ODA(政府開発援助)
第541回ODA出前講座 開催報告
東海学院大学
令和6年2月28日
2023年12月、東海学院大学にて国際協力局地球規模課題総括課の水口皓介課長補佐がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の国際協力 農業分野と栄養分野を中心に」をテーマとした講義を行い、健康福祉学部管理栄養学科の1年生80名が受講しました。


参加者からの感想(抜粋)
- 日本は食料自給率が4割弱と低く安定的な食料や資源の確保のためにも、開発途上国とのサプライチェーンの構築が大切になっているのだとわかりました。
- 複雑に絡み合う世界の国々との関係や情勢の変化、経済状況などを含め総合的に考える必要があることがわかりました。日本の将来を見据えてODAによる支援が行われていることがわかりました。
- SDGsの達成や地球規模の課題の解決に向けてODAは大切であるとことがわかりました。開発途上国の人も先進国の人も誰一人取り残さない持続可能な社会の実現にもつながると思いました。
- 開発途上国の農業生産性の向上にも色々な支援が行われていることを知りましたが、世界における農林水産分野のODA予算額の割合が3~5%と少ないことに驚きました。
- 日本が行っている支援の種類や特徴を知ることができました。また、ODA支援による国際的な影響についても考える機会になりました。
- 講座を通じてODAによる支援を行った後はどのように評価を行っているのかなどについても聞いてみたいと思いました。
- 国際社会で日本の立場を保つためにもODAによる協力は重要だと思いました。単なる支援ではなくお互いのメリットになる開発協力が行われていることを知りました。
- 少子高齢化と人口減少の日本において、日本も余裕がない中で海外に支援を行って大丈夫なのかと心配に思っていましたが、開発協力を行うことで日本の課題解決にもつながるのだと知り、支援の意義を理解することができました。