ODA(政府開発援助)
第362回ODA出前講座 開催報告
杏林大学総合政策学部
平成29年8月3日
2017年6月26日(月曜日),国際協力局事業管理室の古谷課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校の学生100名を対象に「日本の国際協力」というテーマで講義を行いました。
講義概要:日本の国際協力

参加者からの感想(抜粋)
- 日本の国益を最大化するために安全保障,政治,経済,文化のみならず,国際協力により他国と協力し,日本の国益を追求していると知った。
- 実際にODAの活動を行っている方の話を聞いて,少し身近に感じることが出来た。学生のうちでも国際社会に貢献できることがあると知って,私も出来ることから始めたいと思った。
- ODAは慈善事業だと思っていたが,そうではなく,ODAを通じて日本の経済力アップにつながる事が分かった。国際協力をすることは日本にとってもメリットがあるので,積極的に行っていくべきだと思う。若い世代はもっとODAで日本がどのようなことを行っているのか関心を持つべきだと思った。
- 世界の貧富の差にいつも驚かされる。栄養不良で死んでしまうなど,日本では考えられないことだ。病気やケガもよっぽどのことでなければ治る。しかしながら,それらが当たり前でない国も沢山ある。そのような国をできる限り支援するべきだと思った。
- 先進国が進んで支援する事により,開発途上国の人々が安定した暮らしができ,国どうし協力することにより平和が生まれる。逆に日本が震災などの災害で困ったときに助けてもらえるような関係になれたらいいと思う。
- 日本ならではの,日本にしか出来ない技術を発展途上国へ輸出し,逆に日本には少ない資源を輸入するという,win-winな関係になる素晴らしい事だと思った。円借款,技術協力,無償資金協力など,様々な取組があることを知った。