ODA(政府開発援助)

四天王寺大学
令和6年8月19日

 2024年7月、四天王寺大学にて国際協力局国際保健戦略官室の市野紗登美主査がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の国際保健協力」をテーマとした講義を行い、看護学部の2年生の95名が受講しました。

四天王寺大学の学生さんが講座を受ける様子。
教室前方の右スクリーンで国際保健戦略官室の市野主査が講座を行っている様子。

参加者からの感想(抜粋)

  • 日本では手を洗うことで感染症を大きく予防できることは知られていますが、途上国では手洗いの重要性をまだ知らない場所もあることがわかりました。看護師を目指す立場として周りの人や世界に目を向けて、自分の知識を活かした発信を行っていきたいと思いました。
  • マダガスカルでの支援活動のお話が特に印象に残りました。衛生状況が悪くても手洗いソングを作り、歌を通して手を洗うことの大切さを広めた活動は、ちょっとした工夫から生まれたことがわかり、これからの人生に役立つことだと思いました。
  • 専門的な言葉やODAについて知らない私たちにも丁寧にお話してくださり、とてもわかりやすかったので国際保健協力に興味がわきました。
  • 国と国との間で様々な支援の形や協力の方法があることを知りました。日本の知識や技術は世界の多くの場所で役立っていることを知れて良かったです。
  • モバイルクリニックを作ったり、ドローンを使って薬品を供給したり、JICAと協力して母子手帳の給付を行うなど様々な活動を行っており、現地に赴いて保健活動を行うだけではなく、現地の人々や他の国際機関の方と協力をしながら行うものだと学びました。
  • 手洗い指導では手洗いのやり方だけでなく、なぜ手を洗わないといけないのかを動画で説明されていたのでとてもわかりやすかったです。
  • 医者や看護師が限られている中で、広い視点で物事を捉え、自分には何ができるかを考えて行動されていたことは勉強になると感じました。
  • 手洗いの方法や栄養を満足に摂取できないなど、疾患の予防方法を知らない方が多くいることを聞き、世界には多くの医療上の課題があることを学びました。
  • 安全な水が得られない人がまだ多くいること、感染症や清潔の維持のために必要不可欠な安全な水を得られるようになることが、大きな目標の1つであることがわかりました。
  • 手洗い場がない場合は、簡易手洗い設備としてTippy Tapを作ったこと、感染症予防の啓発活動など、普段は聞くことがない話を聞くことができて勉強になりました。
  • 手洗いを行うことが感染症予防に大きな効果があることを知り驚きました。手洗いを行ってもらうために、言葉が通じなくても紙芝居を作ったり、実験を行ったり、歌を作って楽しい気持ちを共有して、子供でもわかりやすい取り組みを行うことは現地の人との信頼関係構築にもつながると思いました。
  • 相手国の特徴や課題を知り、その国に合わせて支援を行い、住民に寄り添う姿が強く印象に残りました。
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