ODA(政府開発援助)

平成27年11月9日

 2015年10月1日(木曜日),滋賀県立国際情報高等学校に国際協力局国別開発協力第一課の本田真一事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の1年生240名を対象に「ODA・国際協力とは」というテーマで講義を行いました。

講義概要:ODA・国際協力とは

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参加者からの感想(抜粋)

  • 日本と世界に対する視野が広くなった。他国への援助にも,色々な形があると知った。外務省職員の話を聞くことが普段できないので,とても自分のためになった。
  • ガーナと日本の違いを学んだ。ガーナには医者がいないため,ケガをしたら治すことが出来ず,そのまま生活し続けるのが一般的であると聞き,驚いた。それに比べたら日本はとても設備等が整っていると思った。
  • 日本が他国に対して実施している援助の形を知り,ただ単にお金をあげるだけではなく,技術協力のような援助の方法もあると知った。お互い助け合い,より良い友好関係を他国と築くことができればいいと思う。
  • 海外で人々の役にたてる仕事にとても興味を持った。実際に現地で生活をするからこそ,その国のことをよく理解することができると思った。自分のイメージでその国のことを見てしまうのは間違っていると感じた。
  • ただ単に手伝うのではなく,技術を教えて,援助先を自立させるやり方はとても良いと思った。また,ODAというのはただの無償ボランティアではないと知った。日本では当たり前のことが,国によっては難しいことになると知り,そういった国でもいつか日本と同じような生活がおくれるようになればいいなと思う。
  • 実体験などを含め,ODAについて普段聞けないことが聞けた。今回の講義でアフリカに対するイメージが変わった。
  • 今まで抱いていたアフリカのイメージが変わった。青年海外協力隊に興味が沸いた。
  • 「ODA」がいかに大切かわかった。自分でもっと詳しく調べてみようと思う。
  • 貴重な話が多くて,考えさせられる場面がたくさんあった。特に印象に残っているのは「ケガをしたらどうするべきか」という問いに対して,「ケガをすれば病院に行けばいい」という考えが通用しない国があるということだった。他国では出来ることが限られていて,まともに診断を受けることができない国もあると知った。また,平均寿命が40~50歳と聞き,とても信じられなかった。
  • 「途上国への援助」と聞き,私が想像していたのは技術者を無償で派遣し,援助を行うというものだった。しかし,援助にも様々な種類があることを初めて知り,「途上国=貧しい」というイメージが間違っていると気づいた。将来,このような分野の仕事に携わりたいため,非常に意義のある講義だった。
  • 今自分にできることは語学力をつけること,世界のニュースを知ること,自分の生活と外国の関係を理解し,異文化を知ることが大切だと感じた。また,「とりあえず募金しておけばいい」と思うのをやめようと思った。
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