ODA(政府開発援助)

関西大学
令和7年2月5日

 2024年10月、関西大学において、国際協力局開発協力総括官室の御所園雅子経済協力専門員によるODA出前講座を実施しました。「日本の開発協力 民間企業との連携について」をテーマに、経済学部の「実証国際経済学2」を受講する2年次から4年次の約560名が参加しました。

千里山キャンパスのBIGホール100で講座に参加する学生たち。
壇上に並ぶ学生から質問を受ける御所園講師。

参加者からの感想(抜粋)

  • 東日本大震災の際、開発協力を行った国々から、日本に支援をしてくれた話が強く印象に残り、ODAの重要性を感じました。
  • ODAの歴史が70年もあることを初めて知りました。日本の優れた技術が開発途上国の発展つながっていることがとても誇らしく、ODAの活動についてもっと知りたくなりました。
  • ODAが単なる協力にとどまらず、日本の信頼を高め、さらに、活用されていることを知り、ODAの意義を再認識しました。
  • 資金面での支援や日本企業の技術を活かした支援を開発途上国に行っていると知り、世界の人々が安全で幸せに暮らすためには必要な施策であり、達成に向けて努力や工夫が行われているSDGsとも深く関連しており、今後も注目していきたいと思いました。
  • ODAは、様々な国や地域の発展に貢献していることが分かりました。ODA事業と関わりのある企業を探してみるのも、将来、就職する際の選択肢の一つだと思いました。
  • ODAが、日本と開発途上国の長期的な外交関係の構築に寄与し、さらには日本企業の技術や製品が、開発途上国に課題解決に貢献していることを理解しました。ODAは単なる援助を超えて、日本の国際的な影響力の強化や経済発展に貢献する重要な外交ツールであることを認識しました。
  • 日本の技術や知識が開発途上国の持続可能な成長に役立っていることを知り、誇りに思いました。自分も開発途上国に対して何か役に立てることがあれば挑戦してみたいです。
  • 今回の講座を受けて、フェアトレード商品や、持続可能な開発に取り組んでいる企業の製品を選ぶなどの意識を持とうと思いました。
  • 開発途上国の現状を勉強し、実際に海外に行き、何ができるかを考えて欲しいというアドバイスはとても勉強になりました。
  • ODAといえば無償で資金を援助する活動を行っているというイメージが強かったのですが、円借款での支援が1番多いことに驚きました。被援助国は返済を通して自立していくという考えに非常に納得しました。
  • ODAはニュース等で耳にするだけのものでしたが、実際にODAに携わっている方のお話を聞くことで、自分との距離が縮まったように感じられ良かったです。
  • 外務省でODAの仕事をされている方のお話を聞くことができ、貴重な経験となりました。カンボジアの紙幣に日本国旗が描かれるほど日本への信頼は高く、ODAが寄与していることを知りました。
  • 開発協力と聞くと一方的にその国の開発を推進させる取組をしていると思っていましたが、今日の講義を聞き、言語も文化も違う人たちとの繋がりを大切にし、一体となって事業を進め行くといった多くの過程を経て成果を出していくのだと意識が変化しました。
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