ODA(政府開発援助)

令和元年8月28日

 2019年7月6日,沖縄の青年海外協力協会(JOCA)にて,国際協力局国別開発協力第一課の石田敏史課長補佐が,ODA出前講座を実施しました。今回は,沖縄県の平成31年度おきなわ国際協力人材育成事業に参加する高校生39名を対象に「日本の国際協力」をテーマにした講義を行いました。

(写真1)国際協力局国別開発協力第一課の石田敏史課長補佐が,ODA出前講座を実施しました
(写真2)「日本の国際協力」をテーマにした講義を行いました

参加者からの感想(抜粋)

  • 「最終的には,その国のことは,その国の人が作っていく!」ことができるようにサポートすることがODAの役割ということを知り,とてもかっこいいと思った。
  • 企業や政府の行っている活動を具体的に知ることができた。こんなにたくさんの活動があるとは知らなかった。
  • 国際協力というのは,目の前の困っている人を救うことだけでなく,長期的な視点を持って自立まで支えていくことが,先進国がするべき役割だとわかった。
  • ODAは政府だけがやっていると思っていたが,企業も活動していると知って,将来自分もやりたいと思った。
  • ODAはどんな課題を抱いていて,それをどういう形で解決しようとしているのかということを知りたいと思った。
  • 開発途上国でも,開発の度合いに違いがあると気づき,それぞれの国で抱えている問題も違うため,その問題に日本のODAが対応していると知ってすごいと思った。
  • ODAで交通整備や,技術協力を行うことは知っていたが,民法・民事訴訟法の改善などを行っていることは初めて知った。
  • 私はこれまでODAなどの国際協力活動に開発途上国が依存してしまうのではないかと考えていたが,実際はODAはそうならないために工夫しているということを知られたので,講義を受けて良かった。
  • 今回の講義を聴いて,外務省で行っているODA事業について深く理解することができ,自分がこれからどのような形で国際協力をしたいかビジョンを描くことができた。
  • ODAは自分から少し遠いものだと感じていたが,沖縄の特性を活かしたODAもあると知り,将来,何かしらのアイディアで大きく開発途上国の手助けができるのではないかと思うようになった。
  • ODAについて開発途上国への支援という大まかな認識しかなかったが,支援にも種類があり,支援先の国によって様々な問題に対応した支援をしていることがわかったので,税金に対して前向きな意識がより高まった。
  • 日本は今まで恵まれていると思っていたが,今回の講義で他の国と比べることで,それがより一層感じられた。また,発展している私たちは積極的に開発途上国の支援をしなければいけないなと強く思った。
  • 私たちが払っている税金がODAの場面で活用されているのはとても嬉しいことだと感じた。
  • 先進国である日本は,支援する側の立場だけだと思っていたが,東日本大震災の時は,開発途上国の国々からも支援をしてもらっていたことは初めて知った。国レベルでも助け合いの精神があるのだと思い,感動した。
  • 講義の最後に,なぜODAを行うのかを考える時間があり,ODAの意味という簡単なことではなく,ODAの意義まで学ぶことができた。
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