ODA（政府開発援助）

南県における自然災害に備えた建設技術指導と自然災害対応に関するレジリエンス強化事業（第2年次）

（Capacity building and strengthen community resilience against natural disaster in South Department (Phase2)）

令和6年5月28日

専門家の指揮のもと、避難訓練を実施

プロジェクトの概要

国名：

ハイチ

事業期間：

2020年3月24日～2021年3月23日

分野：

防災

実施団体：

特定非営利活動法人　ピースウィンズ・ジャパン

事業地地図（PDF）

　南県アニケおよびシャンタル・コミューンにおける2か年事業の2年次として、1年次事業の成果を踏まえ、より効果的な支援をアニケに隣接するシャンタルで展開する。災害時に避難所となるコミュニティセンターの建設と技術指導を通じ、地元大工や石工、鉄筋工、および建設未経験者が災害に強い建設方法を学び、また同センターがコミュニティのために利用されるよう、運営管理委員会を設置、同委員に研修を受講させ、運営能力の向上を目指す。さらに、防災対策とともに、災害後の不衛生な環境による感染症発生を防ぐため、トイレ使用や手洗い実践等、適切な衛生習慣を啓発できる人材を育成する。なお、本事業は最終年に当たるため、アニケ、シャンタル・コミューン全体のレジリエンス向上を目指し、担当行政機関である市民保護局（Direction de la Protection Civile、以下DPCと略）協力の下、避難訓練の実施や、地域と行政の間のコミュニケーション、および地域防災対策のさらなる改善・強化に貢献する。