ODA（政府開発援助）
第513回ODA出前講座 開催報告
東海学院大学
令和5年2月15日
2023年1月、東海学院大学にて国際協力局地球規模課題総括課の小島拓磨課長補佐がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の国際協力 農業分野と栄養分野を中心に」をテーマとした講義をライブ配信にて行い、健康福祉学部管理栄養学科の1年生80名が受講しました。
参加者からの感想（抜粋）：
- 管理栄養士を目指して学んでいるため、農業分野と栄養分野のODAについて学ぶことができて視野が広がり勉強になりました。多様な見方や考え方のできる管理栄養士・臨床検査技師になりたいと思います。
- 地中海食や和食などの栄養バランスに優れた地域の伝統食を科学的に分析し評価、その結果を自国の栄養課題の解決につなげられるよう支援をしているお話は興味を持ちました。
- 農林水産分野へのODA額が低いことに驚きました。気候変動で食料生産に大きな影響が出ているので、農林水産分野のODAはどうして増額していかないのだろうと不思議に感じました。食べなければ人は生きていけないので、今回の「農業」や「栄養」に関するODAは増額してほしいと感じました。
- ODAの取り組みは私たちとは関係のないことだと思っていましたが、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現にはとても重要な支援だと思いました。
- 管理栄養士や臨床検査技師を目指す者にはあまり関係がないと思っていましたが、「栄養」や「健康」の視点が大切だという方向になっていることがわかりとても良い勉強になりました。