ODA(政府開発援助)

Project on Maternal and Child Health Service Improvement in Rural Communities (Phase 1)
令和5年7月26日
(写真1)助産師による母子保健推進員養成研修の様子 助産師による母子保健推進員養成研修
国名 ミャンマー
事業期間 2017年10月17日~2018年10月16日
分野 医療・保健
実施団体

プロジェクトの概要

 典型的な農村地域であるネピドー特別自治区タッコン郡は、老朽化した医療施設、助産師不足、住民の保健知識の低さ等が相まって、事業実施前は約半数が自宅分娩を選択する等、住民の母子保健サービス利用率が低い状態であった。2017年の同郡の妊産婦死亡率も全国で2番目に高く、早急な母子保健サービス利用改善が求められていた。本事業は、妊婦健診、分娩介助、産後検診等の質の高い母子保健サービス利用により、母子の健康状態の改善を目指している。医療施設の整備・医療器材供与や、助産師・補助助産師能力と連携強化を通じて、安全な母子保健サービスが提供できる地盤作りを行う。サービス利用を促進するため、妊婦や産後の女性を対象とした母子保健教育を開催すると同時に、妊婦・産後の女性と助産師をつなぐ橋渡しとなる母子保健推進員(ボランティア)を育成する。いずれも地方保健行政と連携し、地域のリソースを活用し母子保健課題に対応する。

プロジェクトの進捗

中間

  • 中間報告書
  • 事業途中の様子(写真)

完了


  • (写真3)産後の女性対象の母子保健教育の様子
    産後の女性対象の母子保健教育

その他特記事項

 なし

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