ODA(政府開発援助)
スバイリエン州農産物組合(SAC)の持続的な経営体制の確立を通じた,農村における貧困削減事業フェーズII
(Poverty Reduction in Rural Area Establishment of Sustainable Management of Svay Rieng Agro-Products Cooperative (SAC) (Phase II))
平成29年1月4日
- 総合年次総会
国名 | カンボジア | |
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事業期間 | 2014年3月7日~2015年3月6日 | |
分野 | 農林業 | |
実施団体 |
プロジェクトの概要
カンボジアでは小農家による低い生産性と農産物流通の未整備が原因で,野菜は主にベトナム等からの輸入に頼っています。他方,輸入野菜の安全性に疑問を抱く消費者も多く,無農薬・有機栽培野菜に対する人気が高まっており,自然食品店は急速に売り上げを伸ばしています。事業地であるスバイリエン州は貧困州の一つに数えられておりますが,実施団体は同州で農業協同組合を組織し,販路を確保し首都プノンペンの自然食品店等に無農薬野菜を含め,卸すまでに至っています。本事業では,収益性向上につなげるため,組合の自立の促進,組織力の強化をはかると同時に組合リーダーの能力強化を行い,またマネージャーを雇うことで運営の効率化をはかります。その一方で無農薬野菜を一般野菜と厳格に仕分けすることにより付加価値を高め,顧客のニーズにあった供給ができるよう,生産計画システムを構築していきます。
プロジェクトの進捗
その他特記事項
なし