ODA(政府開発援助)
第319回ODA出前講座 開催報告
龍谷大学深草学舎
平成28年2月18日
2015年12月2日(水曜日),龍谷大学深草学舎に国際協力局国別開発協力第三課の垂井俊治課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校国際文化学部2~4回生150名を対象に「日本のODA サブサハラ・アフリカを対象に」というテーマで講義を行いました。
講義概要:日本のODA サブサハラ・アフリカを対象に


参加者からの感想(抜粋)
- 日本がアフリカにどのような支援をどういった理由で行っているのか知ることができた。途上国の人々が自分たちの力で貧困から脱出出来るように,その人たちの能力や生活水準を高めるという特徴が日本の支援にはあり,支援する側とされる側はパートナーであるという考え方がとてもいいと感じた。
- 「開発協力」には無償資金協力・技術協力・有償資金協力と,様々な形態があると知った。また,以前支援したアジアが,現在経済発展しているという事実を知り,成果が出ていると実感した。
- 講義を聞いて「持続可能な開発」とは具体的にどういうことかわかり,ODAに対して見方が変わった。また,民間企業と協力しているということで,将来自分も関わる可能性があると知り,(ODAを)より身近に感じた。
- ODAの歴史や,過去と現在の活動が学べて良かった。実際に外務省で働いている人の説明はわかりやすかった。また,支援額がピーク時と比べて現在は半減しているという事実に驚いた。日本国内も厳しい状況だが,支援も必要であると感じた。
- 自分が今まで想像していたよりもODAの規模は大きく,その実績も素晴らしかった。我々国民は知らないところ(税金を払うなど)でODAに関わっている事はもっと認知されるべきだと思った。
- これからの経済市場はアフリカの国々が鍵になると知った。今後関わりがあれば,アフリカに目を向けていきたい。また,日本のODAは世界から高い信頼を得ている事を誇りに思った。そのため,ODAの予算が減っていることを残念に思った。
- 金銭的な援助だけではなく,ボランティア派遣等も行っていて,国際社会の貢献につながっていると知った。