ODA(政府開発援助)
コロール州周辺海域における不発弾(ERW)処理事業(第3期)
(Explosive Remnants of War (ERW) Clearance In the Sea of Koror State (The third stage))
平成27年7月22日
国名 | パラオ | |
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事業期間 | 2015年3月1日~2016年2月29日 | |
分野 | 地雷 | |
実施団体 |
プロジェクトの概要
第二次世界大戦において激戦地であったパラオでは,戦時中,日米軍双方合わせて2,800トンもの砲爆弾が投下されたとされ,現在でも多くの不発弾が処理されないまま地上,地下,海中に残されたままとなっており,産業開発や観光開発の妨げとなっている
また,海中に散在する不発弾の中には、爆薬の一種であるピクリン酸が漏洩するものもあり、海中汚染が深刻な状況となっている。ダイバーや住民が漏洩したピクリン酸に触れた場合,火傷や頭痛などの傷害を受けることがわかっており,早期に不発弾を処理する必要がある。
そのため,以下の事業を実施する。
(1)コロール州周辺海浜および海中に散在する不発弾を探査し,適切な処理をすることにより,海浜・海中の安全化を図る。
(2)海洋警察隊員等に対し,不発弾処理補助者としての技術移転を実施し,パラオ政府の不発弾処理能力向上を図る。
プロジェクトの進捗
その他特記事項
なし