしているの?

141か国,1地域が対象になっているんだよ。

 
くさのネコ

草の根無償っていつから始まったの?

平成元年に始まったから,草の根無償は平成30年で30年目になるんだよ。平成元年は32か国に対して95件,約3億円の支援をしたんだ。平成28年度には,122か国・1地域に対して,822件,約92億円の支援をしたから,この30年で大きく日本の支援が広がったことがわかるね。

 
くさのネコ

実際には,どんな方法で支援しているの?

草の根無償は,地域に密着した支援をするために,草の根レベルで活動する様々な団体を通じて支援しているよ。例えば,現地で活動するNGO(非政府組織)や国際NGO,地方公共団体,教育機関,医療機関へ支援をしているんだよ。色々なニーズに対してきめ細やかな対応を行っているんだよ。

 
くさのネコ

さっきのリサイクルの話。リサイクルで消防車や救急車を支援することもあるんだけど,詳しく説明するにゃん!日本で使われていた消防車や救急車などを海外の必要とする国・地域で使ってもらうための支援なんだよ。例えば,消防車だと,整備と輸送の費用を支援しているんだよ。

 
くさのネコ

日本の車両が海外でたくさん再利用されているってことが分かるね!日本では「もったいない!」といってモノを大切にする文化があるけれど,そうした文化が海外でも生きてるってことだよね!

 
くさのネコ

1 概要

  • (1)草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下「草の根無償」という。)は,人間の安全保障の理念を踏まえ,開発途上国における経済社会開発を目的とし,草の根レベルの住民に直接裨益する,比較的小規模な事業のために必要な資金を供与するものです(供与限度額は,原則1,000万円以下)。
  • (2)草の根無償の対象団体は,開発途上国で活動するNGO(ローカルNGO及び国際NGO。ただし,日本NGO連携無償資金協力の対象団体は除く。),地方公共団体,教育機関,医療機関等の非営利団体です。
  • (3)草の根無償は,開発途上国の草の根レベルに直接裨益するきめの細かい援助であり,機動的な対応が可能な「足の速い援助」であるという特徴を有しています。
  • (4)また,政府は途上国の開発に貢献する活動を行っている我が国企業地方自治体といった関係団体と連携した形での草の根無償を積極的に推進しています。
  • (5)なお,開発途上国において日本のNGOが実施する草の根レベルの経済・社会開発協力事業については「日本NGO連携無償資金協力」を通じ,また,開発途上国においてNGOや地方公共団体が実施する文化・高等教育振興事業については「草の根文化無償資金協力」を通じそれぞれ支援を実施しています。

2 実施対象国・地域

  • (1)2015年8月現在,141か国及び1地域(パレスチナ)を対象としています(対象国・地域一覧)。
  • (2)実施対象国・地域は,原則DAC(OECDの開発援助委員会)が定めるODA対象国・地域の中から選定されています。

3 対象分野

 基礎生活(Basic Human Needs)分野及び人間の安全保障の観点から重要な分野(教育,保健,民生環境等)を優先的に支援しており,外交上のニーズを踏まえながら,草の根レベルに対する裨益効果が高い案件,小規模な支援によって特に高い援助効果を発揮する案件,人道上,機動的な支援が必要な案件等を中心に支援しています。

4 事業のプロセス

5 過去の実績

 平成12年度からの実績をすべて掲載しています。

6 グッドプラクティス

 草の根無償のこれまでのグッドプラクティスをまとめました。

8 草の根・人間の安全保障無償資金協力 見える化リスト

草の根・人間の安全保障無償資金協力実施に関する申請
(注)申請先は在外公館になります
我が国の在外公館
大使館,総領事館の連絡先
外務省国際協力局開発協力総括課
電話:03-5501-8000(内線3193)
FAX:03-5501-8372

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