ODA(政府開発援助)
吉川外務大臣政務官の令和5年度NGO・外務省定期協議会「全体会議」出席
令和5年8月10日
8月10日、吉川ゆうみ外務大臣政務官は、令和5年度NGO・外務省定期協議会「全体会議」(オンライン開催)に出席しました。
- 吉川政務官は冒頭の挨拶の中で、NGOが「顔の見える開発協力」の担い手として、開発現場の多様な考え方やニーズをきめ細かく把握し、状況に応じて迅速且つ柔軟に対応されてきたこと等に敬意を表するとともに、こうした活動の積み重ねを通じ、世界各地の開発協力の場において日本のNGOの存在感が増していることを歓迎しました。
- 吉川政務官は、先般閣議決定された新たな開発協力大綱において、NGOを我が国の開発協力の戦略的パートナーと位置付けていることに触れ、新大綱の下での更なる外務省とNGOの連携のあり方について議論を深め、より強固な形で開発協力に取り組んでいく旨述べました。
- また、吉川政務官は、先般行われたG7広島サミットに際し、C7(Civil 7)から、岸田総理への政策提言書の手交、東京におけるC7サミット開催やG7広島サミット期間中の様々な活動が行われたことに触れつつ、NGOの活動に外務省からもサポートしており、外務省・NGOの更なる連携強化に寄与したと確信している旨述べました。
- その後、令和4年度に実施された定期協議会の振り返りと令和5年度の重点事項についての意見交換、令和5年度のODA予算、開発協力大綱の改定やG7における市民社会の活動に関する協議が行われ、引き続きNGOと外務省との間で更に連携を強化していくことを確認しました。
[参考]NGO・外務省定期協議会
NGOと外務省との連携強化や対話の促進を目的として、ODAの情報提供やNGOとの連携における改善策などに関して定期的に意見交換する場として設置。平成14年から全体会議に加え、2つの小委員会(ODA政策協議会、連携推進委員会)を開催。