ODA(政府開発援助)
第303回ODA出前講座 開催報告
早稲田塾・FASID国際開発プログラム
平成27年8月21日
2015年7月29日(水曜日),早稲田塾・FASID国際開発プログラムの受講生(高校生)等28名が外務省を来訪し,国際協力局国際協力局政策課の吉野裕美子課長補佐が「日本の開発協力について」をテーマに講義を行いました。
講義概要:日本の開発協力について

参加者からの感想(抜粋)
- 今までODAについて少し学んできて,もっと学びたいと思っていたのですが,具体的なお話はお聞きしたことがありませんでした。今日,実際に途上国に行った経験のある吉野さんからお話をお聞きして,日本政府が途上国に対するどのような関わり方をしているのかよくわかりました。
- 日本のODAの良さについて知れて,もっと周りの友達,家族,日本国民に,ODAについて興味を持ってもらうことの必要性を強く感じました。また,各国のODAの長所,短所について調べてみたいと思いました。
- 外務省のことから,ODA,講義をしてくれた方の経験,政府がどのようにしていくかなど理解が深まることばかりで,更に国際協力をしたいと思いました。私は児童労働やフェアトレードに興味があるので,フェアトレードJAPANの取組についても詳しく調べたいと思いました。
- 日本国ODAタスクフォークにとても関心を持ちました。途上国の良さであるコミュニティーを活かしながらも,相手の意見を聞き,質の高い援助をできるというのはとても良いシステムだと思いました。物だけでなく,普遍的価値の援助にも興味を持ちました。
- 開発協力大綱など,外務省を訪れなければ存在も知らなかったような政策について,身近に接しておられる方からお話をうかがえたことは貴重な体験でした。
- 発展途上国と開発途上国は常に相互依存の関係にあり,そのため,援助することはとても大切なことだと改めて感じた。
- 改めてODAの大切さを感じた。私達は,もっと様々な場を通してODAの意義を伝えていきたい。また,吉野さんの「その時に興味のあることをやる」という言葉に感銘を受けました。