ODA(政府開発援助)

平成31年1月10日

 2018年11月21日,千葉県君津市立周西南中学校で,国際協力局国別開発協力第二課の村上主査を講師として,ODA出前講座を実施しました。今回は,同校の全校生徒およそ300名を対象に「日本の国際協力」をテーマに講義を行いました。

(写真1)国際協力局国別開発協力第二課の村上主査を講師として講義を行いました
(写真2)「日本の国際協力」というテーマで講義を行いました

参加者からの感想(抜粋)

  • 今日の講義では,講師がスペイン語で挨拶をしたのが印象に残った。南米ではブラジル以外でスペイン語が話されていることを知った。今はほかの国の言葉を全然知らないけれど,講義を聴いて,いろいろな言葉を学んで,いろいろな国を助けたいと思った。
  • 私は「世界」という言葉に,きらきらした印象を持っていたが,世界にはまだ開発途上国が数多くあるということに,一番驚いた。十分な食べ物や水などが得られず,苦しんでいる人々がいるなんて,今までの自分の人生ではとても考えられず,いかに恵まれているかわかった。
  • 一番印象深かったのが,カンボジアでの日本による支援について。日本の政府によってカンボジアに橋が建設され,現地の人々の移動や物の配送の時間を5時間から5分に短縮できたという,驚くべきものだった。私はこの活動の意義と必要性について理解することができた。
  • 今日の講義の中で,発展している国が開発途上国を援助し,その国がまたほかの開発途上国を援助するという流れが世界中につながることが理想と聞き,とてもすばらしいことだと思った。
  • 日本には石油や食料などの資源が少なく,他国から輸入しないと生活が成り立たない状況なので,他国に頼ってばかりではなく,何かこちら側からできることを1つでも探して互いに助け合っていければと思った。
  • 「なぜ日本のお金を日本ではなく他国のために使うのだろう」と思っていたが,戦後の日本が現在の状況になったのは,たくさんの国々の助けのおかげだと知ってはっとした。
  • 今まで戦後の日本が援助されていたことを知らず,そのことがあったからこそ今の日本があるのだというありがたみを感じた。これからはエコキャップや募金などに積極的に参加して,少しでも世界が豊かになって平和な世の中につながったらいいなと思った。
  • だんだんと支援する側の国が増えていき,開発途上国と呼ばれる国がなくなる日が来るといいなと思う。そのために募金をしたりボランティア活動をしたり,君津市内の中学校で行われたランドセルを寄付するプロジェクトなどに参加したり,私たちにできることで少しずつ協力したい。
  • 「東日本大震災」の被災地にさまざまな物資を送ってくださった国々には本当に感謝すべきだと思った。援助してくれた国も決して豊かな国とはいえないのに,恩返しという形で困っている日本に助けの手を差し伸べてくれている優しさは,私たちの生活にも活かしていくべきだと思う。
  • 自分たちができる国際協力があることが分かった。英語に力を入れたり,ボランティア活動に積極的に取り組んだり,身近な生活を将来に活かすことが大切だと思った。
  • 青年海外協力隊には,医者や看護師,小学校の先生など,いろいろな専門を持った人が参加していると聞き,私も将来自分のできることを活かして誰かの役に立ちたいと思った。そして,そのために今できることをして,もっと勉強に励もうと思った。
  • 事前に配布された「鷹の爪団の 行け!ODAマン」というマンガで,ODAのことを楽しく,面白く学ぶことができた。
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