ODA(政府開発援助)
第481回ODA出前講座 開催報告
群馬県立中央中等教育学校
令和3年9月2日
2021年7月、群馬県立中央中等教育学校にて国際協力局国別開発協力第3課の大島寛之課長補佐がODA出前講座を実施しました。今回は4年生の生徒123名に向けて「日本の開発協力 日本とアフリカのビジネスを支える人材を育成する」をテーマとした講義をライブ配信にて実施しました。
参加者からの感想(抜粋)
- 具体例を多く用いて説明してくださり、非常に分かりやすかったです。特に、講義の終わりに「発想が大切」という言葉は、私達も国際協力で出来ることがあるのではないかと気づきました。
- アフリカの国々では日本が学校を建てたり橋を作ったりしてきたことへの感謝として、その国のお札の絵柄にその建物や橋などが使われていて、現地の人にとっての大切なものになっているということが強く印象に残りました。さらに日本が様々な支援を行っているということがわかり、自分も国際協力の仕事に関わってみたいと思いました。
- 単に「お金を渡す」のではなく「お金を貸す」ことで、その国に住む人たちが商工業を発展させようという気持ちを持ってもらえるようにと考えて支援していることが凄いと思いました。
- 中学3年生の公民の授業ではODAのことを少し習ったが、今回のお話を聞いてよりODAに対する知識が深まりました。今まで「開発援助」を行っているということしか知らなかったけれど、具体的な取り組みを知ることでよりODAの存在の大切さを感じた。
- 現地に行って発展途上国を支援しているイメージはありましたが、それだけではなく現地の人を日本の企業や大学の人とつなぎ、知識や経験を学んでもらったり交流の場をつくることで、お互いの国の発展のために取り組んでいることを知ることができました。
- 「ODA」と聞いても教科書の中の存在で「政府の取り組み」であると思っていましたが、自分のアイデアなどを活かして関わることのできる「身近な取り組み」もあるのだと距離が近くなった気がしました。外務省だけでなく国交省など他の省庁・機関も関わっているだろうなと感じ、自分がやりたい夢や興味には関係ないと思っていた「ODA」への考え方が変わりました。