ODA(政府開発援助)
南スラウェシ州シンジャイ県における酪農技術向上支援事業
(Project for improvement of dairy skills in Shinjai Regency, South Sulawesi Province)
平成28年6月21日

国名 | インドネシア | |
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事業期間 | 2013年2月8日~2014年2月7日 | |
分野 | 農林業 | |
実施団体 |
プロジェクトの概要
インドネシア共和国東部にある事業対象地域では,稲作を営む小規模な自給自足農家が大半を占める貧困地帯である。成人の約半数は都市部や近隣諸国へ出稼ぎに行って家族に仕送りをしているが,それでも教育費や医療費などに事欠いている。シンジャイ県では,インドネシア政府が酪農業を重視していること,事業地が山間地で気候が酪農に適していることから,農家収入を増やすため8年前から酪農を推進しているが,指導者不足,酪農家の経験不足等に成果が上がっていない。
本事業ではこのような状況を改善するため,日本人専門家による人工授精技術研修・人工授精師の養成,県の畜産局職員に対する乳牛の健康栄養管理・疾病対策等の研修・酪農技術指導員の育成等を行い,酪農業の振興を図り,牛乳の生産量の増加,牛の売却等を通じて農家の収入が向上することを目指す。
プロジェクトの進捗
その他特記事項
なし