ODA(政府開発援助)
第592回ODA出前講座 開催報告
津田塾大学
令和7年12月26日
2025年11月、津田塾大学において、国際協力局開発協力総括官室の田中紀子 上級課長補佐によるODA出前講座を実施しました。今回のテーマは、「日本の開発協力 民間企業との連携を中心に」で、学芸学部国際関係学科を中心とする2年生から4年生の110名が受講しました。
参加者からの感想(抜粋)
- ODAの主体は政府ばかりだと考えていたが、民間企業との連携が主要な柱だと学び、民間企業もODAの重要なアクターだと思いました。
- 日本のODAには円借款による協力もあり、受入国の自立や成長につながる重要な仕組みだと学びました。
- ODAは途上国支援にとどまらず、日本の外交や国際関係とも深く結びついた取り組みであるとわかりました。
- 官民連携により、支援する側・される側の双方にとって持続可能な仕組みが構築されていることを知りました。
- 有償資金協力が、受入国の主体的な取組を後押しする点に、日本のODAの特徴があると感じました。
- ODAは一方向の支援ではなく、官民が関わり合う協力の形であると捉え直すことができました。
- 現場だけでなく、政策を企画・調整する立場からの視点を知ることができ、理解が深まりました。
- ODAが国際社会だけでなく、日本の将来とも関わる重要な取組であると実感しました。

