ODA(政府開発援助)

令和5年1月16日

 2022年12月、帝京大学にて国際協力局国別開発協力第3課の丸森隆史首席事務官がODA出前講座を実施しました。今回は「日本の開発協力」をテーマとした講義を外国語学部の3年生~4年生の21名が受講しました。

  • (写真1)ODA出前講座の様子
     
  • (写真2)質問をしている学生の様子
     
  • (写真3)国際協力局国別開発協力第3課の丸森隆史首席事務官と帝京大学学生との記念撮影の様子
     

参加者からの感想(抜粋):

  • ODAを投入していくことの重要さがとても伝わる内容でした。日本の経済がこれから発展していくために、支援していく国を考え、必要な予算をどのくらい含めていくのかが大切だということがわかりました。
  • 日本のODAで使われる金額は今まで高いと思っていましたが、その裨益が私たちの目に見えていないからだと思いました。私はこのような話を聞ける機会があったので、お互いに支え合っていることを知ることができたが、その他の人たちは知る機会がなく、それが課題だと思いました。もっと学ぶ・知る機会を増やすのは大切なことだと感じました。
  • 日本の教育や技術がアフリカから評価されているということがとても印象に残りました。中でも日本の「特別活動」が評価されているということが日本人として誇らしいと思いました。
  • 講座を通して日本のODAは世界の様々な場所で役に立っているということがわかり、ODAに対する考え方の変化もあったのでとても良い経験だったと思います。特に日本には地雷がないのに地雷除去の技術があるということに驚きました。
  • 今までODAの資金は国民の税金から出されていて、国内を優先した方がよいこともあると思っていたのであまり賛成ではありませんでした。しかし支援を通じて外国での感染症を減らすことは私たちの生活にも関係しているとわかり、重要な支援だと思いました。
  • 日本は水道事業などの得意分野だけでなく、地雷除去など日本にそのような技術をもっている印象のない事業にも取組んでいたり、今まで知らなかった日本の強みを新たに知ることができました。
  • 普通に生活していては聞くことの出来ない深いお話や外務省の仕事内容などを聞けていてワクワクしました。90分間の講座でしたがとても短く感じ、「もっと知りたい」、「学んでみたい」と思いました。講座で学んだことを活かし、世界の問題について自ら考えられる人間になりたいと思いました。
  • ODAとは何なのか、現状から支援の具体例を挙げていただき、今後の展望まで詳しく説明していただき、親しみやすさを感じ楽しく講義を受けられました。ODAを含め外務省に関心を持つようになりました。
  • ODAに関する講義を受ける以前の印象はODAによる海外への影響や日本国民に対する良い影響は本当にあるのか疑問でした。しかし、支援例を聞くことで考え方が変わり明確な利点があるとわかりました。
  • 日本が途上国に向けて支援をしている例とデータを共に紹介いただき、ODAの活動がその国の不足している部分を補っていること、その支援は日本への利益をもたらすはたらきがあることを知りました。
  • 無償支援というのもあるがどうなのだろうと思っていました。だけどそれは決して無駄ではなく、積み重ねて関係を築いていくことが大事なのだと思いました。
  • 支援の仕方や国別の説明がわかりやすかったです。JICAとどのように連携しているのかについての説明もあり、自分の疑問を解消できました。母子健康手帳、E-JUST、地雷除去支援のことなど今まで知りませんでしたが、皆さんに知られていないところで他国を援助する日本はすごいと感じました。また、最後に日系企業の進出についてもお話していただいたが、東南アジアを例として取り上げていたがその内容にすごく共感しました。
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