ODA(政府開発援助)

四天王寺大学
令和6年8月7日

 2024年6月、四天王寺大学にて国際協力局緊急・人道支援課の竹中優子課長補佐がODA出前講座を実施しました。今回は「緊急人道支援と国際保健活動」をテーマとした講義を行い、看護学部の2年生の95名が受講しました。

四天王寺大学の学生さんが講座を受ける様子。
国際協力局緊急・人道支援課の竹中講師がODA出前講座を行っている様子。

参加者からの感想(抜粋)

  • 日本が行う人道支援を知り、世界や日本の被災地などで活躍できるような医療従事者を目指したいと思いました。
  • 人道支援には、緊急事態への対応だけではなく、災害予防・救援・復旧・復興への支援も含まれることを初めて知りました。国内外の災害には、救助チームだけではなく、医療チームなど多くの人が携わっていることも知りました。
  • 人道支援がスフィア基準に基づいて行われていることや、現地で行われている医療支援などを知り、被災地などで必要とされている医療の状況がわかりました。
  • 災害時の看護の大変さと併せてやりがいも感じることができました。
  • 災害があった際、様々なチームがそれぞれ別々の役割を果たしながら援助のために動いていることがわかりました。
  • 日本の国際緊急援助は、資金協力や物資協力だけでなく、人的な支援も行っていると知りました。
  • 国際看護や災害看護に関心がありますが、JDRの医療チームの活動などについてのお話も興味深かったので講座を聞けて良かったです。
  • 日本だけではなく国際的な災害についての状況やトリアージなど支援の基本、その支援をする医療チームのことがわかりました。
  • 災害の現場ではどのような状況で、医療支援としては何が行われているのかについてはテレビの中継やドラマの場面でしか知り得なかったのですが、実際の現場でどのような支援が行われているかを知ることができ、海外で日本の医療支援がどのように活躍しているのかを詳しく知ることができて良かったです。
  • 世界的に災害に対してどのような特徴があるのか、災害時にどのような保健活動を行っているのかを学ぶことができました。
  • 人道支援には、基本四原則があり、どのような立場、国籍、宗教の人にも平等に支援することは簡単ではないと思うので、すごいなと思いました。
  • 人命救助に携わる者が命を落としてしまうといった二次災害が起きてしまえば、医療が必要な人を助けることができなくなるため、人道支援要員の安全確保も非常に重要であると感じました。
  • 災害時は医師や看護師が中心となって支援を行っていくと思っていましたが、保健師も重要な役割をしていることを知り、保健師になりたいという思いがさらに強まりました。
  • 外務省で看護資格を持った方が働いていると聞いたときはどのような仕事をしているのだろうと思っていましたが、公衆衛生などに携わっていることを聞き、このような働き方もあることを知り、将来の選択肢の幅を広げることができました。
  • 講演の内容で初めて聞く単語も多く、緊急・人道支援という分野があることも知ることができました。看護職を目指す身としてはとても勉強になりました。
  • 日本の人道支援の根本には「人間の安全保障」の考え方があることを知りました。紛争、テロや自然災害が起こることはすごく怖くて辛いことだと思うので、色々な危機から守られることは生きていく上で心強い取り組みだと思いました。
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