ODA(政府開発援助)
第387回ODA出前講座 開催報告
福山市立大学
平成30年1月26日
2017年12月19日(火曜日),国際協力局政策課の西ヶ廣課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同大学の都市経営学部都市経営学科2~4年生130名を対象に「日本の開発協力について」というテーマで講義を行いました。
講義概要:日本の開発協力について


参加者からの感想(抜粋)
- 全体を通して援助をするということは相手ばかりではなく自分にも返ってくるという点が印象的であった。
- 日本は軍や軍事力ということに非常に敏感なので,軍関係者に援助が渡っていないかのチェックは大変だと感じた。
- 配布資料を読み講師の方のお話を聞いて,ODAだけでなく国際協力は「持ちつ持たれつ」だと思った。
- 東海道新幹線は,世界が戦後日本に支援してくれて完成にこぎつけたということを初めて知って驚いた。
- ODAと聞くと,とても慈善的なイメージがあったが,結局,まわりまわって自国の利益を考えてのことであることが分かった。
- 本省でのお仕事,大使館でのお仕事だけでなく,我々大学生にODAについて伝えていただくこともお仕事の一つなのかと考えた。ありがとうございました。
- 無償資金協力よりも有償資金協力のほうが,支援する側,される側双方に経済上の緊張感・責任感が得られ,また大きなインフラ事業もできるので魅力的だと感じた。
- 文化や制度がまったく違うなかで支援を行うのは大変だと思った。
- 開発途上国のなかでも支援するべきか悩む国もあるが,支援しない限り,その国が発展することはないため支援するという話が印象的だった。