ODA(政府開発援助)
第547回ODA出前講座 開催報告
練馬区立豊玉第二中学校
令和6年4月3日
2024年2月、練馬区立豊玉第二中学校にて国際協力局政策課の松木章外務事務官がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の開発協力」をテーマとした講義を行い、1年生の80名が受講しました。


参加者からの感想(抜粋)
- ODAによる途上国支援の方法を聞いた際に、お金を提供するだけでなく、貸すことにもよって、途上国自身の自立につながるという考え方に納得しました。相手国はお金を返すために無駄なくお金を使うようになり、その国の発展につながっていくのだと思いました。
- 講座の中で、安全な水が得られない人が世界に何億人もいることを知り、自分がとても恵まれた環境にいることが分かりました。外国で起こっている問題にも目を向けたいと思います。
- 写真や画像を使ってまとめてくださり、理解しやすかったです。難しい言葉は分かりやすく言い換えてくださり、質問の際には一つ一つに丁寧に反応し、具体的な答えを返してくれたのがすごく良かったです。
- 事前にODA読本を読み、「ODAによる支援は日本にとってあまり得がないのではないか」という思いや、「そのお金をもっと日本自身のことに使えないのか」という疑問がありました。しかし、講演を聞いて、他国を支援するのは日本自身の将来を支えるためでもあることが分かり、さらに、日本はそうした支援を通じて他国からの信頼を得られていると分かり、考え方が変わりました。
- ODAに携わっている人が世界中にたくさんいることや、ODAによる支援が日本と途上国を結ぶ機会になっていることが分かり、支援の意義を理解できました。
- SDGsの話を聞いて、海や山にそのままゴミを捨てると自然や生態系に大きな影響があることを知りました。地球規模での環境改善のために、個人としても、ゴミを少しずつなくしていきたい思いました。
- 日本が他国と深くつながっているという意識は今までなかったのですが、身近なところで様々な面から世界中はつながっていて、「他国を助けることは日本のためにもなる」という考え方ができるようになりました。
- 外務省がどのような仕事をしているのかを知ることができ、日本の取組や自分の知らない世界について関心を持つようになりました。