ODA(政府開発援助)

令和3年2月2日
中西外務大臣政務官の冒頭挨拶の様子
本イベント開催の様子
本イベントのパネリストの様子

 1月30日から1月31日まで、外務省、国際協力機構(JICA)及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)の三者共催による国際協力共同キャンペーン「EARTH CAMP 輪になって語ろう。地球の未来。」メインイベントがオンライン形式で開催されました。このイベントには2日間で延べ2,200人以上に視聴されるなど終始盛況であり、多くの方々に、世界的に困難な時期だからこそ、「誰一人取り残さない」ための国際協力が重要であるとのメッセージが共有されました。

 30日のイベント冒頭には、中西哲外務大臣政務官がオープニング挨拶(ビデオメッセージ)にて、感染症や気候変動、自然災害といった地球規模課題への対応に国際的な連携が不可欠であり、今回のイベントを、NGO、民間企業、国際機関といった多様なパートナーと連携しながら、国際協力の輪を広げていく機会としたいと述べました。(全文(PDF)中西外務大臣政務官ビデオメッセージ全文)その後、外務省関連セッションでは、「現在のコロナ禍にあって『今、日本が、私たちができること』」をテーマとするパネルディスカッションが開催され、村田俊一関西学院大学教授による議事進行により、米谷光司外務省アフリカ部長、石井澄江ジョイセフ代表理事、井本佐智子JICA広報室長、前田雄大さん(YouTuber・エナシフTV)をパネリストとして迎え、緊密に結びついた世界における国際協力のあり方について、活発な議論が交わされました。このセッションにはSDGsの普及に貢献しているタレントの古坂大魔王さんも質疑応答から登壇し、視聴者目線の言葉でSDGs実現に向け一人ひとりができることを伝えました。このほか、UNHCRによるMIYAVI・UNHCR親善大使をゲストに迎えたトークショー等、様々なセッションが開催されました。

 31日には、多数ご応募いただいたフォトコンテストの表彰式を開催し、植野篤志外務省国際協力局長から最優秀作品1点と優秀作品3点を表彰し、各受賞者から作品の背景や現地での活動について説明がありました。また、国際機関キャリアセミナーやお笑いジャーナリストたかまつななさんによる「笑って学ぶSDGs」等のセッションが行われ、視聴者から多くの質問やコメントが寄せられました。このほか、ECFA(海外コンサルタンツ協会)トークショーでは、広報担当者と気鋭の開発コンサルタントがミャンマーと九州から参加し、地熱開発の事例紹介やSDGs課題の解決にも資する開発協力について語りました。NGO相談員パネルディスカッションでは、岡田恵子外務省国際協力局審議官(NGO担当大使)も出席し、全国15のNGO相談員が一般国民及びNGOからの相談内容と課題に対して意見を交わしました。

[参考]
 EARTH CAMPとは例年10月6日「国際協力の日」を記念して開催されている「グローバルフェスタJAPAN」が新型コロナ対策の観点から中止となったため、代替として企画されたオンラインでの国際協力キャンペーン。

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