ODA(政府開発援助)

平成30年12月5日

 2018年11月12日,愛知県立時習館高等学校で,国際協力局地球規模課題総括課の保科外交実務研修員を講師として,ODA出前講座を実施しました。今回は,同校グローバルコース(文系)に在籍する2年生111名を対象に「SDGsについて」をテーマに講義を行いました。

(写真1)国際協力局地球規模課題総括課の保科外交実務研修員を講師として講義を行いました。
(写真2)「SDGsについて」をテーマに講義を行いました。

参加者からの感想(抜粋)

  • 地球は,私が思っているよりも多くの課題を抱えていることを知りました。それを解決するために,自分にできることをしようと思いました。
  • 今までは,海外で何かをすることがODAだと思っていましたが,日本にいても,身近なことからできることがあるということを知って,そういう身近なところから意識したいと思いました。
  • 学校では,17の開発目標の中からカテゴリーを選んで研究を進めていますが,日本が具体的なプランとして行っている事業などは,あまり知らなかったので,話が聴けてよかったです。
  • SDGsは政府や企業など,大きな組織での取組みだと考えていましたが,「ナマケモノにもできるアクション・ガイド(注1)」の話を聴いて,個人一人一人ができることはたくさんあると感じました。
  • SDGsは難しいことだと思っていましたが「まずは何かをやってみる!」という意識が大切だと思いました。未来の日本や世界のためにも,今から一人一人が意識していく必要性があると思います。12番の「つかう責任」については,今からでも始められると思いました。
  • 普段の生活の中で,SDGsのためにできることがたくさんあることがわかりました。自分の生活で今回知ったことを活かせるように学習を進めていき,実際に行動できるような人間になりたいと思いました。
  • 「ジャパンSDGsアワード(注2)」を初めて知りましたが,外務大臣賞を受けた2つの企業の活動内容(手洗いによる衛生の向上,マラリア対策等)は,本当に現地に密着していないと得られない発想だと思いました。
  • SDGsについて,民間企業や色々な団体が活動していることがわかりました。ただ社会に出て働くだけでなく,社会に出て自分たちの仕事の延長線上で海外の人の役に立ったり,地球に貢献したり,経済を活発化させたりすることができればよいな,と思いました。
  • 身近な生活の中にある企業でも,SDGsに関わる活動を行っていると知りました。自分で調べて,そういった企業で消費したり,支援をしたいと思いました。
  • 国際社会の取組みに対応して企業が行動していることを知って,自分もそういう企業に勤めたいと思いました。
  • SDGsなどの世界単位での活動は,メディアで広めるだけでなく,小学校などの教育機関で知る機会,学ぶ機会を作っていくべきだと思いました。
  • 教育に関して,識字率が15%という低い国があるとは思っていませんでした。女子の教育が進まない理由の1つに女性教師の不足とあったので,機会があれば,こういう場所で働きたいと思いました。私も将来途上国の人たちのために働きたいと,すごく思える講義でした。
  • 正直,外国のためにそこまでしなくても,と思っていました。しかし,開発途上国のためにできることは自分たちにはたくさんあって,できることを持つ国の国民としての責任と,それを行動に移す義務を持つのではないかと考え直しました。
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